
今回で2度目の登場となる、ホンダZです。
前回登場のは
コチラ
ホンダ・Z
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ・Z (Honda Z) とは、本田技研工業が生産していた軽自動車である。
概要
初代は1970年代に生産していたスペシャリティタイプの軽自動車(Z360)。デザインは日本人が行ったものであり、360ccでクーペスタイルを目指したものである。そのため後座席は子供が乗れる位のスペースしかなかった。しかし当時のホンダ車に共通する飛行機風の計器類のデザインは印象的である。また4速と5速ではシフトパターンに違いがある。デザイン段階で後方までルーフを伸ばしたため、後部を斜めにカットしグラスハッチを持ち、その黒くて太い枠から「水中メガネ」の愛称で親しまれた。
初代(Z360)(1970年-1974年)
写真はZ600クーペ(海外版)1970年10月20日、初代Zを発売。N360と基本的に共通の空冷SOHC二気筒360ccエンジン(36ps/31ps)を搭載。発売当初の価格は「Z ACT」が埼玉県狭山工場渡し現金価格で34万8000円。GS(5速ミッション、前輪ディスクブレーキ搭載)は後日発売となる
1971年12月1日、マイナーチェンジ。先にライフに採用されていた水冷SOHC360ccエンジン(36ps)を搭載することになった(ダイナミックシリーズ)。またフロアユニットをNIIIからライフへと変更したのに伴いホイールベースが80mm延長されている。
そして前輪ディスクブレーキを採用している。(36psのみ)当時としては珍しかった。また、5MTも設定された。
1972年1月に「ゴールデンシリーズ」が発売。こちらはエンジンの出力が31psとなっている。
1972年11月にはBピラーが廃止されハードトップスタイルとなった。またエンジンも36馬力仕様のみとなり後方も分割バンパーとなる。しかし排ガス規制とオイルショックの影響もあって1974年に初代Zはライフと共に生産中止となった。
N360同様、空冷エンジンのN600の機関部分を乗せて「Z600」として海外で販売した。360との違いは機関、大型バンパー、ミラー等であった。
特撮ロボットヒーローもの『ジャンボーグA』(1973年、円谷プロ)に登場する巨大ロボット・ジャンボーグ9の変形前の姿として特撮ファンにはお馴染みの車である。
ホンダZといえば、やはりジャンボーグ9のコックピットとなる
「ジャンカー」ですよ♪
今回は車の説明だけではなく、ジャンボーグ9の説明を・・・(汗
読みたい人だけ↓↓↓↓にGO!
ジャンボーグA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
『ジャンボーグA』(ジャンボーグエース)は、円谷プロダクションが製作し、1973年(昭和48年)1月17日から同年12月29日まで、毎日放送発・NETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて毎週水曜日19:30-20:00(37話まで)、毎週土曜日19:00-19:30(38話から)が全50話が放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大変形ロボットの名。
ストーリー
地球から遥か15光年離れたグロース星から、グロース星人が巨大怪獣による地球侵略を開始した。グロース星人に兄を殺された民間航空のパイロット・立花ナオキは、宇宙全体の平和を願う地球の兄弟星・エメラルド星人から、地球を守るための巨大ロボット、ジャンボーグAを贈られる。ナオキは愛機のセスナから変形するジャンボーグAを駆り、兄が隊長を務めていた地球パトロール隊PATとともに、グロース星人と戦う。
第27話からは、軽自動車(ホンダ・Z)から変形する2号ロボ・ジャンボーグ9(ナイン)も登場、ナオキがAと9を状況に応じて使い分ける事となった。(でもタイトルはジャンボーグAのまま・・・)
概要
