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バスターリミットのブログ一覧

2016年04月23日 イイね!

第37話 ワるちゃん青春の握りこぶし


秋田フォーラス6・7Fにあるジュンク堂書店に小橋健太がやってくる!

覚えているだろうあのガッツポーズ!





小橋さんは数々のケガと10年前に腎臓がんを患い、その後の闘病記は氏のコラムにも詳しい。



2016年4月23日当日。

午前、ぼかあ道の駅あきた港にいた。

セリオンは150mもあるので展望室からは秋田市が一望できますンゴ。



晴れた日は遠くに鳥海山がハッキリ見えますし、或いは視力に自信のある人は反対方向に遥か白神連峰が見えるかもね。

或いは観光にきたらまずここであっちになになにこっちになになにと肉眼で確認するといかっぺ。


で、自販機うどんの現地秋田レポですが


なんだってさ。
えーけつしてボクのせいではありませんぞ(笑)






そのあと久しぶりのジュンク堂書店にて無事整理券をもらい気もそぞろに過ごし午後4時を迎えた。



握手したその手は大きかった。

少しの会話でしたが、ガンは無事完治とのことでした。





じゃあみんな!用意はいいか?
(心の中で握りこぶしをにぎって)



いくぞー!!
Posted at 2016/04/23 21:55:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記
2015年10月19日 イイね!

第34話 ワるちゃん秋の鳥海山と地獄道


2015年10月18日。

日本海沿岸部を新潟~青森まで結ぶ予定の高速道路『日本海東北自動車道』通称日東道は、にかほ市の金浦IC~象潟IC間が開通した。

これで新潟市から青森市までの322kmの内227kmの区間が開通済みとなった。

山形県境への延伸は、仁賀保IC~金浦IC間が開通した2012年以来、3年ぶりである。

にかほ市象潟までの道程は秋田市からでは、由利本荘市の岩城ICより松ヶ崎亀田IC~大内JCT~本荘IC~仁賀保IC~金浦IC~象潟ICと約70kmを正しく南下した先である。

とにもかくにも、県の最南端まで高速道路一本で行けることになったわけで、開通翌日の19日月曜日にさっそくこれを岩城ICから今回新設された象潟ICまで行ってみることにした。




時に、この日東道(界隈ではもっぱら日沿道と呼ぶのだが)であるが、筆者は県内の道路でも最も気に入っている路線の一つである。

秋田市から由利本荘市方面への道中、右手側には日本海が左手側には里山があり、まずカラリと晴れた日ならば、大内ICを過ぎたあたりから先は目の前に鳥海山の優美な景色が広がる。

しかも岩城ICからの乗り入れならばこの区間は無料である。これは本当にありがたいことである。
畢竟お天気のドライヴにはこのルートで矢島方面へ繰り出すことが多いのである。




この日は雲ひとつないとまではいささか大げさではあるけれど、それでもうららかな秋の晴天である。緑に囲まれた視界を適度にアップダウンしつつ進む。

この道路はいつ通っても景色のおかげもあるのだろうけれど、およそ圧迫感がない。
本荘ICの手前からは鳥海山を正面に望み、仁賀保ICからは左手側にその姿を見上げながら巡航する。

思うに道造りにも上達というものがあるのではないだろうかなどと考えていたら、一時間ほどで象潟ICまでたどり着く。


幼少の時分、象潟というのはマイクロバスの遠足で行くような遥か遠い場所だったのだが、それからすると随分近くなったものである。いや近く感じるようになったというべきだろうか。就中、新道を走るのは気持ちが良いものだ。

象潟ICから先の酒田までの40kmは未完成区間である。けだし山形は行ってくるにはそれなりには遠いのだ。



象潟ICから降りると日本海である。
象潟という地は県内でも異例といっていい程に暖かい。
やはり海流のよい影響を受けているのである。
街並みもどこか南国感のようなものがある(気がする)



まずは道の駅ねむの丘に立ち寄る。

ここは四階が大浴場になっており、遠くに飛島を望む日本海の眺望が楽しめる故、どうせならタオル持参で行くとよいだろう。


にゃんとここにはあのガルパンポップが展示してあるのだ!


