
今日は、マスターピース・シールドライガーを作って、ゾイドな気分なんで、延々ゾイドの話をすっから、ゾイドが嫌いな人は、帰ってどうぞ(笑)
そのマスピ・シールドライガーってのが、これ。
去年の静岡ホビーショーで展示されてたヤツで、発売延期されつつ先ごろ発売。
簡単に言うと「大きなお友達」用に、金に糸目をつけずに作られた電池で動くゾイドで、お値段も定価で15000円くらいと大体昔のシールドライガーの約10倍となります。
TECH-0さんルールで、「動くゾイドは、PL消したり色塗らなくてOK」って自分ルールがあるので、ちょっと製作レポっぽく行きましょう。
所謂ゾイド語でいうところの「パワーユニット」です。
スモーク成型で、中のギア類が見えるのが、ゾイドの伝統。これでメカ物好きな良い子を虜にし、誘惑に負けて中を開けて元に戻せなくなるという悪魔の箱です(笑)

今回はアクションが色々ある関係でモーターは2個付いてますが、ここは「2個も付いてる」じゃなくて「2個しか付いてない」ってのを褒めましょう。1個のモーターの回転を1wayのドグクラッチで2種類のアクションに使い分けてたり、少ない動力でいかに複雑な動きをさせるかが、ゾイド設計の腕の見せ所です。
ここでちょっと小ネタを一つ。
間接的にゾイドの源流となった物に学研の「メカモ」ってのがあるんだけど、「メカ生体ゾイド」の頃、「ゾイドのコンセプトに大きな影響を与えた人」ってことで森政弘教授の紹介記事が学研の「科学」に載ってたりしました。

と、思い出してメカモでググったらwikiに
"「可能な限り少ない動力」で「出来るだけ簡単な構造」により「最大限の(運動)効率」を得る…"
って同じようなこと書いてあった(笑)
パワーユニットには、リンクで繋がった外装パーツが付いてて、単なる箱の胴体を足の筋肉と連動して動く胴体の筋肉の動きを表現してて、すごい生物的。贅沢を言えば尻尾の動きを上下だけじゃなくS字に撓るような動きがほしかったところ。
あとは、アイドリング時のクラッチ作動音がちょっと気になるから、固めのグリスを塗布して打音を減らしました。
脚の動きも拘りポイント。
なるほどネコ科っぽい、手首を垂らしながら肘から先を持ち上げながら前に出して、つま先から着地させていく動き。

この脚運びって、考えてみると、一番足音を立てずに歩く動きなんだな。
でも、スピーカーから大きな足跡が出るのはご愛敬(笑)
カウルを付けない素体の状態。ガンプラのマスターグレードみたい。
基本的にパチ組みで行くんだけど、ここは拘りポイント。
TECH-0さんは「メカ生体ゾイド」世代なので、色はRPZ-03シールドライガー色にします。
だから、前作ったHMMゴジュラスもメカ生体ゾイド色。

とはいえ、シールドライガーの青って、いわゆる紫がかった水色なんだけど、けっこう彩度は高めなんで、安易に青に白を混ぜたりすると、くすんで全然違う色になっちゃう調色的には厄介な色です
うまい具合に丁度いい色ないかな~って大須のボークスに行ったら、まさにコレって色がありました!
ガンダムカラーって書いてあるけど、ズゴックか何かの色なんかな?

ついでに、スーパーポテトでファミコンゾイド買ってやった。
実況動画とか見ると分かりますが、「怒首領蜂」←(「どどんぱち」で一発変換出来たことに驚きを隠せない)とかとは違う意味で高難易度な迷作です。
ほぼノーヒントで超重要アイテムがそこらの原っぱに落ちてるとか、ラスボス倒してボタンを押すとGAME OVERになるとかetc.
ちなみにTECH-0さんは、小学生の時に一回投げて、大学の時にクリアしました。
足のツメとポリキャップはフラットホワイトに。 牙は安全対策で丸めてあるのを研ぎだして、色はテカテカのグロスホワイトに。
そして、キャノピーはシリコンで型取ってエポキシで透明注型。
デザイン的には刺し色でオレンジを入れたいんだろうけど、この「渋さ」がゾイドです。
スモークの顔料の青味がちょっと強いけど、これはこれでカッコいい。
スモークキャノピーの下で「金のおじさん」がキラっと光るのがポイント
ちなみに、運転席はタンデムの二人乗りになってます。
わりと内部空間があるので、揺すると「金のおじさん」が、くんずほぐれつしてしまいます(笑)