本作品は、『ファイヤーマン』『ウルトラマンタロウ』と並び、円谷プロ創立10周年記念番組として「単純明快なヒーローアクション」を目標に製作された経緯をもつ。また、タイでも放映され人気を博し、『ジャンボーグA&ジャイアント』というオリジナルの劇場映画も製作、上映された。
企画はそれ以前から存在したと思われ、1970年頃に小学館の学習雑誌(「小学一年生」など)に「ジャンボーx」が、その後、設定が変わった「ジャンボーグA」名の漫画が掲載されている。その中では「ジャンボーグA」では操縦しているのは少年であったが、デザイン自体は後の放映版に近いものになっている。
ジャンボーグA及び9は、操縦者がいるため明らかに「ロボット」であるが、劇中では「サイボーグ」と呼称され、その名前もジャンボ+サイボーグから由来する。実際に着ぐるみ自体がウルトラマンなどのものに近いため、あまりロボット然とした印象はないのだが、一方で主人公のナオキがAおよび9(さらに元であるセスナ機と車)を自らの命と同等に考えており、また友情をもって接する描写も数多く見られ、単なる機械としては扱っていない事を視聴者にも訴えている点は興味深いものがある。
その一方で、ウルトラマンとの差別化を図るため、ジャンボーグA及び9のデザインについては、元がセスナと車という設定もあり、番組制作当時の工業デザインなどが参考にされたと言われており、実際、顔や胴体などの随所にウルトラマンとはかなり異なる意匠を持つ事となった。特にジャンボーグ9の顔やカラーリングなどのデザインは、歴代の円谷ヒーローのそれと比較しても極めて特徴的で、むしろ当時の石森章太郎の描くヒーローのデザインに近い要素も取り込んでいる。
また、製作局が当時「仮面ライダー」も製作していた毎日放送であったためか、敵側レギュラーとなる戦闘隊長の登場とその交代劇、音楽担当に菊池俊輔を起用(因みに、同氏が初めて担当した円谷作品である)した事など、影響を受けたと思われる点が見られる。
第32話から『ミラーマン』に登場した防衛隊であるSGMが戦闘機ジャンボフェニックスとともに参加し、また、その回よりSGMの村上チーフがPATの隊長に就任しており、実質世界観が繋がっている描写が成されている。またミラーマンの主演・石田信之もミラーマン=鏡京太郎としてではないが、第12・13話に岸京一郎として登場している。
登場ヒーロー
ジャンボーグA
エメラルド星人が造った宇宙サイボーグ。身長40メートル、体重3万トン、飛行速度マッハ11。地球をグロース星人から守るため、立花ナオキに託される。
普段はナオキの乗るセスナ(劇中では「ジャンセスナ」と呼ばれる)の姿だが、ナオキの「ジャンファイト」の掛け声でセスナから変形する。ジャンボーグAの操縦席は左眼の奥にあり(右目と思われがちだが、劇中、ジャンボーグAの顔のアップから操縦席内のアップが映される際は必ず左目からである)、そこに立ったナオキの身体の動きを制御ワイヤーによって忠実にトレースする。地球上では勿論、宇宙空間を飛ぶことも可能。弱点は背中のあたりに内蔵されている燃料タンクで、ここを敵に狙われたこともある。また非常時(燃料切れで動けない時など)には、足の裏にあるハッチから脱出が可能である他、作戦行動上、緊急を要する時はジャンボーグAのコックピットからジャンボーグ9のコクピットに直接移動することや、飛来してきたジャンボーグAが直接ナオキをコクピットに収容することも可能である。
第6話において(「ジャンセスナ」が)売られて一時は人手に渡ってしまった事がある。
第27話でマッドゴーネが操るジャンキラーの攻撃を受けて大きな損傷を受け、一度は再起不能に陥るが、エメラルド星人の力とナオキの懸命な修理によって蘇る。
必殺技・武器
ビームエメラルド
額から放つ、文字通りエメラルド色の破壊光線。最も使用頻度の高い光線で、数多くの怪獣を葬った。
ヘッディングキラー
エメラルド合金でできた頭部のジャンカッターを発光させ、飛行しながら(またはジャンプしてダイビングしながら)敵の頭部めがけて突っ込む荒技。ビームエメラルドと並んで、ジャンボーグAを象徴する必殺技。
