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１/１８のおはなし・・・・・


この日は東京でも雪が降り、交通機関がマヒしている頃・・・・・・



宮城県で朝を迎えた・・・・・


朝起きてカーテンを開けたら・・・・・真っ白・・・・・・



車から降りて積雪を測ると約１０ｃｍ・・・・・





この時から問題が多発する１日が始まる。


スーパーグレートのタイヤはバリ山ミックスタイヤ（オールシーズンタイヤ）


荷物の降りたセミトレーラーは駆動軸に荷重が掛かりづらくなるので、一度止まってしまうと再スタートできるか・・・・・・・・・




まずは納品先からスムーズに出られるようにする為、スコップを借りて４０分かけて出入口を除雪・・・・




これで道路に出るのは容易になったが・・・・・東京までの約３５０kmは問題だらけに・・・・


国道４号線を南下すれば宮城県と福島県の県境に国見峠が待っている・・・・

峠を登っている途中、目の前の右カーブで軽自動車と大型車が事故で止まっている・・・・・


上り坂で止まってしまえば再スタートは不可能確定・・・・・絶対に止まれないと判断し対向車が居ないタイミングを見計らって事故車を回避したが・・・・・


不幸な事って重なるんですよね・・・・

右コーナーのバンク角に駆動輪が横滑り・・・・・物の見事にくの字になってスタック・・・・・

道路封鎖状態・・・・・・

運が良かったのはぶつからなかった事とタイミング良く除雪部隊が通りかかったこと・・・・・・


除雪部隊の人たちに牽引してもらい封鎖状態を解除。


ここから峠を越えるたびに悲鳴を上げながら乗り越えていったが・・・・・


福島県郡山市の「あさかのバイパス」から最大の悲劇が始まる・・・・・


東北道通行止で国道４号線に車両が集中・・・・・郡山市～白河市まで約３０ｋｍ渋滞。


渋滞だから当然、上り坂だろうが止まらなければならない・・・・・



止まる度に圧雪で動けなくなり、発進するのに手間取りながら進み続け・・・・・


渋滞３０ｋｍのゴール地点、白河市まで抜けるのに７時間オーバー・・・・・


時間の都合上で白河から東北道が使える状態になっていたので高速で帰る事になったが・・・・

長い１日だった。


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この日思ったこと、スタットレスタイヤだろうがバリ山ミックスタイヤだろうが大型車の場合、そこまで差を感じられない気がする・・・・

動けなくなっている大型車を見てみると総輪スタットレスタイヤ履いていようがスタート出来ない車両もいるし、走り出してしまえば曲がる・止まるはアクセルとブレーキの使い方を間違えなければほとんど問題無し・・・・・

車両にもよるが、横滑り防止装置のON/OFFだけでもスタート出来る場合もあるし・・・・・


ちなみにこういう事を書くと「自殺行為だぁ！！」等々コメントする人が必ず居るんですけど・・・・

一言目にチェーンを巻け！！とか、スタッドレスタイヤを履け！！とか・・・・・


迂闊にチェーンを巻いたらどうなるか？乗用車感覚で物事を言われても・・・・・と思うし・・・・・

スタッドレスタイヤに至っては、今回の一件でスーパーグレートに新品スタットレスタイヤ投入となりましたけど、雨の箱根越えとかを滑りながら下るという楽しい環境になりました♪

車両総重量、最大約５０ｔクラスで走る海コントレーラー、基本、積み荷不明＋コンテナの中がどうなっているのか不明、荷物重量（知ることが出来る場合も有りますが）不明で走らなければいけない中で、雪が無い道路でスタッドレスタイヤは車両バランスを不安定にさせる現実・・・・


これは経験してみなければわからない部分でしょうけど・・・・・・・

むしろ乗用車しか乗らない人には知る事が出来ない現実ですからね・・・・・