Key's マッタリ系のブログ一覧

非常に個人的な考えで述べているので、ご気分を害される方も

いらっしゃると思いますが、その場合はスルーでお願いします。


昨日、自転車で休日出勤して仕事をしていると

店長からお年寄りの方からこんなクレームの電話があったと言われました。

「店員が乾電池のパック（おそらく単三８本パック）を一個倉庫に持って行き、

ずっと出てこなかった。それを自分用に買うのはおかしい。

きちんとお店に出して販売するのはズルイ」と・・・

確認をすると、クレームの商品をチェックするためにモニター電池を売場に

取りに行ったのですが、盗まれていてなかったので売場より持って行ったそうです。


事情を聴いているうちに、だんだん悲しくなってきました。

私のような小売業の販売員は、通常勤務　10：00～20：00まで外出できません

そして、場所も駅より離れているので往復５０キロ超の勤務なので、車通勤です。

私の部下になるパートさんも同じような勤務体系。

この時点で、普通の主婦の方や仕事をされていない高齢の方と買い物に行く

チャンスが減ります。

どうしてか

それは、午前中にほとんど入荷された商品は買い占められているからです。

勤務を終えた夕方以降に買いに行けば、何もないゴンドラをただ眺めるしかないのです。

共働きのカミさんも嘆いておりました。

パートさんも「育ち盛りがいるので、スーパーに行っても買い占められて何もない」

「家にカセットコンロがあるのにボンベが買えない・・・お客様普通に買っていけるのに

私は買えずに歯がゆい思いをしている」と言っていました。

ガソリンもまさにそれ。
　
火曜日はどうしても出かける用事があったので、関越道に乗ってSA巡りをして

群馬付近までいきましたが、「売り切れ」の悲しい文字の張り紙がされているだけでした。

結局、火曜日の用事はキャンセルしました。


私の中での結論は「時間がある人は、なりふり構わず優先的に買えるということ」

私のように暗闇の夜道を走行するのに、乾電池のストックが必要な人は

販売員であると買うことが許されないということです。


私のお店でも、皆ここ一週間お客様優先として販売してきましたが

店員も家の備蓄が乏しくなってきているのも事実なのです。

小売業やサービス業の販売員も人間なのです、生活しなければいけないのです。

そのことを少しでもご理解いただきたいと思います。