Junior Spec Dumperの異音対策
1
自分の場合だけかもしれませんが、車高調を
取り付けてからしばらくしてステアリングを
切った時に「キリキリ」とか「ガンガン」と
いう異音かしてきました。音の感じからすぐに
原因は分かったのですが、それは
「スプリングの共回り」でした。
ツルシ(つけた直後)の車高調、特にピロアッパー
はアタリが出ていない分動きが渋い場合があり、
ステアを切った際にスプリングのアッパー側と
ロア側で回り方にずれが生じ、捩れの限界を
超えて元に戻る時に発する音なんだそうです。
(模型飛行機みたいにゴムを巻いて、手を離すと
勢いよく回る感じを想像すれば解りやすいと
思います)
本来ならスプリングはステアと共に回るので捩れ
る事はないのですが、実際にはこのように捩れが
発生してしまっています。今回はその異音を少し
でも抑えるための施策を行いたいと思います。
※しいてはピロアッパーマウントのメンテにも
なると思います
2
まず用意するものはシリコングリス、ウエス
(ちり紙でも可)
今回、私は呉工業の「CRCシリコングリース
メイト(スプレーグリース)」を使いましたが、
シリコン系のグリスであればなんでも良いです。
何故数あるグリスの中でもシリコングリスなのかは
耐久性が高いことと樹脂やゴムの攻撃性がない事
を評価しました。モリブデングリスやチタングリス
でも大丈夫かもしれませんが、なんせ人柱は
わが愛車なので安全パイを頂きました(笑)
3
まずはシリコングリスをピロボールにたっぷりと
塗ります。私の車高調は幸いにもピロボールの
周りに壁があるので壁の高さとツライチになる
ようにてんこ盛りにします。
壁の黒とグリスの白で新種のお菓子みたいです(笑)
あ、そうそう。フロントだけでイイっすよ。
4
さて、次はステアリングを右へ左へロックtoロック
で回します。こうする事で上に塗ったグリスを
ピロボールの中へ練りこんでいきます。
その際、フロアジャッキ&ウマでフロントを
持ち上げておくとタイヤに負担が掛からずGoodです。
私の場合は往復10回を1セットとして勘定して
います。
5
(4)の作業を行うと沢山盛ったグリスに谷が出来て
いると思います。こうなったら中に練りこまれた
証拠です。後は余分なグリスをふき取って下さい。
※グリスは埃を纏い、中へ練りこんでしまいます。
ですので余計なグリスは綺麗にふき取って下さい。
それに見た目も悪いですしね(笑)
6
(2)~(5)の内容を音が無くなるまで繰り返し、
ふき取った後にもう一度ロックtoロックを行い
あふれたグリスをふき取って下さい。
これで一連の作業は完了です。
私の場合は5セットほどで音がほぼ消えました。
まだ様子見なのでなんとも言えませんが、施策を
しないよりは明らかに滑らかに静かに回ります。
後々のメンテは定期的にピロボールを拭いて
ください。ステアを切る度にあふれたグリスが
少しずつ出て来ますので綺麗に拭いてあげる事で
埃を巻き込まずに長持ちすると思います。
最後に厳禁事項ですが、CRC5-56は絶対に
噴かないで下さい。あれは潤滑効果もあるの
ですが同時に脱脂効果もあるのです。ですので
折角塗ったグリスも一緒に流れてしまいますので
注意が必要です。
(裏を返せば古いグリスを洗い流すことが出来る
かもしれませんが、とりあえずはしません)
今回のJunior Spec Dumperはピロアッパーの
右と左で大分工作精度が異なるようです。
右側(運転席側)はすぐに異音が収まりましたが、
左側(助手席側)はそれ以降も異音を出し続け
ました。ふき取ったグリスの汚れを見れば
一目瞭然です。ですが、根気よく施策を行えば
かなり改善されましたので、皆様も根気よく
頑張ってください。
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