
点検整備のために横浜のお店にUltima GTR を入庫させることになっていたので、途中にある箱根の峠道を走りたいと思っていました。
しかし、前日の天気は雨。箱根のあたりは雪で、通行止めになるほどの積雪。
これでは到底、箱根デビューは無理です。
それでも折角の関東方面への遠出、どこかの有名なドライブスポットには寄ってみたいと考えていました。
そこで横浜を通り過ぎてしまいますが、超有名な大黒PAに行く事に。
当日は早起きして、朝5時に自宅を出発。最寄のインターから高速道路に入る前に給油します。
ガソリンタンクを満たしたところで、新東名高速道路に乗って東京方面へ向かいます。
前日の雨は上がっていましたが路面は濡れたところが見受けられます。
安全装備はシートベルト以外、全く無いクルマなのでゆっくりとクルージングで走ります。
速度が出るほど空力が良いので車体は安定しますが、ダイレクトでクイックなハンドリングですので緊張感は抜けません。
順調に走行し、心配だった富士山周辺も通過したころにはすっかり明るくなっていました。
途中ポルシェ911GT3にぶち抜かれたりしながら海老名SAに到着、ここで軽く朝食にします。
海老名SAはメロンパンが有名らしいのでそれをチョイス。
少しお高いだけあって美味しかったです。
ドライバーのお腹を満たしたら、次はクルマです。
すぐ次の横浜町田で降りるので、割高な高速道路上のSAで給油するのは気が引けますが、降りた先はすぐにバイパスに入ります。
土地勘のない自分には給油するチャンスがあるか分からないので、余裕のあるうちに給油してしまうことにしました。
約180km走って35.13リットルでしたのでリッターあたり5.1kmくらい。なかなかの食いっぷりです。
ここからが本番といってもよく、有名な大黒PAを目指します。
このころから交通量が増え、緊張しながら標識を頼りに首都高に乗ります。
湾岸線を進みますが田舎者のお上りさんの自分はもちろん走行車線。
初めての景色に浮かれながらも何とか無事に大黒PAに到着。
入り口付近にはカメラを手にした人が何人もいて緊張します。当然ながら見てきました。
視線を感じながら何とか駐車したら早速、撮影が。なので逆に撮り返してみました。
変なクルマに乗っているので撮られるのは全然、構わないです。一言あるとうれしいですが、別に車体に触れなければ勝手に撮影してもOKです。カッコよく撮ってくれるのを願うだけです。
ただ、あくまでもドライブ中に立ち寄っただけですので、長時間の駐車を前提としたイベントでもない限り、自分はお願いされてもフードを開いてエンジンを見せたりはできませんのでその点はご了承ください。
駐車できたところでトイレとコーヒータイムですが、さすが大都会の有名スポット。レアなクルマがいたるところに停まっていました。
マイGTRはシボレー製のエンジンを搭載しているのでコルベットには勝手に親近感を感じます。
その撮影中、右に見切れているのはなじみのある後姿で、
自分以外でライトニングイエローのGRスープラは初めてだったので思わず撮影。
ランボルギーニ・ミウラ?にしては車高が高いな、と思ったらAZ-1でした。
湾岸といったら個人的に旧いフェアレディZは外せないところです。
実車を見たのは初めてのマンタ。
ウルティマを買うときにその見た目から候補に挙がりましたが出物がなく縁がありませんでした。
こうして自分の目で見れるとは感動です。
もちろん国産スポーツも大量で、雰囲気抜群の80スープラ。隣がAE86なのも高ポイントでした。
ルノーの隣にランボルギーニ・ディアブロ、軽自動車の隣にアストンマーティンが駐車しているさまは
流石、大都会だと思いました。
アストンマーティンといえば、
トヨタ・iQベースのシグネットも。アヴェンタードールよりもレアな一台に自分も含めた大勢の視線を集めていました。
自分のクルマとは対極のテスラの一団。全モデルが揃っていたみたいです。
もちろんフェラーリ様やランボルギーニ様は大量。マクラーレンはタイミングがずれていたのか、残念ながら見かけませんでした。
ポルシェは新旧様々なモデルが居て、レアなはずのGT3RSのグリーンが二台も、それも向かい合うように停まっていて、改めて大黒のすごさを感じました。
自分の目で見ることができるとは思ってもいなかったクルマが何台もいて長居してしまいましたが、このまま一日中、居るわけにもいかないので出発する事にします。
PA出口でまた、視線を集めながら本線に戻ったあとは初心者のお約束?の、首都高迷走をやらかしてガス欠に怯えながら横浜方面に戻りました。
初めての大黒体験に長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。