
はんちんぐーさんと二人でのツーリング『鞍馬寺ハイキングオフ』をお伝えする。
(長編ブログなので、興味の無い方は退出されたし)

ファミレス『ジョイフル福井南店』に集合。
ハードな一日になりそうなので、しっかりと朝食をしたためる。

食後のコーヒーは、自宅で淹れて持参した「ブラジル セルトン農園 樹齢百年 レッドブルボン」。
樹齢百年を超す古木から採取された希少なレッドブルボン。年間生産量はわずか100袋。
ほやって「チョコレートのアロマ。ブラッドオレンジのニュアンス。感じ取れます?」
はんちんぐーさん「うーん、分からん」
ほやって「うーん、ワシも分からん」
二人ともタバコで舌と鼻がバカになってる。

南条『四季菜』で休憩。
私が主催するツーリングでは、頻繁にトイレ休憩を挟む必要がある。
膀胱リミッターが限界突破したらヤバいし。
何を隠そう、この私こそは福井コペンクラブ内の3人から成る秘密結社「チーム頻尿」の一員なのだ。

『南条サイクリングターミナル』で蒸気機関車D51(デゴイチ)と記念撮影。
この日はウォーキング大会の日で、多くの人がここに集合していた。
ふふん!
我々はウォーキングよりもハードな山歩きするんだもんね〜、と上から目線。

『道の駅 マキノ追坂峠』でトイレ休憩。
このように行く先々で“マーキング”し、縄張りを拡大していく。
・・・犬かよ。
私クラスの頻尿ともなれば、コーヒーを飲むまでもなく、コーヒーを“見る”だけで尿意を催す。
・・・犬かよ。

『マキノピックランド』メタセコイア並木。
もはや説明不要の定番撮影スポットだ。
仮面ライダーやショッカーの扮装をしたバイクツーリングの一団と遭遇したが、あれは何だったのだろう…。

“近江の厳島神社”『白鬚神社』。
もみじまんじゅう食いたい!
もみじまんじゅう食いたい!
もみじまんじゅう食いたい!

牛若丸(源義経)が幼少期を過ごした霊山『鞍馬寺』に到着。
一日500円の有料駐車場は余裕で空いててホッとした。

9月に日本列島を襲った最強台風21号の影響で、九十九折参道は通行不可になっていた。
仕方なくケーブルカー「牛若號」で本堂に向かう。
ま、体力を温存できたし、良しとするか。

『本殿金堂』、その前には『金剛床』。
六芒星の中心が京都最強パワースポット。
宇宙エネルギーを体内にグイグイ取り込む。
ほやって「力こそパワー!!!」
はんちんぐーさん「 ? 」
ほやって「ワシは間違ったこと言うとらん」

『奥の院参道』貴船神社へと至るハイキングのスタート地点。
驕りを捨て、昂りを鎮め、自らの心と向き合いながら、一歩一歩踏みしめる浄化の旅……となるはずだった。

『冬柏亭』与謝野晶子の書斎。
歩きだして間もなく通行止め。
ハイキング瞬殺。
台風のバカヤロー!
こんなことなら、はんちんぐーさんの神通力で台風21号の進路をねじ曲げといてもらえばよかったわ〜。

ほやってカフェ再び。
樹齢百年の古木が地中深くから吸い上げ、その実に蓄えた豊かなテロワールを二人で堪能……できるはずもなく。
はんちんぐーさん「うーん、分からん」
ほやって「うーん、ワシも分からん」
二人ともテイスティング能力ゼロ。

ケーブルカーで下山し、叡山電鉄「鞍馬駅」にやってきた。
ここから電車に乗り、一駅先の「貴船口駅」で下車する。
自家用車で貴船に行くのはオススメしない。
道が狭くて難儀すること間違いなし。
天狗「鼻を長くして待ってたよ」
ほやって「長くするのは“首”でっせ!」

観光列車「きらら」に乗車。
シートが外向きになっている。
一駅分だけのプチ列車旅行。
はんちんぐーさん、メッチャ笑顔で楽しそう。

「貴船口駅」からはシャトルバスに乗って。

昼食は『鳥居茶屋』にて、名物「鮎茶漬け」をいただく。
私は「並」、鮎二匹。
はんちんぐーさんは「上」、鮎三匹、生湯葉、鯉の洗い。

『貴船神社』にお参り。

「水占みくじ」で神託を受ける。
紙を御神水に浮かべると文字が顕在化する。
ちっ!末吉か。
げぇ!「旅行:乗物に注意」だと?
無事に帰れるのだろうか、不安だ…。

貴船は川床料理で有名である。
今はシーズンオフで、川床の痕跡だけが残されている。
はんちんぐーさん、一服中。

シャトルバスと電車を乗り継いで鞍馬に戻り、コペンを駆って鯖街道を北上する。
途中、覆面パトカーに威嚇されてビビった。
一滴チビった。
『パラディゾ』テラス席でティータイム。
私は「チョコレートクーベルチュールタルト」
はんちんぐーさんは「チーズケーキ(チーズ80%)黒コショウとキャラメルソース」

「合鴨ロースの燻製」を買って帰る。
帰宅後の晩酌が楽しみだ。

再びメタセコイア並木道に戻ってきた。

『びわこ食堂』で夕食。
滋賀の名物「とりやさいみそ鍋」、てんこ盛りの白菜がインパクト大!
とりやさいみそ鍋は石川県民のソウルフードでもある。

しばらく煮込むとぺったんこ。
はんちんぐーさん「石川県民のソウルフードを石川県民の自分が滋賀県で旨い旨いと食うなんて…」
ほやって「この裏切り者ぉぉぉぉ!!!」

〆にうどん投入。
我慢できずにノンアルも。
もうお腹一杯。
ご馳走さま〜。
◇
すでに外は真っ暗。
北陸道でバビューンと帰宅することに。
お疲れ様でした〜!

帰宅後の晩酌、合鴨ロースの燻製。
フルボトルで298円(!)の激安ワイン「ボエン・ビビール」とのマリアージュを楽しむ。
鼻を抜ける馥郁たる燻製香。
噛むほどに旨みが溢れる肉々しい赤身。
ねっとりと濃厚な甘みの脂身。
そして財布に優しいデイリーワイン。
心地よく酔っ払い、とことん遊びきった疲労感も加わり、夢のない眠りに就く。
大満足な一日だった。
Posted at 2018/10/30 18:14:14 | |
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