国道349号線の廃道区間を探索しよう 
[21枚]写真一覧
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 既に人を拒んでいる。
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 今回訪問しているのは、この○のつけてある区間。
短いながらも地図の上からも、いかにも旧道めいている。
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 国土地理院から拝借した、1975年の空中写真。
丸の部分が廃道区間、黄色い線が現在の国道を適当に書き記した。 349号線が整備され始めたのが1980年代であるので、廃道化は同時期と推測される。
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 左脇から失礼。
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 冬の時期でもそこそこ荒れている。
2月半ばだが、定期的に雪も振っているらしい。 関係ないが、86はスタッドレスを履かずに2015年度の冬を乗り切ってしまった…。
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 うっすら～と見える「地面に凹凸有！」の標識。
既に柱はポッキーのように茶色い。
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 ガードレールとアスファルトが見える事で、辛うじて道路に見える。
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 先に進むと、竹が倒れている。
左を見ると酷い竹やぶになっていた。 竹やぶに何かある。
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 勾配8.3%の標識が竹やぶに埋もれている。
100mで8.3m上がるor下がるという意味だ。 道路の規格で勾配が規制されており、この急勾配が廃止の原因と思われる。
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 先を見る限り、あまり進みたくないが…。
進もう。
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 急勾配に加えて幅員減少が気持ちよさそうに木陰に。
こりゃ国道としては条件が悪い。 ちなみに「ふくいんげんしょう」と読む。
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 藪をひたすら抜けると、ちょっと開けた。
こんなのばかり見ても退屈だよね。
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 ミラーのないカーブミラー。
廃道では大抵、ミラーが取り外されている。
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 福島県の道路という事を証明する石杭。
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 ふと、左手を見ると廃屋がある。
どうやら、この元国道からアクセス出来るような場所はない。 かといって廃屋のすぐ近くは川になっており、どこからアクセスするのかよく分からない。
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 既に多くが崩落した屋根から中を覗き見る。
作業机のような物が見える。 もともとキャンプや野外研修のような事に使っていたのだろうか。
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 再び、地面に凹凸有り。
これが最後の標識。
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 この先で現道と合流する。
残念ながら、不法投棄されているタイヤ等が散見された。
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 振り返って撮影。
二度と動かす気のなさそうなガードレール。
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 廃道区間を抜け、現道を撮影。奥に86が見える。
廃道区間は急勾配と幅員減少がいっぺんにやってくる上、落石注意の看板も過去にあったようだ。 新道はわざわざ山を掘割したのも頷ける。
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ガードレールによって不法投棄防止処置をとっていると思われる。