
5月29日、旅立ちました…
2歳9ヶ月…
あまりにも早く…
前のネコちゃんが飛び出してしまって、いなくなってから、家の中の寂しさに耐えられず…息子に妹替わりにと、面倒見させることでお兄ちゃんになれるかもと思い、仲間入りした子でした…
ここに少し思い出を残させて下さい…
いつも、嫁のインスピレーションで『この子』と決めるのですが、ショップのなかで5人兄弟だったかな〜みんなに踏んづけられて下敷きになっていた子でした。
多分、オッパイにありつくことが少なかったんでしょう、他の子より少し小さく、でも可愛らしい子で…
スコティッシュを見に行ったんですが、嫁は見てすぐに、『この子がイイなぁ〜』っと…ノルウェージャンのこの子との出会いでした。
みんなに踏んづけられてましたけど、ウチに来てからは、元気いっぱいで…
ナナメにトコトコ歩く
タテ飛びする
飛び乗るのが苦手で、ベッドに飛び乗るだけで、態勢を整えるのにどんだけ〜
挙句、ズッコケるっ♫
標的を見つけると、ペッタンコになって(ツチノコみたいでツッチーって言ってました)、狙うんですけど、なかなか飛びかからないので、こっちが疲れちゃう〜
お風呂掃除を始めると、扉の前で扉をゴシゴシやるのを待ち構える〜
ご飯を食べる前には、クルクルって言うと回るので3回クルクル〜それからハイタッチしてから、ご飯を食べる〜
イチゴが大大大好き〜

スイカ
ハネージュメロン
ナシ
リンゴ
なんかもよくペロペロしてました
お水が大好きで、鼻をよく飲み口に擦り付けてたなぁ〜
シッポをランドセルみたいに背負って、どこいくの〜
洗われると、オシッコがぁ〜
ドライヤーでお腹を乾かしてもらってると、ホヘェ〜っとオッサンみたいにっ♫
おトイレ、よくOBしてくれました〜
モチロン、大ねっ(笑)
小さい飛行機のぬいぐるみが好きで、犬みたいにくわえてウロウロ〜
部屋の前に貢ぎ物のように持ってきました〜
ニャーってあまりなかなかったよなぁ…
どっちかと言うとワンッみたいな〜
ご飯だよ〜って言うと、グウッて鳴く〜
ネコの着ぐるみを着たイヌやなって♫
冒頭の写真、ベッドなんですけど写真を撮ってる側でいつもご飯を食べてると、遊んでよ〜って、デコより上だけ見せるんですよ〜こっちが覗くとツッチーになってペッタンコになって、飽きるまでやめないんですよね〜
嫁のことを心配して、私がいない時はいつも寄り添ってくれてたそうです…
ものすごく心配してくれてたんだと思います…
2年目の冬、冬毛が立派になって、カッコ良くなったね〜野良じゃなくなったねって♫
でも、嫁が少し毛艶が悪くなってきたようなって気がついて…
血尿が出たり…
チビを洗ったら、匂いが気に入らずにズーッとフーフー言ってた…
検査してもらっても何も出ず…
てんかん(痙攣)の発作も出るようになり…
原因はきっと、神経質なチェッちゃんの前で息子をよく怒鳴りつけてた…
大きな声にビクッとして…
だから、もう怒鳴るのはやめようって…
家族3人でチェッちゃんの為に治さなくちゃって…
発作の間隔が長くなって、治らなくてもこのまま何とか付き合っていけるかな…
って…
少し安心してたかも…
嫁と旅行に行き、嫁の実家に息子と一緒に預かってもらい…
今日、帰るからねっ!
って、様子を聞いたら…
ご飯食べてない…
ガリガリになってるって…
場所が変わると食べないのは、よくやってたから、先におウチに帰らせて落ち着かせてねって、お願いして…
急いで帰りましたよ…
でもね、
帰ったら、すっかり変わり果てた姿で…
ヤツれて…
歩くのもやっと…
何でこんなことにって…
4月に検診した時は何ともなかったのに…
肝臓の機能を示す数値が、標準の7倍以上…計測不能でした…
お水は大好きだったので、飲んでくれました…ご飯もふやかしたり、赤ちゃん用のを何とか口に入れて…
でも、ボーッとした顔をしてることが多くなり…
発作も繰り返して治まらず…
どんどん衰弱してしまって…
病院でも点滴しか…
29日仕事中、嫁から電話がかかってきて…
意識レベルがかなり下がってるみたい…
かなり危険かも…っと…
仕事早く終わらせて、
電車ダッシュで降りて…
マジで走りましたよ…
間に合ってくれっ!
チェッちゃんっ!!
嫁が帰った時、元気な時いつもいた場所でお迎えしてくれたそうです。
きっと待っててくれたんですよね…
私の帰りも待っててくれた…
私の帰る2時間前から発作が止まらず、ずっと酷い痙攣をしていたそうです。
体力なんかほとんど残ってなかっただろうに…
どうしてこんなことになってしまったのか…ゴメンね…チェリー
9時過ぎに病院の先生に診てもらえましたが、痙攣を止める為には麻酔しかない…
でも、麻酔が切れればまた発作が…
麻酔をかけただけでそのまま眠ってしまって戻らないかもと…
嫁と話はしておいたんですが、これ以上は苦しい思いはさせたくないと…
息子にも、これが正しいか間違ってるかは分からないけど、パパとママは決めたからと…安楽死させることを説明しました…
3人でお別れをして、最後まで見届けました…息子には酷だったかもしれません…
このことについては、責める方もいるかと思います…
でも、我が家の娘として迎え入れて、ここまで頑張ってきた子を苦しませることは出来ませんでした…
翌日、3人で火葬場に行って最後の最後まで見届けました…
ウチに来てくれてありがとう…
たくさんの笑顔をみんなに与えてくれて、ありがとう…
なのに、チェッちゃんの望んでいた穏やかな生活に出来なくてゴメンね…
与えてもらってばかりで、何も返せないまま先に逝ってしまうなんて…
後で聞きましたが、息子がチェリーに心配させないからねって、約束をしていたそうです…
まだまだ書き足りないですけど…
我が家の娘が短い生涯を閉じました…
チェリーが穏やかに見守ってくれるよう、3人で頑張ります!!
…m(_ _)m