
これまでの雪や凍結防止剤等の付着状況などから、空気の流れを立体的に推定してみました。(雪の付着に関係無い側面の流れはパスしています)
リアタイヤから流れてきた空気が、バンパーのところで剥離して渦を作り、左右の中心部に集まって、左右の斜め下に吹き下ろす感じになります。吹き下ろした雪や凍結防止剤を含む流れの一部は、側面を流れる空気が、リヤのタイヤハウスで剥離してできた反転流の渦に巻き込まれて、そこに、雪や凍結防止剤を付着・堆積させます。
対策として、実際に対策をおこなったのが、リアバンパー下端のリップを付けることで、渦をできるだ車の後ろ側にもっていくことです。

また、リアスポイラーの後端をやや跳ね上げ気味にして、剥離層から主流に頭を出させると、その後に渦ができて、これも下からの渦の頭を押さえられている感じです。
いずれにしても、バンパー下面の、マフラー内側サイド付近から中心部にかけて付着している雪の流れを断ち切ることが根本的に必要ではないかと思います。
※ CX-5の図は、http://www.cx-5.mazda.co.jp/spec/4view.html?link_id=c5lnv2 に掲載の四面図を一部修正の上使用しました。
Posted at 2013/02/11 18:07:44 | |
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エアロダイナミクス | 日記