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イイね!
2007年01月18日

いすゞ フローリアン 「走る応接間」

いすゞ フローリアン 「走る応接間」 コイツがこの周辺で生息していることは知っていたのですが、いつも神出鬼没でシャッターチャンスに恵まれませんでした。
今日も休憩時間中、トラックの中でタバコ吸いながらぼぉ~っと前の道路を眺めておりました。
すると!目の前にコイツが現れました。
が、しかし。
撮影用意なんぞしているわけでもなく、カメラを構えたときにはもう通り過ぎてました。
でも!!
今日はいつもと違ったんです。
コイツが信号でUターンしてこっちに戻ってきたんです!!

ここで撮影失敗するわけにはいかない・・・。

俺が撮らねば誰が撮るんだ・・・。

激写!!

やった・・・。

ついにやった・・・。

ついに撮ったど~ぉ!!

マジで泣きそうになりました(笑

ではこの車の詳細を・・・。

フローリアン(FLORIAN)は、1967年より、いすゞ自動車より発売された乗用車で、トヨタ自動車のコロナや日産自動車のブルーバードを意識したクラス設定の中型セダンである。

概要
形式名は1600cc車がPA20、1800cc車がPA30。ディーゼルモデルはPAD30。車名の由来はオーストリア皇帝の純白の愛馬の名前。当初の開発コードからショー発表時117サルーンとされたことからもわかるように117クーペとは姉妹車の関係にあたり、両車はシャーシを共有する。また、本車のデザインはイタリアのギア社が担当。

1982年までの長期に渡り、途中2回のフェイスリフトのみで製造が続けられたため、晩年はモデルとしての陳腐化が著しく、末期は、22年間モデルチェンジをしなかったことで有名な、『走るシーラカンス』こと三菱・デボネアともども「ダサイ車」の代名詞とすらなり、社用車、タクシー、教習車といった業務用としての需要がほとんどで、個人用としてはいすゞ関係者しか買わないとすら言われた。そのため、117クーペの倍近い生産台数がありながら現存稼動車は極端に少ないが、存在感のあるデザインの後期角目については、近年になって再評価する声が出てきているのも事実である。15年間の総生産台数は145,836台(うちバン42,625台、いすゞウェブサイトより)。

機構
駆動方式はFR。エンジンやクラス設定についてはいくつかあり、下記を参照のこと。また、各代にはライトバンの設定もある。サスペンションは四輪独立懸架のべレットに対して、本車は前輪がダブルウィッシュボーン、後輪が固定であり、さらにボールナット式ステアリングと操縦性は明らかに後退しているが、シャーシを共有する117クーペが今日でも旧車としては問題ない性能を発揮することからすれば、べレットの方が進みすぎていたといえよう。

歴史

プロトタイプ
117クーペの母体となった117セダンが1966年10月の第13回東京モーターショーに117スポーツ(117クーペのプロトタイプ)とともに出品される。 デザインはジウジアーロが移籍してくる以前の「カロッツェリア・ギア」のフィリッポ・ザビーヌが担当。 丸目4灯のフロントビューとリアランプ類が生産型と大きく異なる。ギアのオリジナルではリアがファストバックであった。

初期異型2灯
1967年11月発表時のオリジナルデザイン。発売当時は当時の他社車種と比較すれば背が高いロングキャビン型の設計で、流麗なラインを持つ居住性に優れたセダンとして、一定の好評で迎えられた。「狼派のベレット・羊派のフローリアン」との宣伝コピーはこの代の話。
べレットGTの1600ccOHVガソリンエンジンをチューンして搭載したが、1969年よりSOHCに変更となる。変速機構はデビュー時3MTであったが、翌年4MTに変更されている。

