2016年02月20日
グリップ走行:ドリフト走行
最近、スポーツ走行をしてないので、イメージトレーニングがてら、今回は車を運転する事でも書いてみようかと思います。
僕はスポーツ走行の中でドリフト、グリップ走行の2つをします。
ドリフト=派手
グリップ=速さ
全く違う方向のモータースポーツですが、両方経験すると共通する点がいくつかあると思ってます。
それは↓
車を自分の支配下に置くこと。
スポーツ選手やプロドライバーが使う「ゾーンに入る」と同じ意味合いだと思ってもらえれば。
仲間内でもこのゾーンについてはほとんど話し合った事はないので自分以外はどんな感じなるかわかりませんが…
きっと運転する車と周りの状況が全て把握出来る感覚になるんじゃないかなと思ってます。
駆動力のトラクションを最大限に生かす
車にとっての推進力は駆動タイヤが重要になってきます。
タイヤの抵抗、空力等ありますが、アクセル開度に感覚的に繋がっているのは駆動タイヤかなと。
僕は不器用で後輪駆動の車しかスポーツ走行が出来ないですが、リアトラクションの掛け方はずいぶんと練習しました。
当時、ターボ車に機械式ブースト計をつけてドリフトしていました。
コーナー途中でアクセルパコパコすると、ブローオフがプシュプシュいってうるさかったので、ブースト計の針を指で動かすようなアクセルワークの練習をしました。
どうやらこの練習が効果あったようで、ドリフトアングル中のブローオフの音が消え、おまけでリアトラクションもかかるようになったのです。
今考えれば当たり前だなーと思ってしまうのですが、アクセルワークをジワーっとかけるとリアサスペンションにもジワーっと荷重が乗ったままになるのですから。
アクセルパコパコはリアサスペンションもパコパコ動き、角度も安定せずトラクションもオンオフを繰り返すので、結果トラクションが掛かりきらなくなります。
グリップ走行時に応用が効くようで、FR車の場合、アクセルを我慢しないと横滑りするような状況があると思います。
低速ヘアピンは早めにアクセル踏むと滑るから踏めない=加速するまでに回転が下がってしまってターボ車の場合ブーストも落ちてしまっている。
ブレーキ→コーナー進入→クリップ→加速
というような運転よりも
ブレーキ→コーナー進入(リアスライド)→リア荷重のアクセル→クリップ(アクセル維持、弱アンダー弱オーバー)→加速
という運転をすると、回転落ちとブースト落ちが改善されるようになります。
リスクとしてはタイヤの発熱が多くなりますが、一発の速さは出るかと思います。
昔話ですが、FR車で滑らせながらグリップ走行していた時の事です。
走り屋風の人から
「君はドリフト、グリップどっちで走りたいの?」
と聞かれたことがあります。
「別にどっちとかはないけど」
と答えたら
「ドリフトするならグリップじゃない」
ような事を言われた事があります。
その時からグリップってなんだろうと考えるように。。。
明確な答えは未だに出ていませんが、その走り屋風の人のグリップ走行の定義としては
【タイヤのグリップを超えないこと】
だったのかなとこれを書きながらふと思い付きました。
持論ですが、
タイヤが滑った先にも、タイヤのグリップ力はある
と僕は考えてます。
タイヤにもよるのでしょうが、リア荷重が抜けてしまう一歩手前までは滑らせても斜めのグリップ力は変わらないような気がします。
トラクションがタイヤまで伝わっていれば、滑っていてもタイヤは変形して路面へずっと押し付けられているからかなと。。
僕はどちらかというと感覚派なので分かりやすい説明が出来ないですが、前タイヤを潰すブレーキングみたいな感じで捉えてます。
ドライバーに伝わる感覚で表現すると、外側リアタイヤからジャダーが出ているような感じです。
路面を蹴り飛ばしてるような感じというような。
今日は全然まとまりがなかったですねm(_ _)m
では。
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Posted at
2016/02/20 23:05:59
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