ハンティングフラッシャー
手から放つ光線。両耳のジャンシーバーに両手を当ててから放つ手裏剣状光弾、両手を耳に当てずに放つ手裏剣状光弾、両手を合わせて放つ光線、右手先にエネルギーを集中させて放つカッター状光弾、後期に使用されたやや大型の光弾と、数パターンのスタイルがある。主に牽制技として使われるが、カッター状光弾はデッドファイヤーを倒した。
ゴールデンレザー
手から放つ光線で、ビームエメラルドやハンティングフラッシャーよりも強力。キングテットゴンにダメージを与えた、拳にエネルギーを集めてパンチを繰り出すタイプ、ストーンキングとエアドルメンを倒した、両手を前方に伸ばして放つ光弾、キングビートルを倒した、両手を前方に伸ばして放つ光線の3タイプがある。光弾タイプは別名「ハンディングサンフラッシャー」。
必殺・風車(ウィンドミル)
空中で高速回転し、虹色の円を描きつつ光線を放つ技。グラスキングにダメージを与えた。2回目の使用時から、回転しながら体当たりして敵を切断する必殺技に変わった。
ジャンサーベル
腹部のシャッター(ジャンポケット)を開けて取り出す、赤色の剣。投げて使用することもある。
デッドナイフ
ジャンポケットを開けて取り出す、サイによく似た2本の武器。投げて使用する。
ジャンキャノン
ジャンポケットに内蔵されている2門のキャノン砲。7話で使用したジャンレザー、ゴールドドラゴンに使用したジャンミサイル、マッドサタンを枯らせた枯葉剤を発射する。
フライングキック
空中からのキック。1話、7話で使用。
ジャンシャワー
指先から消火液を噴射する。3話で炎上しているジェットコンドルを消火した。
ジャンフラッシュ
11話で処刑台から脱出するために使用されたフラッシュ光線。胸の中心部が光り、後方にある処刑台を爆破した。ナオキのジャンスーツベルトの横にあるスイッチを押すと発動する。
バックルレザー
ベルトのエネルギーランプから放つ光線。大量のエネルギーを使用する。ドクロスキングを倒した。劇中では「レザー」と呼称されている。
アイフラッシャー
目から放つ熱光線。フリーザーキラーのフリーザー光線で凍りついたファイティングスターやカインの氷を溶かした。
ハンディングスライサー
手裏剣状の青い連続光弾。ハンティングフラッシャーの変則技と思われる。フリーザーキラーに使用したが、あまり効果が無かった。
エメラルドハリケーン
物体に乗り移った宇宙人を分離させる渦巻き光線。ダンプコングからグロース星人を分離させて元のダンプカーに戻した。
サンフラッシャー
太陽エネルギーを拡散放射する熱光線。ノンビリゴンにダメージを与えた。
スクリューハリケーン
ジャンプして体を回転させ、両手から放つ渦巻状光線。必殺風車の変則技と思われる。2発でオネストキングを倒した。
テレポート光線
目から放つ光線でナオキを操縦席に転送する。
ジャンボーグ9
エメラルド星人によって贈られた2号機。身長50メートル、体重5万トン、走行速度マッハ1、100万馬力。ナオキが義姉から借金をして買った軽自動車(劇中では「ジャンカーZ」と呼称)から変形し、変身の掛け声は「ジャン・ファイト・ツー・ダッシュ」。)。9登場後のナオキは、Aと9を相手に合わせて使用している。
腕力と装甲はジャンボーグAを上回るため、Aでさえ手こずった敵怪獣にも対抗できる戦力となったが、自動車がベースだったためか、空を飛ぶことができなかった。その代わりに、地上をマッハで走ることが可能。
操縦方法も身体動作をトレースするものではなく、車の機能を生かしてハンドルと両足のペダルで手動操作を行うものであった。マニュアルシフトも生かされており、ギアチェンジを行うことにより9の前進速度なども変化する。なお戦闘時にはブレーキ音に似た駆動音がする。
必殺技・武器
ブーメランカッター
頭部に付いているクロスカッターを敵に投げつける必殺技。敵の周囲を飛行して敵を爆破するタイプと、切断するタイプの2種類がある。
ゴールデンレザー
目から放つ金色の破壊光線。ジャンボーグAを倒した強敵ジャンキラーを倒した。
ハンディングフラッシャー