昔の金のおじさんは、ジェットのヘルメット被ってましたが、今回は「バーチャボーイ」付けてます最近VR流行ってるからかな?
これはヤバいカッコよさ。
フォーマットはトイなので、ディテールは甘いけど、雰囲気はHMMと遜色ない感じ。
国籍マークはやっぱ、中央大陸戦争時のタイプ
肩には「ヘリック共和国第7軍団」のマーク
カウルの右側にはキルマークを
ベースは、どうしてもメカ生体ゾイドのロゴを入れたかったので、バランス的に"SHIELD LIGER"の文字がちょっと小さ目になってしまった。
フォントはシールドライガーのパッケージ絵のイメージ。
型番はパッケージではRPZ-02ってなってんですが、誤植らしく本当はRPZ-03みたいです(RPZ-02はグスタフの型番)
そして「極地戦用高速機動型戦闘機械獣」って用途の全漢字表記は、やっぱ外せません。これがなんとも兵器っぽい感じでカッコ良かったのです
サイズは、同じ1/72なんですが、内機の関係で一廻り大きくなってます
サイズが分かりやすいように「マルダー」を添えておきましょう(笑)
ご家庭にあるマルダーと比べて頂くと分かり易いと思います。
オリジナルのシールドライガーと。
大学生の時に再販したのを買った物ですが、やっぱ部分的にメカ生体カラーになってて、キャノピーもスモークになってます。クリアパーツのクオリティが低いのはご愛敬。
再販した時、TVでアニメとかもやってて、毎週見てましたよ。
TVで動くゾイドを見るってのは小学生のころからの夢だったのです。
実はCGのロボットアニメってのはゾイドが初だったらしく、すげぇワサワサ動いてました。
そういや、この前アルペジオの話した時も同じようなこと言ってましたね。
TECH-0さんが子供のころ見たかった映像ってCGが無いと厳しかったみたい。
お約束のコマンドウルフと。
シールドライガーの相棒というと、やっぱコマンドウルフです。
この二体はライオンと狼がモチーフなんですが、意匠的にはバイクのイメージが入ってます(機能パーツにカウルが被ってる構成とか空冷のヒートシンクとかマフラーっぽい造形とか)

並べたくてHMMコマンドウルフ買ってしまった。
ネコを可愛がるシールドライガー。
「は~ ネコかわいい」
吠える動きは、頭をぐりんと回す感じで、カッコ良いのですが、動きが大きいだけに干渉とかが微妙でデリケート。
こんど帰省した時に甥っ子のお土産に買ってあげようとも思ったけど、ちょっとまだ早い感じかな?
ちなみに、恐竜大好きらしく(実家に置いてあったデスザウラー(再販Vr.)で、すげぇ遊んでた)
お気に入りはスピノサウルスだって言ってたから、スピノ型のゾイドを探して買ってきてあげたら、ゴロゴロ転がって喜んでくれました(笑)

ただ、新ゾイドはちょっと構造が複雑で弱いのか、しょっちゅうバラバラになってたんで、今度はシンプルなレッドホーンあたりが良いかな?と考え中。
せっかくだから、ちょっとレアな人たちの写真
そういや、今度アイアンフォスルの可動フィギアがでるらしい。
ゾイドのひみつ①
「ですざうらー」の「かでんりゅうし いんてぃーくふぁん」は、かいてんほうこうがまちがってるので、じつは「はいき」してるぞい。