何故ここにあるかというと、大洗の友好都市であるにかほ市が特に期限の定めなく大洗から借りたとのこと。よって、しばらくはこの一角に鎮座ましましているようである。


それにしてもやはり等身大であるからして、驚く程まこちんは可愛いのである。
これは本当にそうなのである。凝と眺めつつ今日の安全をあんこうさんチームに祈願して出発する。


ともあれ現在地である。


せっかくの秋晴れでもあるし、鳥海山の紅葉でも見に行こうかと思う。


鳥海山麓の道路はとても走りやすいのだが、やはりこの山を通過するとなると、どのルートもそれなりに大変である。今回は県道58号線通称象潟~矢島線を抜けることにする。


ここは鳥海伏流水を水源とする上郷温水路群を横目に獅子ヶ鼻湿原が入り口となる山岳道路である。



このルートは毎年11~6月まで冬期通行止めの区間であるため、中々チャンスはないのである。
GWにブルーラインを通った際もやはり閉鎖中であり、今回はそれ以来である。

また、ご覧の通り、大型車は通行できない区間があるので注意である。
ここの湿原も鳥海マリモで有名なのだが、中を散策して一周するのに歩いて3時間位かかる。散策が目的なら時間には余裕を持たせると良い。ドライヴァーはトイレや飲み物等の準備はここでできる。


序盤は美しいブナ帯を走る。



所々から美しい紅葉も望めるが、車を停める場所には注意が必要である。


このあとは、約五合目の祓川まで、標高を上げていくため運転にも気を使うのでドライバーはあまり紅葉を楽しむどころではないだろう(汗)気圧差で耳がキーンとしてくる。


車ではここまでが上限である。眼下に広がるのは鳥海町伏見の一帯である。



この道路は結局どこに抜けるかというと、ここ東北電力の看板の三叉路である。


右に行けば百宅~笹子峠を経て108号線に出て57号線へ曲がれば羽後町となる。


現状にかほ~フォレスタが通行禁止区間になっていることを考えると、迂回せずに象潟から抜けるには多分このラインだけだろうか。
この時期は道が落ち葉の絨毯になっているのと、やはり相当の時間をかけて標高をこれだけ上がることを考えるとLサイズのセダン等だと結構苦労するのではと思う。

とりあえず象潟矢島線はブルーラインよりは勾配が楽だが、それよりは道が狭い分を考慮して

県道58号線通称象潟~矢島線
踏破難易度☆☆☆☆☆/☆☆といったところだろうか。



さて、鳥海山もこっち側は慣れたルートな分肩から力が抜ける。


麓へ降りる途中は、まだ午後の早い時間でもあるし、猿倉温泉では鳥海荘でお湯に浸かる。

筆者は実はお湯そのものは若干フォレスタに軍配を上げるのだが、晴れていればやはり露天風呂の正面に鳥海山があるこちらに来る。
もし山頂が雲がかって見えなければその時はフォレスタなのだが(笑)


ところで、今日はこのあと実に記念すべき大変な一日となる。




猿倉温泉を麓へ降りると、鳥海町の伏見は川内というところへ出るのだが、そこから隣接する羽後町へ行くには108号線を延々南下して、57号線のぐるりを回って仙道方面からちょっとした峠越えする。


しかし、そんなことをしなくても要は目の前の山を超えればいいわけだ!


実は最短で超える道はあるのだ。

というわけで今日は遂にその道に挑む!


紫水館のところから川内のストリートへ出て、左手側のこのお店の脇から



笹子川を渡る

しばらく道なりに謎の集落を右側へ行くと(左側は千本カツラ方面)



こんなところに出る。


集落の人間でもない限り、まず分かるわけがない。
もちろん初めて目にする案内である。


対向車がこないお祈りを済ませてから


ではいざいかん!