両手を前方へ突き出して放つ破壊光線。アルマジゴン、マッドゴーネにダメージを与えた他、デスムーン、スケルトンを倒した。
ミラクルフラッシャー
ハンディングフラッシャーの強化版。両手を腰に当ててから前方へ突き出して放つ破壊光線。数回使用されたが、結局決め技になった相手はいない、31話では、ブーメランカッターにこれを当てて強化する戦法でアルマジゴンを倒した。
スワニービーム
口から放つ破壊光線。繋ぎ技として使用する。31話では「ミラクルフラッシャー」と呼ばれていた。
ダイナマイトパワー
エネルギーを身にまとい、敵に体当たりする最強技。大量のエネルギーを消費する。キラーβとジャンキラージュニアを倒した。
アイビーム
目から放つ波状破壊光線。アルマジゴン、マッドゴーネ戦で使用。
クロスパワー
両手を交差させてから大きく広げ、バックルから光線を放つ。ババラスを白骨化させた。
エネルギー光線
両目から放つ光線。43話でジャンボーグAのエネルギーを補給するのに使用。47話では攻撃技として使用。
必殺ナインレザー
バックルから放射する物質分解光線。ミラーコングを倒した他、デモンゴーネを撤退させた。
クロスショット
ミラーマンのシルバークロスと同じ構えで、巨大なブーメラン状連続光弾を放つ。最終話でのみ使用、太陽光エネルギー照射装置を破壊した。
ジャンバリヤー
光の壁を作り出して、敵の攻撃を防ぐ。キラーβの高熱火炎攻撃を防いだ。
修理機能
ジャンボーグAの故障箇所に触れることで修理する能力。ダブルキラーに倒されたジャンボーグAを修理した。
テレポート光線
目から放つ光線で操縦席にいるナオキをジャンボーグAの操縦席に転送する。30話で使用。
復元光線
サタンゴーネによって怪獣玩具にされた子供達を元に戻した光線。ミラーコングの鏡に閉じ込められた立花親子を元に戻した事もある。
連結ベルト
最終話で使用。ジャンボーグ9は空を飛べないので、PATの観測ロケットをベルトで連結させる事で月へ飛んだ。
ジャンキック
強烈なキック。ジャンキラーを蹴り上げた。にせジャンボーグAにはあまり効果が無かった。
マシンガンキック
空中静止して、足を光らせて連続蹴りを食らわす。マッドゴーネに使用したが、あまり効果が無かった。
登場人物
立花 ナオキ
大利根航空に勤める青年。愛機・ジャンセスナを操縦する。
兄・立花隊長がグロース星人に殺されたことを知ったナオキは、兄の仇を討つために無謀にもセスナで怪獣に特攻、撃墜され、墜落する寸前にエメラルド星人に救われる。そこでエメラルド星人から、グロース星人の魔手から地球を守るよう依頼され、ジャンボーグAを渡される。
性格は直情的で猪突猛進が目立つ。当初は仇討ちの気持ちが先立つあまり、無謀で暴走としか思えない行動が多く、信用されなかったり、心配されてばかりで、またエメラルド星人が夢で忠告しているのにも関わらず全く言うことを聞かず、敵と戦いピンチになる、というパターンが多かった。しかし戦いの中で徐々に成長し、落ち着きと正しい判断力を身に付けていく。
キックボクシングの心得があり、それがジャンボーグAで戦う時に役立っている。
立花 和也
小学生。立花隊長の息子でナオキの甥にあたる。
ナオキを兄の様に慕い、よく一緒に行動するがそれ故グロース星人が起こす事件に巻き込まれる事も多い。また母・茂子がPAT基地内で経営するスナックを手伝う事もある。第6話ではジャンセスナを買い戻そうとするナオキを手助けしていた。
ジャンボーグAを、亡き父・信也の生まれ変わりと信じている。
立花 茂子
和也の母。ナオキの義姉にあたる。
夫である立花隊長の殉職後、PAT 基地内でスナックを経営しながら、和也を一人前に育てるべく頑張る。和也と親しく接するナオキに感謝する一方、怪獣出現に際し危険を顧みないナオキ(と和也)をいつも心配している。
ナオキがジャンカーZを購入する際、結婚指輪を抵当に出して資金を貸してあげている。
Posted at 2007/07/10 20:04:23 | |
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