東京への想い/佐野元春との再会は叶うのか

１１月２６日の熊本に始まり、１月９日の福岡、そして
、３月６日の大阪城ホールで終わったはずの『僕たち夫婦の』
佐野元春30周年アニバーサリー・ツアー。

最終の東京２Ｄａｙ'ｓは最初から考えてなかった。
当たり前だよね。２週続けて鹿児島から大阪、東京に行く余裕なんてないから。
チケットも予定枚数の販売を終えていた。

そしてあの忌まわしき大震災…
震災直後、公演の延期とチケットの払戻に応じる旨の発表が関連各社からあった。

ただ、実際、どれだけの払戻があるのかもその時点では未定で、それに伴う追加販売があるのかもわからなかった。

それなのに、振替公演日が決まる以前から、自分的に何か運命的なものを感じていた。
『行かなきゃならない』的な気持ちがふつふつと心のどこかで湧き出しているのがわかっていた。
妻にもそう話すと「行きたいんでしょ？一緒に行ったらいいよ。お金なんてなんとかなるよ」と言ってくれていた。

その後、振替公演日が決まった。
６月１８日、１９日って。

そして５月１４日。
追加販売の先行予約が始まった。
どれだけの払戻があり、どれだけの枚数が出るのかもわからない。

会場の東京国際フォーラムＡのキャパは５千。

全く予想できない中での申込み。

結果はどうなるかわからない。
抽選結果発表の翌日には一般発売もあるというが、そうなるととてもチケットを手に入れることなんてできないと思う。
それはそれで、この公演に縁が無かったということになるのかもしれない。
いくら自分で運命的なものを感じていたにしても、ただの思い過ごしで終わるのかもしれない。

それでも、自分の運というものを信じてみようと思う。