こんばんわっ。僕です。
今日も暑かったですね~~
仕事で行く所いく所のみなさんに・・
「あっついよねぇ~~。仕事するきおきねぇよぉ」
とおっしゃってました。
そん中僕はマジメに仕事をしてましたよ。
帰納先のお客様の所に・・お伺いしてましたw
まぁ。。ちょいと目的もあったんですけどね。
社「おっまさてらくん。911の見積もり打ちの着たのかい?」
ま「いやいや。そんなお金ないっすよ」
社「ボクスターSMTの試乗車あるけど・・テケトーに乗り回してきて。インプレ聞かせてよ
」
ま「かしこまりぃ~~(柳原風味)」
いやぁ~~まさに天職wwwwww
んじゃ。いつもの事ながらダラダラ試乗記をつづりますかw
今回試乗したのはボクスターS07モデル。
つまりエンジンの排気量がスープアップされて3.4になったモデル。
早速キーをひねり、独特のアイドリング音を響かせる。
低音の聞いた非常に好ましい音だ。だが・・この音で音量規制にひっかからないの
か?と思うぐらい排気音が大きい。
さて、1速に入れクラッチをつなぐ。代々ポルシェと言う車はクラッチがシビアだとい
われていたが、意外とあっさりしており、アイドリングで十分に繋がる。
一般道での流れではトルクの太さゆえに、ほとんど5速に入れっぱなしのオートマ状態
だ。またステアリングもBMとは違い細めのグリップで好感が持てる。まぁこの辺は好
みにも寄るが・・
ケイマンとの比較にもなるが、幌を占めた状態での音の入り方はむしろボクスターの
方がいい音を奏でている。
さて、このポルシェご存知の方も居るとおもうが、50kmまでだったら、幌の開閉がで
きてしまう。
峠道も迫ってきたので、幌を空けてシフトを5速から2速までシフトダウン。
回転数は一気に5000回転に、そこからアクセル全開!!
加速時はさすがポルシェ、リアにトラクションがかかっているのが手に取るようにわ
かる。1kgのトルクも逃さず路面に叩きつけている感じだ。
シフトストロークはやや長めだが、カチッと手に収まる。
幸いなことに峠道は空いており、存分に楽しむことが出来た。前々からお伝えしてる
ように、ポルシェと言う車は山道を走ってこそ、意味がある。街中をチョロチョロっ
と、走っただけでは「ポルシェって意外と凄くないんだね」と思って帰ってしまうだ
ろう。
また懐が深いので、ドライバーの思うとおりに動かすには多少のテクニックも必要に
なる。きっちりと加重をフロントに乗せて走らないと、思い通り曲がってくれない。
ケイマンに比べ車重が軽いせいか、ヒラヒラと峠道を曲がっていく、そして安全ディ
バイスをOFFにしたところで、弱オーバーで車はコントローラブルになる。
またボディ剛性も十分すぎるぐらいある。路面のギャップもストロークの長い足で、
吸収してくれる。かといってロール量が多い訳ではない。
ステアリングからのインフォメーションが多いので、次に車がどんな動きをするのか
がわかってくる。
さて、BMとの比較ではあるが、エンジンのふけ上がりの鋭さや、感性は完全にBMの勝
ちである。BMの6発は官能的であるがゆえに勝てるわけが無い。
シャシ性能に関しては、オープンにもかかわらず脚の取り付け合成の高さなどは完全
にポルシェに軍配があがる。この辺は少量生産の強みであろう。
ブレーキに関しても最大踏力からのコントロール性は完全にポルシェにある。
BMは少々初期制動が強すぎてコントロールがしにくい。
ポルシェはスポーツカーのお手本になってしまう。
まぁBMと比べるのはかわいそうかもしれない。。
BMはマルチパーパスであれだけの性能を出しているので必ずしも劣っているとはいえ
ない。
むしろポルシェはスポーツ性能に特化したゆえに色んな部分が犠牲になっている。
じゃぁ・・Mシリーズと比べると・・
と言われてしまうと、、正直困る。
最近のMシリーズの位置づけがスポーツにあるのかは疑問に当たる。
そして、ポルシェが教えてくれることはパワーを使い切るといういい部分がある。
扱いきれないパワーよりも手の内に収まるパワーで最大限発揮することの方が、
面白いかもしれない。
最後に同門対決で2.7と3.4との比較になるのだが、正直MAXスピードの差だけと言って
いいだろう。前回のケイマン2.7と今回ボクスター3.4を同じ道で比較するのだが、大
きな差はなかった。むしろ軽快に回る2.7の方が私は好感を持った。
素のボクスターであれば総額650万で収まってしまう。
お金が有れば・・・・すぐにハンコを押したい一台である。
が・・・このボクスター・・ポルシェ地獄の始まりかもしれない・・・
コレに飽きたら・・911・・911GT3とステップアップをしたくなってしまうかもしれな
い。
