三重県の山中にルーブル彫刻美術館を見た①

三重県。面積およそ和歌山県橋本市の44倍
この広大な三重県の山中に、幻のルーブル彫刻美術館が存在するという情報を得た我々は、伊勢自動車道 久居ICより車でおよそ20分の長い道のりを経て

「ついに、その正体を見た!」

山中に聳え立つ自由の女神像っぽい物に、我々は、しばしここがルーブル美術館である事を忘れそうになる。

最初に我々を待ち受けていたのは、古代エジプトを思わせる石像であった。

なぜ日本の山中にこのような物があるのか?
謎は深まるばかりである。

「なんだあれは!?」

我々の目の前にあらわれたのは
数メートルはあろうかという柱に括り付けられた
ネコ避けのペットボトルであった。

三重県のネコは、これほどまでに巨大なのか?
はたまた空中を自由自在に飛び回るのか?
探検隊に戦慄が走った。

その瞬間!　メンバーの一人が、壁の向こうに巨大な女性の頭部を発見した。
外灯の高さから察するに、悠に4mはありそうだ!

あんまり美人じゃないし、我々は、関りあうと後々面倒そうだと考え、
なるべく目をあわせないようにした。

その時!!

「かえるおとこ」があらわれた

かえるおとこAはようすをみている
かえるおとこBははたらきたくない
かえるおとこCはいえにかえりたい