
こんにちわっきゅー
久しぶりのブログですが(ちゃんとしたのは約5年ぶり爆
ともあれワるちゃんはここにいます。
今回は4年前のことですが、近況報告というか生存報告的なヤツです。
いきなりですが!
2021年10月5日ワるちゃんは秋田県潟上市にあるポリテクセンター秋田にいた。
ポリテクセンターとは!!
求職者の再就職を支援するための職業訓練、中小企業等で働く方々を対象とした職業訓練や人材育成等の支援を行っています。(原文ママ
つまりこの時のワるちゃんは失業者である(爆
無事選考にパスしこの日から約半年間、ビル管理技術科というところに籍を置くこととなった。
こんなのをイメージしていたが、周りはほぼ全員無職のおっさんの集まりである(人のことは言えない
何故数多あるコースの中からこの科を選んだかというと第二種電気工事士の試験対策が授業の中に組み込まれているから。
実はワるちゃんは昔から電気が大の苦手でいつかちゃんと勉強したいなあと思っていた次第。
クルマいじりにも役立つし、みんなのカーライフも充実するからね!
ところで入校できたは良いが、筆記試験まで既に三週間しかないタイトなスケジュール!?(試験日は10月29日)
あと個人的にはこの頃人生のどん底状態であった為、何をするにもしんどい時期だった
(結果として後に障害者手帳を取得するのだが、それはまた別の機会に)
早速、授業と並行して図書館で学科の勉強に勤しむのである。
三相交流?ニコラ・テスラしかわからん
(FGOユーザーですが改めてこの人、人類史に残る偉人だったんだなあ
それでもやるっきゃ騎士で日々補習にも参加しつつ無事学科試験を突破!
しかし実際はここからが本番である。
いざ!二ヶ月後年末の実技試験に向けて!
技能試験は公表された13の候補問題の中から一つが選択され、減点方式で採点されます。
但し一つでも欠陥があると不合格。制限時間は40分。
ビル管理技術科10月生のスケジュールは前半ほぼほぼ電気工事士試験に特化していて、技能試験対策として朝授業開始1時間前と放課後に個別の練習タイムが設けられているのだ。
尚、ワるちゃんの隣席のH氏は前職がガチ電工であり、つきっきりで教えてくれたのだった。
放課後は担当講師が試験官をやってくれる。流石は国の施設だ(税金ェ
まず授業では最初に課題を作成するのだが、なんと三時間かけても完成しない。
通電するかも怪しい出来損ないで合格ラインなんて夢のまた夢みたいなスタートである。
他にも多数の受講生たちがいるのだが、訓練が進むにつれてその中でも明らかに差が生まれつつあり、ワるちゃんは焦りまくりであった(しかしこんなにぶぎっちょとは思わなんだ。悲しい
そのうち季節はいつしか秋空から寒風吹きすさぶ真冬の鈍色の空へと変わっていった。
当時バスで通所していたんですけどね(交通費は実費支給される)
んで片道約50分の車中は𝑌𝑜𝑢𝑇𝑢𝑏𝑒で課題作成の動画とにらめっこする日々。
そして少しずつ本当に少しずつの進歩であるが、いつしか制限時間内までもう僅かまでのところまできた。だってダメだったら残りの三ヶ月通う気がしないもん。
12月19日技能試験当日
ここにたどり着くまでそう控え目に言って、練習だけで軽く電線家一件分使ったと思う。
着席後、開始までの説明中ヒューマンウオッチングなぞするがやはり緊張で震える。
否これは武者震いか?見せつけろオレ!
てか席が結構キツキツで作業スペースがあんまり無いど。
試験開始!
まず複線図を作成する。
ここで間違うと当然欠陥品となるので、渡された材料と見比べて何度も確認する。
実際の配線は手練ならば、ミスって途中やり直しても間に合うだろうがワタクシだと無理なので慎重に組み上げる。まるでファイブスター物語奇跡の45分だ。
時間内に完成!課題が上手く行った時のあのやりきった感があった。
きっと大丈夫だと信じたいが、最終合格の発表までは結構悶々として過ごした。
この間、科ではパソコン実習で配管の設計図みたいなのやっていたが、殆ど記憶にない。
そして約一ヶ月後
これはひそかな心の勲章である。
それにしても、近年こんなにも何かに没頭した期間があっただろうか。
それはまるで人生で忘れていた情熱を思い出させてくれるような、切なくも忘れ難いかけがえのない時間であったのかもしれない。
オシマイ
Posted at 2025/09/30 15:23:08 | |
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