フロントフォークオーバーホール

嫁いで来たときはから気になってた、ダストシールのひび割れ。
ちょうどいい気候になってきたので、気合い入れてやります。

まずはフロントフォーク外してが、インナーパイプの錆び防止目的か、ラッピングされてて抜けず。ラッピング剥がしから。地味に面倒臭いし、糊取りとか時間掛かるんよね。

今回準備したシール等、消耗品。
バイク屋さんのおすすめは全て揃えたので、躊躇せず交換です。銅ワッシャーやOリングは使い回しでも良さそうですが、何か有ると作業止まるので。

トップキャップを緩めます。
ちょっとだけ飛び出ます。これ以上出ませんが、最初は強さも分からないのでドキドキしますね。この後、キャップを外しオイル排出。片方水が入ったのかオイルの色は変でインナーが少しサビてた。

ボトムのボルト抜いて、インナーパイプを持ってアウターパイプを数回落とすようにするとオイルシールが抜けて写真のようにバラバラ。初日はこのあと清掃まで。

翌日、交換部品を取付、インナーパイプを挿入。ブッシュガイドがなかなか入りませんでした。ボトムのボルトを締めます。この後、オイル入れるのでしっかり締めます。私はネジロック塗るの忘れた。多分漏らさないので大丈夫です。

先人さん達の知恵を拝借しつつアレンジ。排水用塩ビ40Aのソケットと水道用40A VPソケットを使いました。VPの方が長さ有るし肉厚いので強いです。外径が大きいのでアウターチューブの中には入らないので、オイルシール打ちにはVUのソケットがピッタリです。職業柄、専門用語ですみません。

シールストッパーを嵌めて、フォークオイル580cc位を投入。ダンパーをジュボジュボして、しっかりオイルを行き渡らせた。ちょっと休憩。

油面130mmでセット。規定は132mmらしい。アストロで専用工具買ったら、パイプに目盛りが有りました。老眼で気付かず差し金で測ったあとに気付いたよ。これは便利ね。多分もう使う事なさそ（笑）

ダンパーロッドにトップキャップ付けたら14のスパナ突っ込んで締付け。この後、キャップとインナーパイプを固定したら完成。この後、ダストシールをVPソケットを使ってセットしました。

今回取替えた部品とフォークオイル 1Lx2本
本目殆ど余り。指定数量581cc、レベル132mm。130mmで調整したら15cc位抜けました。
塩ビパイプかシール打ちとボトムのボルト外しに6角レンチのソケット、長さ50mmより長い物。作業性が違います。
2日使ったので8~10時間位かな。休憩もしてるし。余計なラッピング剥がしとかも含んでます。で、乗り心地は良くなりました！
フォークの突き出し量も増やしてキャスター立てたので、変な切れ込みも少し解消したみたい。次やるより引退が先だろうからもうやる事ないやろね（笑）