2013年06月07日
パワーウィンドを上げ下げするだけでも、
電動ミラーで鏡面調整をするんでも、
エアコン吹き出し口を弄るだけでも、
「これは日本車ではない‥!」と思わせる
我がスプラッシュ(乗り回して2日目)
※外車だぁ!(歓喜)でないことに留意
クルマ好きなら誰でもキメ顔で一度は言うであろう、
「最近の外車って日本車みたいだよね~」という台詞。
「外車はウチではちょっと‥」という、これまたテンプレな
言葉とともに、「外車らしさ」とは何か考えてみる。
「あ、この瞬間が外車だね」リスト
ダメなところ
:右ハンドルなのにウィンカーレバーが右に付いている
:外装の無塗装樹脂のパーツが白くなっちゃう
:快適装備は5年過ぎればことごとくダウン
:ATがクソ(変速プログラム以前にギア比が‥)
:燃料ポンプとかウォーターポンプが逝かれる
:2~3年に一回はヤxセにローダーで自宅まで来てもらう
いいところ
:ドアの開閉音が重い
:直安がいい
:なんかいい香りがする(VW系のシートクッションとか特に)
パッと思いつくところを挙げてみたが‥
良くも悪くも日本へのローカライズが足りていない
結果(だった)じゃなかろうか?
まぁ程度の差こそあれ、今はそういうことが少なくなったわけだ。
機械として真っ当に進化してきた、と。
で、その到達点(現時点で)は日本車みたいな感じだと。
インポーターの要求を設計段階から反映するようになったとか、
VxleoとかBoxchが「カイゼン」運動を行うようになったとか、
日本車メーカーが現地でR&Dやるようになったり、PCの性能が
ここ10年で飛躍的に上がって経験をシミュレーションで補えるように
なった(日本車の出来が外車に近づいた)とか、まぁ色々な
要因が絡み合った結果なんだろうけど‥
不出来が減った「わりに」利点が増えたでもない昨今の外車。
目を引く利点が増えた「のに」不出来が少ない昨今の日本車。
「利点とネガを足して残ったもの=どうにか笑って許せるもの」が、
外車らしさの正体じゃないかなって思うんだ。
二輪でも四輪でもケチなスズキが、日本導入を意図せずに
欧州のソロバンを弾いて作った車両を何となく日本に導入した
スプラッシュは、まぁイイ線行ってると思うよ。
「外車らしさ」って点では。
乗ってて笑いがとまんねーもん。
Posted at 2013/06/07 22:50:54 | |
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考察 | クルマ