TS
日産ブルーバードSSSの対抗馬として1969年3月に発表されたフローリアン唯一のホットモデル。TSは「Touring Sports」の略でツインキャブエンジン搭載モデルを区分する。当初はベレットの1600ccOHVガソリンエンジンをチューンせずに搭載したが、直後にSOHCに変更。1970年の中期モデル移行時に全面的に1800ccのPA30に切り替えられ、エンジンは117クーペ用DOHCガソリンエンジンをチューンせずに使用した。PA20のTSは黒ボンネット(オプション)やフロントデザインなどでべレットのイメージを持たせ差別化が計られていたが、1970年のPA30移行時に基本型とスタイルが共通化される。1975年12月に生産終了。

中期丸型4灯
1970年10月にフェイスリフトを受け、全グレードが2連丸型ライト(規格型)を左右に配置するフロントデザインに変更となる。同じ丸型4灯でもTSのマスクとは打って変わり、メリハリの利いた造形となった。
ライトベゼルやグリルを金属のプレス品から大型の樹脂一体成型品へ置き換えて、従来難しかった立体的な造形と部品点数の削減を両立させる手法は、この時代の全メーカーのクルマに見られた。
セダンのリヤコンビランプは横長で立体的なものに変更され、さらに法規に対応させるためアンバーが加わった。生産台数がより少ないライトバンでは新しく金型を起こすことが許されず、リヤランプはそのままで、その下に独立していたバックアップランプの色をアンバーに変更のうえターンシグナルとした。
前後ともに、クルマを大きく見せるためのデザインへと変更されたが、オリジナルのままのボディーラインとのマッチングには違和感があり、初期のイタリアンで上品な雰囲気は失われることに。
1600ccSOHCガソリンのPA20、1800ccディーゼルのPAD20の他、パワーアップ版の1800ccSOHCガソリンエンジン車であるPA30が加わる。他社がモデルチェンジを繰り返す中、手直しで済ませたこの代以降、販売では苦戦が続き、法人需要に頼るのみで先細り状態となる。1973年11月にPA20の生産が終了。
また、ワスプに替わり生産されることになったピックアップトラックであるファスター/シボレー・LUVも、ベースとなるコンポーネンツがフローリアン以外に無かったため、ボディーパネルにいたるまで部品の多くを共有した。


後期角型4灯(画像のはコレ)
1977年11月より1982年10月の生産中止までの末期のフロントデザイン。正面を角ばらせ、当時の流行にあわせて角型2連ライトを左右に配し、メッキグリルを立てたデザインに変更。その結果、雰囲気は一変し、イギリス車のような威圧感のある風貌に変貌、「プアマンズ・ロールス」と巷間で呼ばれることとなる。また、この代よりC190型1951ccディーゼルエンジン搭載モデルが設定され、QOS(クイック・オン・システム)という予熱時間がほとんど要らないシステムとあわせ、オイルショック以降の省エネルギームードのなか、一定の注目を受けた。また、1980年よりディーゼルのみATもラインナップされた。


後継車
1983年2月に発売されたアスカが後継車となっている。
ブログ一覧 | 旧車烈伝 | クルマ
Posted at 2007/01/18 20:47:45

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この記事へのコメント

2007年1月18日 22:49
フローリアン、キター!!
最後までとことん地味なクルマでしたね。
117クーペは華がありましたが、コイツはどちらかというとやっぱり地味な印象が…。
姉妹車でもこうも違うという例ではないでしょうか?

後継車のアスカもマイナー路線を突っ走ってましたし…(笑)
コメントへの返答
2007年1月18日 23:16
話には聞いたことありましたが、実物を見るのは初めてのような気がします。(今まで見てても気にならなかったのかも?)

確かに117クーペと比べると強烈に地味ですが、その地味さもいすゞっぽくっていいですよね♪
ロングキャビンなんてトヨタ・プロナードよりも全然先輩でして、いすゞのデザイン力の高さを思い知らされます(?)
仰るとおり、アスカも(ど)マイナーでしたよね。
2007年1月18日 22:54
Uターンしてきた点に、何かを感じますねw
コメントへの返答
2007年1月18日 23:11
惹かれあう運命だったのか・・・。

それとも「隠れウルトラザウルス改ファン」なのか・・・(汗

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