
先日の高速道路不動事件から数日が経ち、その
原因が解明されてきた。なんの事はない、
スロットルリンケージの調整ネジ(ボディ底
にあるヤツね)の修理した溶接部分が折れて
いた。(まぁ大した問題でもなくよかった)
ヘンなところでワイヤー切れてたら、修理に
時間がかかるところだった・・・。
現在、3000回転付近のフケの段付きを調整する
ために、工場入りしている我がクロいん。
※画像は、先日の高速道路から帰還した『不動@クロいやつ』
しゃけーんの後、こんな事実が判明した。
始動時。少しクランキングが長くかかる状態だったのだが、
完璧になった。『瞬時にエンジン始動』セルモーター一発始動だ。
(普通は当たり前の話ですが・・・)
キーをオンにして、燃ポンの音を5~6秒聞いてからスターター回すという
昔のハコスカGT-Rみたいな始動方法を使わなくてもすぐかかるようになった。
原因は燃料ポンプでもイグニッションコイルでも無かった。
(せっかくいろいろ交換したのにね・・・)
それは
『フューエルアキュムレーター』
要するに、燃圧を保持しておく装置だな・・・
ここのダイヤフラムが燃圧を保っているはずなのに、劣化してダメになっていた。
当然、停止後インジェクターに燃料を送る燃圧が維持されていないので
圧力がかかるまで時間がかかっていたらしい。
いわゆる、パーコレーションとは違うが、燃圧がないためエンジンが冷えていても
クランキングに時間がかかるということだ。
そういえば、燃ポン交換作業の時も、『エンジン側のホースを外すとき
燃料に圧がかかっているから、ガソリンが噴き出すはず』と聞いていたのに
全然吹き出さなかったのはこのことだった。
なるほどな・・・
Posted at 2007/11/14 13:53:49 | |
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