日本三大美人の湯 湯の川温泉の少し変わった宿
松江自動車道が開通したこともあり、平成25年11月30日から一泊2日で出雲市方面に出かけてみました。途中、松江自動車道の高野の辺りは一面の雪(道路上には雪はありません。)で、スタッドレスが役に立ちました。
島根と言えば温泉ですが、今回は日本三大美人の湯である湯の川温泉の入り口にある旅館「松園」に泊まってみました。この旅館は、温泉に加えて、高床式の茅葺き古代建築と古代料理が有名です。
せっかくなので高床式の離れに泊まり、古代食料理をいただきました。
温泉は、屋外ですが、離れのすぐ近くの茅葺き建物の中に二つの浴槽(健の湯、勾玉の湯)があり、離れの客だけが利用できる貸し切り方式となっています。少し熱めのお湯ですが、掛け流しのアルカリ性単純泉のお湯にまさに入り放題で堪能できました。とくに、勾玉の湯の方は、湯船のデザインが秀逸で、風呂だけにでも入りたい感じです。
高床式の古代建築は、太く頑丈そうな構造材と高い天井で圧倒されました。ログハウスでも味わえない重厚な作りです。それでいて、開口も十分です。ただ、線路が近く、夜中も電車の走行音が響くので、この点が非常に残念です。
古代食は、今までに味わったことのない食材と素朴な味で楽しめますが、山陰の冬は蟹などうまい食材が多いだけに、舌の肥えた現代人にとっては多少物足りないかもしれません。
写真の右が「松園」の本館で、左が高床式古代建築の離れです。本館は、外観には手が加えられていませんが、中はまったくリニューアルされています。
http://www.hikyou.jp/simane/yunokawa/shouen.html
住所: 島根県出雲市斐川町学頭1683-5
電話 : 0853-72-0024
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