
今日、私の通っている手話サークルの仲間と
手話指導ボランティアのお手伝いをしてきました。
この犬は、その時に知合いの方が連れて来た
聴導犬のマッシュです。
私の住む市内では唯一の聴導犬です。
2001年に施行された「身体障がい者補助犬法」により
認定されている『補助犬』です。
『補助犬』にはほかに
盲導犬と
介助犬がいます。
※聴導犬=耳の不自由な人を手助けする犬(日本全国で19頭)
※盲導犬=目の不自由な人を手助けする犬(日本全国で約1000頭)
※介助犬=体に障がいのある人を手助けする犬(日本全国で約50頭)
盲導犬は仕事中、ハーネスをつけていますよね。
聴導犬は下の写真のようなオレンジ色のケープを着ています。
介助犬も同じ様なケープを着ています。
聴導犬の仕事は、家の中ではチャイムの音、ファクシミリ受信音、
電子レンジの音、火にかけたやかんの湯が沸騰した音、
キッチンタイマーの音…などを基本的にはパートナーの体に前足で触れて知らせます。
外では、歩道歩行中に後ろから来た自転車の音、
銀行などで窓口で呼ばれたパートナーの名前にも反応し体に触れ伝えます。
盲導犬もそうですが、補助犬や介助犬も訓練した犬のすべてが
それらの補助犬になれるとは限りません。
性格などで向かない場合もあります。
また、どのような音がパートナーにとって必要なのか
生活や環境によって違うのでピッタリのパートナーを見つける事も
とても難しい事のようです。
介助犬の訓練はとても大変ですが、少しずつでも増えていけばいいな…と思います。
その為にはまず知る事。
聴導犬(介助犬)という人の手助けをする犬がいるという事を知るだけでも
人の意識は違って来ると思います。
最後に…
盲導犬ならハーネス、聴導犬や補助犬ならケープをつけている時、
彼らは
仕事中です。
犬が可愛くて、犬が好きな人はつい撫でたり声をかけたくなると思います。
でも、グッと我慢して下さい。
屋外ではその「つい」がパートナーを危険にさらしてしまう事になるかもしれません。
一生懸命仕事をしている彼らを仕事に集中させてあげて下さい。
よろしくお願いしますm(_ _)m
※私も聴導犬はじめ介助犬についてまだまだ勉強中の身です。
説明不足等がございましたらご了承下さいm(_ _)m
聴導犬についてもっと詳しく知りたい方は
聴導犬普及協会のHPをご覧になってみて下さい。
Posted at 2010/08/30 14:15:17 |
トラックバック(0) |
その他 | 日記