
行ってきました、G6最終戦モンテカルロラウンド。
6月以来となる久々のキョウセイです。
今回は毎年最終戦になるとエントリーしてくる変態的に速い方々と
絡むのを避ける為にN4WDでエントリーしたんですが、今年に限ってエントリーしてこないんだもんなぁ(笑
まぁこれはこれで実力伯仲、モチベーションも上がります。
さて、キョウセイに到着してあまりの寒さに驚きました。
いちおうジャンパーは持ってきたんですが、これくらい寒いとベンチコート着てもいいくらいだよね。ってくらいです。
寒さに震えながら慣熟歩行してると、大△の左下のパイロン位置がコース図と比べて
かなり違います。交差点の方にあるので1速を使わないといけない感じ。
あとは最終コーナー、この2箇所をポイントに絞ってコース攻略を考えました。
(練習走行)
今回スタート位置が斜めになってるので、計測開始位置にあるパイロンを引っ掛けないか
気になり、気持ち抑え目のスタート。軽くリアを振りながらも問題なくスタート。
Xターンセクションではやや後手後手に回りましたがロスなくクリア。
大△進入では4速まで入ります(汗)こういう高速コーナー苦手なんだよなぁ
とか思ってたら案の定アンダー。ここ最近の課題が全く克服されてません。
大△の1速区間はサイドを使わず無難にクリア。
最終コーナーも思ったほど難しくなく、綺麗にゴール。
タイムは1:04.12でトップタイム。
2位ともコンマ7秒ほど開いてます。
しかし相変わらずコーナー進入でリアを流す癖が出まくり(汗)
(本番1本目)
走りは見れなかったんですが、上位の選手でおそらくミスがあったのか
タイムが良くなかった方が気がかりでしたが、まぁ普通に走れば上位に入れるでしょう。
大きく修正しなきゃいけない部分はたくさんあるんですが、とりあえず1本目は
細かい修正のみで、2本目で大きく修正していこう。コンマ数秒アップすれば
上出来だね。と今までになく気楽な気持ちでスタートラインへ。
ちょっとクラッチミートに失敗して、練習走行よりも高い回転数でスタート。
した瞬間...
バキッ!!!
嫌な音がリアから聞こえました。
(コレはトランクに降ろし忘れた荷物が暴れたダケだ)
と現実逃避しながらも走行。サイドが全く効かないので、以前やったリアデフの
トラブルかなぁ、とか思いながらも走り続けました。
一応完走したんですが、1:09.00
パドックに戻り、ジャッキアップして見てみると、左のドラシャがポッキリ
逝ってました。なんでリタイヤしなかったのか自分でも謎です(汗)
スタートでリアデフが効いた状態でガツン!とクラッチミートした為に
片輪に一気に力が掛かったんでしょう。
練習走行トップタイムで優勝に一番近かったのに、こういうオチか...
と呆然としてました。
誰かドラシャ持ってないか話してて、HIDEAPさんなら持ってるかも
という事でかんべさんが連絡してくれました。すると、持ってるので今から
持っていきます、との事。希望の光が見えてきました。
とは言っても手持ちの工具じゃ無理だし、交換方法も知らなくオロオロしてると
周りで工具を貸していただき、ドラシャを外し始めてくれました。
やり方は知らないんですが、邪魔にならないように手伝い、無事に外れました。
そしてなんとお昼休みが終わる前にHIDEAPさんがドラシャ持参で登場!
この時間なら楽々間に合います。またみなさんにお手伝いしてもらいながら
無事に復活出来ました。ホントに感謝の気持ちでいっぱいです。
さぁ、皆さんの気持ちに応えるにはもう優勝しかないでしょう。
今までで一番勝ちたい、勝たなきゃ、って気持ちでいっぱいです。
今まで経験した事のない程のプレッシャーです。
1本目走行前はあんなに気楽な気持ちだったのに(笑
(本番2本目)
とりあえず練習走行のタイム位だと優勝出来るだろうと思い、あえて走り方を
変えずに無難に行こうと決めました。
いつもは結果よりもどれだけ納得の走りが出来るかを求めて走ってたんですが
今回だけは結果だけが欲しいです。
さぁ、気合いを「抜いて」スタート!
モッさ~と街乗りスタートしてから気合いを入れます。
Xターンセクションでは無難に無難に、大きなロスなくクリア。
立ち上がりで少し振られてロスした為、練習走行と比べて大△の進入スピードが
遅いです。1本目のパイロン進入で綺麗に姿勢を作れたんですが、パイロンタッチだけは
絶対に厳禁!という事でラインを少し外に逃がした為に気持ち良くは回れませんでした。
そして180ターンの立ち上がりでふと左を見ると
思ったよりもガードレールに寄ってます。焦りはしなかったんですが次の右コーナーで
ブレーキを踏むタイミングを逸した為、アクセルワークのみでクリア。
最終コーナー立ち上がりでややアウトに寄り過ぎましたが、アクセル全開でゴール。
タイムは1:04.25と、スタートを抑えた分タイムダウン。
予定では3秒中盤~後半くらい出すつもりだったのに...微妙なタイムです。
外周で皆が観戦してる所へ向かう途中でF本選手がゴール。
タイムは...1:04.27。
勝ったのか抜かれたのか全く分からずに久野アナのアナウンスに聞き入ってると
「あ~っと!F本選手惜しくも2位!」
コレを聞いた瞬間思わず座り込んでしまいました。
表彰式では、初めてのヒーローインタビュー。
コレを待ってる時間ってのも初体験ですが緊張しますね(笑
ヒーローインタビューでは、皆さんへの感謝の気持ちを述べながら、ポケットに
忍ばせた「目薬」を取り出して涙涙のインタビューとなりました(笑
いや、ホントは皆さんへの感謝の気持ちをこんな風に茶化していいものか
すごく悩みました。きっと皆さんを笑わせる事の方が皆さんに喜んでもらえると
思ったのであって、皆さんへの感謝の気持ちは嘘偽りはないですよ。
今回こういった形で皆さんに助けられての初優勝となりました。
ホントに皆さんのおかげで優勝出来たワケですし、また初優勝がこういった形で
皆さんに助けられての初優勝で良かったと思います。
今回の初優勝はきっと一生忘れる事はないでしょうし、常に周りに支えられてるから
こそ、今の自分があると実感出来ました。
最後になりましたが、応援に来てくれたAsaさん、走りのアドバイスをいただき
また走行前に声をかけてくださったいとーたろーさん、仕事中にも関わらず
ドラシャを運んで下さったHIDEAPさん、工具を貸していただき、また
交換を手伝ってくれたかんべさん、らいパパさん、KasiKasiさん
ふるばさん、黒い番犬さん、また普段からお世話になってる皆さん。
本当にありがとうございました!