ターボ車のチューニングの第一歩、ブーストUP
ノーマルでもっさりだった加速がシャープになり楽しい車になります。
過度のブーストUPはエンジン、タービンに負担をかけますが、純正CPUの許容安易であれば純正CPUでのブーストUPも可能です。
その許容範囲がどれくらいか、空燃比計で確認するのが1番良いのですが、なかなか難しいかと・・・
そこで、よくする手法は、プラグの焼け具合をみて判断するという方法があります。
高いギアでの全開走行から、すぐにエンジンを停止。
そしてプラグを外して確認。
すぐにエンジンを止めるのはエンジン&タービンには優しくないですが・・・
僕は空燃比計を買うまでこの方法をしてきました。
さて、プラグの焼けも良い感じのブーストになって、ノーマルとは全然違う加速になった愛車。
馬力が気になってきません?
簡易的ではありますが、目安馬力を計算する方法があります。
例えば、ノーマルブースト0.5kで200馬力の車があるとしましょう。
その車をブーストUPし1.0kまでブーストをかけたとします。
その場合、馬力は約266馬力になっているはずです。
ブースト0.5kで200馬力
ブースト0kで133.33馬力
ブースト1k=266.66馬力
ブースト0kは加給無しのNA領域での馬力なので、基準馬力として考えます。
0kは大気圧(加給圧もエンジンの負圧もかかってない状態)なので「1」としておきます。
ブースト0.5kは
1(大気圧)+0.5(加給圧)=1.5
この1.5という数値でノーマル馬力を割るとブースト0k時の馬力が出ます。
200÷1.5=133.33馬力
ブーストUPしてブーストが1.0kになったとすると
1(大気圧)+1(加給圧)=2
133.33×2=266.66馬力
となります。
まあ、点火時期や空燃比、吸気抵抗、排気抵抗を無視した数値となりますが、目安にはなるかと思います。
よく、マフラーやフロントパイプ、エアクリを変えて速くなった。と聞きますよね。
これはエンジンに空気がたくさん入るようになり、排気圧が強くなりタービンを回すガス圧が上がり、そしてタービン後の排圧が詰まらなくなってブーストが上がるからです。
エンジンにたくさん空気が入るようになると、ECUで最適な空燃比と点火時期に調整してあげればプラスアルファのフィーリングが得られるようになりますよ。
ブーストUP+ECUチューン
最近はサブコンも高性能になって、気軽にブーストUP+αが出来るようになってますよね。
乗りやすく壊れない仕様でブーストUPを楽しんでください。
参考までに以前乗っていた車の馬力データシートを載せておきます。
車両:HCR32
E/G:RB20DET
タービン:RB25
ブースト:1k
インジェクター:ノーマル(燃圧UP)
ノーマル馬力:215ps
ノーマルトルク:27kg・m
ブースト1k:329ps(5900rpm)
同トルク:43.3kg・m(5500rpm)
ブログ一覧 |
その他 | 日記
Posted at
2012/11/14 23:30:04