ネタがないときのプチコラム「松田弘篇」

サザンのドラマー松田弘、魅惑の甘いハイトーンの持ち主。なんせ「タイニイバブルス」収録「松田の子守り歌」が隠れたヒットになったりし。私は「夏の日のドラマ」が大好きです。
ライブではアルバムの桑田の多重録音パートをドラムを叩きながら
の独特の揺れを感じるヴォーカルを随所で聴く事ができる。
「匂艶The Night Club」における後半の後追いコーラスはたまらん。マイクを常に口元に向けてるし（笑）歌うドラマー。

またドラマーとしても初期の手数の多いドラム
「茅ヶ崎に背を向けて」に顕著に現れている。
サザンロックの影響か？盛り上がって行くところがすごい。
「勝手にシンドバッド」の暴れるハイハットも勢いがあっていい。
この曲の大ヒットしたグル－ブは松田弘のドラムが生んでいる。
「ミスブランニューディ」のドラミングはスネアのフィルが
ついついノッてしまう。知らぬ間にステップ踏んでるかも？
「ＫＡＭＡＫＵＲＡ」あたりの凝った複雑なリズムも難なく
ライブではこなしてます。

「ヴォーカルを邪魔する事、ヴォーカルが歌いづらいという事を、
やってはいけない自分のワースト１に決めています」
そこが桑田が信頼するドラマー、松田弘なんでしょう。

ソロアルバムではかなりヌルい（いい意味で）ＡＯＲで松田ヴォーカルが思い切り堪能できる。高橋ユキヒロの「サラヴァ」、かしぶち哲郎「リラのホテル」同様、ドラマーのソロアルバムはドラム自慢でない、自分のやりたい音楽ってのがいいよね。

Ｍ－ＲＥＶ君、ＳＵＩＫＡ保有者です（カセットやけど・・・）
「翔(SHOW)～鼓動のプレゼント」はレアテイク。

この翔くんは２０歳で今ドラマーとして活躍してるそうな。
ジョニー吉長さんところみたいだ（笑）