2014年12月05日
ダウンフォース (down force) は、単純な質量以外の要因で車輪を地面に強く押し付ける下向きの力の事。
ダウンフォースの必要性
現代のレーシングカーでは、高速で走行しながらコーナーを曲がるため、ダウン(下向き)フォース(力)を得るように設計されている。
車が効率よく(高速で)曲がるためにはタイヤの摩擦力を大きくすればよい。
極めて単純に表すと
摩擦力=摩擦係数×(タイヤを地面に押し付ける力)
であるが、規則によりタイヤの摩擦係数は全車両でほぼ同一であるため、グリップ力を高め、コーナリングパワー(CP)を稼ぐには、タイヤを地面に押し付ける力を増加させなければならない
しかし車体重量を増加させて実現した場合は、カーブ走行中に慣性力と慣性モーメントが大きくなり不利な上、加減速も鈍くなるため、車体重量を増加させずにタイヤを地面に強く押し付ける必要があった。
直線路においても高速走行時にはタイヤの路面追従性の低下が起こるが、適度なダウンフォースでタイヤを地面に押しつけることによりこれを防ぎ、操縦安定性の悪化やタイヤの空転、最悪の状況である「リフト」の発生を抑制することができる。
強いダウンフォースを得られれば旋回時の速度を向上させることができるが、同時に誘導抗力(空気抵抗)も増すことになり直線走行時の最高速度が犠牲になる。
ウキペディアより
質量以外の要因で車輪を地面に強く押し付ける下向きの力を発生させたいと言うが現実問題フロントのゼロリフトを謳っているメーカーに関してもよくよく見るとムービングタイプの風洞のデータではなく言っては悪いが「この風洞(現実と程遠い)でこんなデータが出た」と言う類のモノが多い
よく見るカナードに関しても元々作った連中はフロントタイヤの乱気流の整流が目的であってカナード自体がダウンフォースを発生させている訳では無い
箱車において質量以外の要因で車輪にかかる車重の変動を産むモノは
①前後の加重移動
②左右の加重移動
等の運転操作によるものと・・
車速によって空気溜まりが出来ている部分による圧力変化による抵抗が一番大きい
一番起きてほしくないフロントリフトの原因がコレ
世の中の車の99%がコレでフロントがリフトしている状態で何か付けてそれをダウンフォースに変えるなんて作業を考える事自体無駄の極致
穴の開いたヤカンに水を入れ続けて満タンにするようなモノ
何故ヤカンの穴を埋めようと思わないのか不思議でしょうがない
水を入れ続ける行為は無駄以外の何物でも無い
Posted at 2014/12/05 22:31:24 | |
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2014年12月05日
今出張に来ています
久しぶりにオプションを買いました
今年もWTACやったんですね
プロクラス一位のエボ
勿体ないね
バンパー変えたら速くなるのに
二位のシルビア
問題点だったリア変えて来ましたね
ぶっちゃけこのリアだけで速くなったでしょう
ドラシャの位置をみるとまだまだ出来る事があるけどね
更に言えばバンパーとフェンダーとボンネット形状を変えていたら一位だったでしょうね
フロアの空気より表の空気の方が大事なんだよね
三位シルビア
F1ばっかりやってる連中ならこんな無駄なエアロなっちゃうね・・
箱の風洞でもムービング使わなければこんなもん
四位
S2000
勿体ないね
多分アソコを変えたら一位だったと思うけど解んないだろうなあのメーカーには(笑)
以上
昔エアロの先生に聞いた範囲の応用で書いてみました
まぁ~逆に言えば10年も前に指摘されていた事すら未だに解んない人が多すぎると言う事だね
ダウンフォースはいろんな要素で作れますからね
正直な感想を言えばまだエアロの先生ほどで無いにしろ僕の引き出しの方が多いよ
しかしなんでドアミラー付近有効に使わないんだろう
車検も通る範囲で良くなるのにね
Posted at 2014/12/05 02:17:05 | |
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