久しぶりの日記です(何と2年と半年ぶり)
ときに令和2年9月9日水曜日、ワるちゃんは宮城県岩沼市にある東北安全衛生センターにいた。
一級ボイラー技士試験の為である。
なんとなれば毎年一回10月に同センターによる出張試験が各都道府県で行われるのだが、今年はコロナ禍により、中止となってしまった。
ワるちゃんはこれを当てにしていただけに、スケジュール的にかなり痛手となってしまったが、勉強計画を前倒しして9月のセンターで行われる今年最後の試験に臨む事となった。
試験は午前と午後に分かれるため、前日入りしておかねばならない。
何せ同じ東北と言っても秋田と宮城ではかなり距離がある。
まして岩沼市は、仙台から名取市を南下した先にあるのだ。
ただ受験場所のセンターは以前、二級ボイラー技士試験で訪れたことがあり、ルートや大体の所要時間は分かっている。
自宅を朝8時に出発して、日沿道を南下、山形は新庄から作並を越えて宮城入りするドライブである。これよりも速いルート(鳴子経由)はあるのだが、走りやすいこちらを優先した。
途中、山形の東根市にあるサイゼリヤでお昼を取る。サイゼリヤはワるちゃんが気に入っているファミレスの一つで、是非秋田県にも出店して欲しいと願っている。
などと休憩をちょこちょこと挟みつつ、センター近くのルートインに入ったのが夕方5時で9時間も要するのであった。ゆっくりする間もなく明日の本番に備えて、参考書と過去問を開く。まだ少しやり残しがあったのだ。
運転の疲れもあり、早めに就寝。朝5時に起きてギリギリまで勉強した。
さて試験当日だが、午前は構造、取り扱いに関する範囲で、ここは完全に実務者有利であり、講習の時に初めてボイラー見たレベルのワるちゃんには鬼門ともいえる分野である。なんとなれば受験者全員二級免許保持者であり、実際仕事で携わっている人間も多数いるのだ。ちなみに受験者の女子率はゼロであった。
案の定大苦戦する。しかしこれは想定済みで、とにかく足切りに合わなければ良いと割り切って何とか解いた。最後まで迷った問題が気になり、昼休みに参考書で確認すると(これはやってはならないことだが)やはり間違えていた。
午後は燃焼、法令に関する範囲で逆転するならここしかない。
特に燃焼の計算は多くの受験者が苦手とする問題で、これを完答して9割取るのが目標である。
その目論見は大いに当たり、終了後はかなりの手応えを感じていた。
とにかくやれるだけはやったぞの思いで帰路に着く。
翌日は通常通り仕事ゆえに流石に高速を利用した。
HPに合格者の受験番号が掲載された翌日、センターから通知が届いた。
結果は
無事合格だった。
補足に一級受験までの流れを記しておきます。
まず二級ボイラー技士試験(誰でも受験可)に合格、実務経験が無ければ、日本ボイラ協会主催の講習を受ける(学科2日、実技1日)
この講習が一番ネックで年一回しか行われない。これを受講しないと免許が発行されないので、二級受験前でも先に終えておくこと。最悪の場合、試験に合格してるのに一年以上免許が貰えないという自体になる。
晴れて二級免許が発行されたら、一級受験資格取得となります。
一級の免許取得には最低でも二年間の実務経験が必要です(これは講習等の特別措置は有りません)
ワるちゃんの会社はボイラーの部署があるので、そちらに移動叶うかも知れません。
今は社内試験と重なって忙しい時期ですが、また近況報告したいと思います。
Posted at 2020/10/18 15:39:36 | |
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