しばらく上るとある程度開けたとこへ出る。

しかしここからが難所なのである!
どうにか、かわせる場所は幾つかあるのでそこを脳裏に焼き付けて登っていく。

といってたらキター!(滝汗

しかし何という幸運か、相手がまずヴィッツだったのと、そしてそこは唯一と言っていいほどかわせるポイントだった!


ふーっと思って上がり始めたらまたキター!今度は軽トラである!
この斜面をゆっくりバックしてさっきの神ポイントまで戻る。(軽トラのオヤジは全力で礼をしていた)




気配がないことを確認して、再アタック!



遂に集落が見えた!


そして抜け出た場所は・・・



そう!羽後町は軽井沢地区、蒐(アザミ)沢集落のあの突き当たりである!!

右側の八木山方面とはこの道のことだったのだ!


この名も無き峠が何故舗装されて通行できるかというと、江戸時代の紀行家、菅江真澄が超えた由緒正しき峠だからなのだ。

当時歩いてここを超えるには相当の苦労だったと思う。(しかも菅江が超えたのは真冬だったとか)
この峠を超えて直接川内へ出るために蒐沢集落で一晩の宿を取ったという記録がある。
人の足ならばこのルートしかないのだと思う。

前回(30話の羽後町編)訪ねたときは、ここまでは来たのだが、実は本能が危険察知して引き返したのである(笑)

その後、いろいろと情報収集をしつつ、お盆に鈴木さんちを再訪した折にこの道路の話をしたら、冬季を除けば右は行けるとの情報を得てその機会を伺っていたのである。


いまこうして菅江が辿ったこの道を振り返ると往時を偲ばせるのだった。


距離時間共に軽井沢方面まではR57ルートの10分の1位に短縮できるが、100%対向車が来ないことが保証されていない限り、できれば通りたくない。


菅江真澄が超えた由緒正しき名も無き峠

踏破難易度☆☆☆☆☆/☆☆☆と少し。
(道路自体はちゃんと走れるが、難易度は天候や日照状況、また対向車の有無等走行時の状況による)



さて、気を良くしたところで周辺の散策を楽しむのであった。


目の前は笹子峠の山々である。この角度から眺める機会は中々ないだろう。


つまり方角はこういうことである。



さて帰りだが、どうせならこの看板の左に行ってみたくなるのが人情というものではないだろうか。


尤もどのような道なのかは、行ってみないと分からない・・・




というわけで、この後は地獄道を突き進むことになる(泣




しばらくして舗装路は消えてダートになった。


明らかにまともな通行路ではない!
しかし引き返す勇気も何も、このまま道的に進むしかないのだ。



先が見えないためブラインドコーナーでは静止しつつ進むのだが、その都度砂利が崩れる嫌な音を足元から聞かされる。




最早、対向車が来たらなどと考える余裕などは持ち合わせていない。








どれくらい来ただろうか。

パンクしたらどうなるのだろう?その時はヘリで吊るすとかできるのだろうかと真剣に悩む。
来た道をバックして戻るなど、日没までにできるわけがない。多分一日あっても無理である。

サイバーナビの地図MapFanにルート表示されるのだけが一縷の望みである。




そして、やっとどこかに出た。

舗装路とはなんと素晴らしいとしみじみ胸をなでおろす。



ここはもしかしたら私有地なのかもしれない。抜けた先には民家の他何らの看板もなかった。


いずれここから鳥海側へ下れば、平根という鳥海町側のスタート地点をもっとずっと笹子方面に行った先に降りられるのだ。
とにかく初めて知った。

というわけで
羽後町蒐沢~由利本荘市鳥海町村木へ抜ける謎の道路

踏破難易度☆☆☆☆☆/☆☆☆☆☆
(普通車でも走行自体は可能だが、関係者でもなければ止めた方が良い。勿論二度と通らない)




無事脱出したときは、丁度鳥海山に日が沈んで行くとこであった。
秋の日はつるべ落としで、あっという間に日が暮れていった。




そしてやっと元の場所へ戻る。
やはり、この辺りは古い道路が多いのだ。




ちなみに母上の実家はこの商店の通りにあるのだが、今日の道路は川内の人は使うものかどうかと思い尋ねてみたら、

「何それ初めて知った・・・」であった!

