先月のことである。
ETCマイレージから
ポイント自動還元というタイトルのメールが届いた。
以下本文
◆マイレージID
○○○○○○○○○○○○(12ケタの数字)
◆交換により加算される還元額(無料通行分)
8,000円
◆ポイント交換をした道路事業者
・東/中/西日本高速道路株式会社
※自動還元サービスは、毎月20日に各道路事業者のポイントが
1000ポイントに達すると自動で還元額(無料通行分)に交換するサービスです。
※自動還元サービスによるポイント交換は1000ポイント単位です。
1000ポイント未満の交換には別途お手続きが必要です。
※還元額(無料通行分)のご利用明細はホームページでご確認いただけます。
http://www.smile-etc.jp/ (PC版・ログインのうえ「還元額明細」にお進みください。)
■ETCマイレージサービス事務局(0570-010125)
http://www.smile-etc.jp/
NEXCOが1000ポイントと引換に高速料金8000円を還元してくれるとのことである。
この料金でどこまで行けるだろうか。
同社の
『高速料金検索ドラぷら』で調べてみたところ(これはとても面白いサービスである。是非お試しあれ)8000円あれば、秋田中央ICより始まり東北道北上JCを経由して花巻~盛岡と北上し、さらには東北道の終点である青森ICまで北東北の半分ぐるりを巻くドライヴが楽しめるのである。
(ちなみに秋田中央IC~鹿児島ICまでの料金は40000円超なのだそう。やはり九州は遠い)
改めて考えるに、この高速道路を走ることで還元されるポイントなるものはいかなる仕組みになっているのだろうか?
丁度、4月から新ポイント制度にもなることであるし新旧比較してみようと思う。
以下、案内によると
(1)ポイントの付き方が変わります
【新】平成26年4月1日走行分より
NEXCO、本四高速、宮城県道路公社の道路をご利用の場合、
道路1回のご利用ごとにお付けするポイントが、
10円につき1ポイント
に変わります。
【旧】平成26年3月31日走行分まで
NEXCOの高速国道、本四高速、宮城県道路公社の道路をご利用の場合、
50円につき1ポイント
NEXCOの一般有料道路をご利用の場合、
100円につき1ポイント
です。
(2)ポイントから交換できる還元額が変わります
NEXCO(宮城県道路公社含む)、本四高速でそれぞれお貯めいただいた
ポイントから交換できる還元額(無料通行分)が、
【新】平成26年4月1日交換分より
1,000ポイント → 500円分
3,000ポイント → 2,500円分
5,000ポイント → 5,000円分
(1ポイントあたり最大1円の価値)
に変わります。
【旧】平成26年3月31日交換分まで
100ポイント → 200円分
200ポイント → 500円分
600ポイント → 2,500円分
1,000ポイント → 8,000円分
(1ポイントあたり最大8円の価値)
です。
なお、平成26年3月31日時点でお持ちのポイント(4月以降も有効なものに
限る)と、平成26年3月走行分の通行料金に対し付与するポイントについて
は、その最大価値が変わらないよう8倍に調整いたします。
(調整にあたっては7倍にあたるポイントを追加付与します。)
追加付与するポイントの有効期限は元のポイントと同様になります。
(3)自動還元サービスの交換単位が変わります
自動還元サービスを選択されているお客様は、ポイントの自動交換単位が、
【新】平成26年4月1日交換分より
5,000ポイント → 5,000円分
に変わります。
【旧】平成26年3月31日交換分まで
1,000ポイント → 8,000円分
です。
ふ~む、4段階制の1ポイント50円から3段階制の10ポイントにつき1円へ変更されたのか。
かつ旧制度にあった5000円に対しての還元が消滅した。
旧制度に比べて、シンプルになった…と云えそうだが
では、これでお得になったのかといえばそう単純でもない。
そして、新旧両方で云えることだが…
「ポイントは支払った高速料金に応じて還元されるのだが、その還元率は一定の割合ではなかったのがポイント!」なのである
特に上限での還元率に6%という大きな差があることが分かる。
旧制度の特筆点とはまさにこの変化率の大きさにある。
その比は10,000円で500円に対し、30,000円では5倍の2,500円、そして50,000円では8,000円も還元されるのだから、元の5倍どころか16倍もの差がある。
例えば、この旧制度で30,000円に達したとしよう。
あと20,000円分走行すれば還元額は5,500円増えるのだから、その間だけ見れば還元率は27.5%にも達する。
すなわち、この30,000円ラインを超えてしまえば、損得で云うならばあと20,000円走りきってから新制度に移行したほうが、圧倒的に得だと感じるのではないだろうか。
ところで、小生のマイレージは丁度、一年前の2013年5月の時点で走行料金は43,650円に達していたので、もちろんNEXCOの策略にハマった(笑)
期限に間に合うべく、真冬の一月や二月に、ラスト数十ポイントの微調整をしながら吹雪の高速ドライヴも慣れぬ雪道での運転も気を遣いつつ、冬景色もまた美しいものであったよ。
また二月の横手レポの復路も秋田自動車道を使用するなどして距離と料金を計算し、果たして今年の3月にギリギリセーフで5000ポイントに達して胸を撫で下ろし、ようやく冒頭のメールが届いたのである。
とにもかくにも取得分が、自動還元されたことにより又ゼロからの出発となったわけである。
ああ、次回の通知が届くのはいつになるやら。
その時は、色々とギリギリでないことを祈るなあ(笑)
Posted at 2014/04/16 04:06:40 | |
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