なんだそりゃ~!
Posted at 2015/10/20 02:38:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記
2015年06月29日 イイね!

第32話 ワるちゃん『キャラクターカーフェスタver.6』行ってきたよ~


6月28日の日曜日に開催された『キャラクターカーフェスタver.6』は今年で6回目、地元秋田でやる唯一の痛車のイベントだよ!


しかし、お天気は大変怪しい・・・


えー男鹿半島の右側付け根にほとんど点のような風力発電の風車が見えますね?

会場の道の駅てんのうはここら辺でありますンゴ。




2台並べの展示が多くて面白かったですよ!








このトゥデイとミラは触れる寸前の芸術止めでしたぞ!




コペンは開閉部こうなってるんだなあと興味深かったです!



ビートも和みましたぞ!




内装もすんごいカッコイイ一台!







あずにゃんインプは素晴らしかったですぞ!


どーなってんだ!秋田県は!(ガルパン劇場



おおーハナヤマタ!だよー



跪けキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


BLACK LAGOONは今年やっと観たんで、作品観たあとだとやっぱ迫るものがありましたね。


今年から、サウンドアピールが出来たようで各車20秒ずつアクセルミュージックのコーナーがあって楽しかったです!特にギャラリーの中を一台ずつやって来るのが、印象深かったです。






寸止めを披露していた2台はどっちも、おかーさんのクルマだそーです(゚ロ゚)





P.S.キャラクターカーフェスタがボクが萌えアルトたんと出会うキッカケとなってくれたことに、本当に感謝しております。
Posted at 2015/06/29 22:51:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記
2015年05月18日 イイね!

第31話 ワるちゃんのりものまつり行ってきたよ~

第31話 ワるちゃんのりものまつり行ってきたよ~
5月16日(土)、北秋田市の阿仁合駅周辺で
『2015秋田内陸線のりものまつり』
という催しがあったので行ってきたよん。


内陸線保守用車両を始め、パトカー、白バイ、消防車に救急車というメジャーな?緊急車両から
プロセッシャー車、地震体験車、さらには木製自動車まで、とにかく北秋田市の車両を一堂に展示しようっていうね。


まずは最初、お昼に角館の伊藤へいきましたよ。


ここ、ぼくんちから50kmあるんですけどね。
でも広島ナンバーも来てて、どんだけなんだよと!?


んでまあいつもの105号線



道中は、新緑の山々が絶景でありましたぞ。



ところで、道の駅阿仁を過ぎたとこにあるこのトンネル




突撃!(オイ


トンネルを抜けると





そこはリカちゃんちだった!
この日は、なんかTVの撮影してたのでどっかで見る機会あったらボクも映ってるかもしれませんよ(滝汗





しっかし冬どうすんのかなー(゚ロ゚)


などと寄り道しつつ、阿仁町公民館に駐車しまして

阿仁合駅前の通りをば。


遠くには普段と逆側の太平山が見えます。


駅もイイ感じでしたよ(^q^)

内陸線どえす



んで車両関係は、隣の阿仁庁舎前に色々展示してたんで



日産リーフに試乗しましたよ!


乗り心地がよかったです!リチウム電池が床下に収納されているせいなのか、フロア周りがとっても強い印象を受けました。


あとパトカーにも乗った!


マタギの里のパトカーだけあってレガシィとな!
運転こそできませんでしたが、いつもの後席ではなく運転席に座りましたよ(^ω^)サイレンウーウー



帰りは、


日が沈む前に時間あったので、森吉ダムに寄ったデース









ではでは、(ノブさん風に)






ダムと俺っσ(゚∀゚)!!




追加フォトにゃー



Posted at 2015/05/18 14:16:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記
2015年05月09日 イイね!

第30話 ワるちゃん単独市町村を訪ねて(羽後町編)

第30話 ワるちゃん単独市町村を訪ねて(羽後町編)秋田県内このシリーズ、2回目は羽後町である。



地図でもわかるように、羽後町は、左半分を由利本荘市に、右半分を横手市と湯沢市に囲まれた、県内でも屈指の豪雪地域である。



秋田市から、上記三市に行くにありては、羽後町を経由することを待たない。
けだし、羽後町に行くためには、羽後町を目指さなければならないのである。

けれどもここは、自身、県内10の単独市町村中、最も訪れる回数の多い町である。

今手元にあるダイアリーを見返しても、ここ最近だけで4月19日・26日、5月3日・6日と訪ねている。


羽後町は本当に良いところである。だからこのブログも半端な分量ではすまない。


秋田市からのドライブルート的には、国道13号線を南下するか、もしくは国道7号線より由利本荘市から進軍するかのどちらかだろう。ナビでの距離的にはどちらも約85キロ程度で変わらない。

13号線から横手より雄物川を超えれば、羽後である。


しかれども、午前の往路はやはり、由利本荘市からの経路が圧倒的に多い。
7号線から日本海道路を進むこのルートは、右手には日本海、正面には鳥海山のロケーションが待つ。
果たして岩城ICから、新緑の山々を目に走ると、唐突に目の前に、真っ白な鳥海山のパノラマが広がるのである。

本荘ICを降りてからの、由利高原鉄道沿い矢島108号線から見える車窓の眺めは、鳥海の美しい風景だ。


それは、その日を祝福してくれているかのようである。


早朝より出てて、時間的な余裕があるならば、鳥海町の麓より秋田県最奥の百宅集落~フォレスタ鳥海ラインのドライヴや鳥海荘での温泉も楽しめるだろう。

なんとなれば、羽後と鳥海町というのは本当にすぐ近くなのである。これについては後述する。



以下、羽後町の紹介である。



まずは町のデータである。

人口は約16,800人
平成27年度一般会計総額は約81億円。
その内訳は、市区町村税等の自主財源が26.3%、地方交付税交付金や国庫支出金等の依存財源が73.7%である。

この数字は、他と比べてどうなのだろうか。

例えば、先だっての大潟村と比較すると、(その後の調査によって、大潟村の自主財源が占める割合はかなり高かったことが判明した。)人口は約5倍であるのに対して、同一般会計総額は約2.3倍である。

また、同雄勝郡の市である湯沢市は、人口約50,000人で同会計は約288億円であるから、その他の自治体との人口予算比はけっして多いものではないだろうか。



一言で云うならば、羽後町というのは自然と文化財の町である。

地図

羽後町マップは、山内貴範氏の『町おこしin羽後町―美少女イラストを使ってやってみた』に詳しい。

この本は、美少女キャラといえば何かと誤解?を受けやすいイメージがあるようだけれど、
それらを払拭する丁寧な記述がなされているし、ガイドブックとしても白眉だと思う。


東由利からのルートでは田代地区、矢島からは仙道地区、湯沢からは西馬音内地区が玄関口となる。

地区の入口には、それぞれの看板があるから目印にどうだろう。


実際に、道路を走る町民の車のスピードは驚く!程ゆっくりである(笑)


是非、旧長谷山邸には足を運んで欲しい。




およそ10メートルの栗や楓を接木なしで組んだこの建築用法は、明治以降の木造技術の現れでもあるのだ。
蔵の扉は、増田にもない六重の意匠が施されたもので、これが個人宅であるというのは、にわかに信じられないスケールである。



1704年建立の地蔵院




町でも鐘のある寺院は、ここが唯一である。
なんとここで合コン!も開かれるようで、最近も二組のカップルが結婚したそうである。
禅寺とのことで、こちらは今度、座禅でもしに行こうか。



三輪神社は、正面より左に八幡神社を、右に須賀神社を並ぶ、建立を室町まで遡る古い神社だ。




えー説明は案内板をば(苦笑



350年前の古民家、鈴木家住宅も是非足を運んで欲しい。

歴代の当主が蒐集した古美術品もちゃんと残っていて、蔵の見学も可能だ。(本当にこの記事は、旧長谷山邸のことも含めて、現46代目当主の鈴木氏への取材なくして成り立たなかった。改めてお礼申し上げる次第である。)

鈴木さんちに行く看板はけっして見落とすことはないだろう!






ちなみに(この、ちなみには鈴木さんの口ぐせでもある(笑))同じ茅葺き(厳密には異なるが)白川郷の合掌造りは、雪下ろしの回数を最小限で済ますためのあの斜面なのだそうで、ここもさぞかし雪下ろしは大変なことかと思われるが、しばらくもするとその意味はなくなるそうである。

田代地区の蒐(アザミ)沢集落では、そこかしこに茅葺きの民家があり、なんとなれば竜騎士07氏を思わせるそこはかとない雛見沢である。




集落の最奥は、そこで終わりではない。

ここを右に下れば、鳥海の川内に直接出るのだ。


それは羽後と鳥海の交易を今に残すものでもある。


通称、未毛位根林道は、ここを起点とする。



いざ突撃!


かなりの悪路だが我が愛機は素晴らしい走破性を誇る。





この道の終点から見える風景は一度、その目でご覧あれ!!





さて町は、盆踊りで有名な西馬音内の通りである。


休日の午後などは、まるでキリコの白昼夢のよう。





しかし、決して寂れたシャッター街ではない。

ちなみに、フォトにある北都銀行西馬音内支店は、秋田県出身の漫画家矢口高雄氏が、デビュー前の銀行員時代に初めて赴任した支店である。

西馬音内はお蕎麦も美味しい。
長谷山のせいろは、お昼最大の楽しみの一つである。


午後のひとときは、カフェOHZAN櫻山しかないだろう。


櫻山のカフェは旧対川荘であり、明治に建てられた羽後町の迎賓館である。
毎年、庭の桜が咲きはじめる四月下旬から、十月半ばの冬の訪れる土日祝のみ開かれる。


訪れる曜日が土日になるのは、やはり、ここで過ごしたいからである。



JAうご


西又葵氏イラストは、どこかで目にしたことも多いのではないだろうか。
LAうごの商品は、一度パッケージ含めて現物を手にとって味わってもらうことを願う。

あきたこまちだけでなく、羽後牛のシチューも絶品である。

お土産も可愛らしい。


遊んだ帰りは羽後の風景が見渡せる、としとらんどのお湯でほかるのが常である。



さて、羽後町は、平成の大合併の際、県内でも一番先に合併しないことを宣言した町である。
なかんずく県南雄勝郡では唯一の単独町である。

当時の佐藤正一郎町長(現県会議員)が国の一方的な推進に唱えた異に、町でも賛同する声が多かったこと、そして、合併特例債の活用にもすべからく「これ以上、借金を増やして何をつくるのか」という思いがあったからだという。



最後になりますが、羽後町は本当に良いところです。
もし、このブログが訪問等、何らのきっかけとなるならば、望外の喜びであります。

関連情報URL : http://www.town.ugo.lg.jp/
Posted at 2015/05/09 20:06:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 秋田県レポ | 日記

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「ワルちゃん障害年金無事更新されたよー」
何シテル?   11/13 16:38
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