※重要※
この日の沖縄は慰霊の日でした。
飽くまでも私、インディの感じたままの沖縄の日記です。
あらゆる国籍、宗教、政治的思想とは切り離して読んでください。
憲法9条だの、反戦だの、靖国神社だのみたいな論争は望んでおりません。
しかしながら、特別な日の特別な場所ですので、そういう事に触れる可能性があります。
気分を害すると思われる方はブラウザの戻るボタンを、
相変わらずまどろっこしいな!能書きはええから早よ読ませろ!と言う方は、
しばしお待ちを…
まずは、現代日本の礎ともなられた数多の方々に、深く感謝とお悔やみ申し上げます。
それでは、どーぞ。
自分を探す、俺。
自分のFacebookの賢明な読者の方は知ってると思うけど、
散々いろんな事を乗り越え、沖縄にたどり着いた。(大袈裟
※Facebookが気になる方はメッセージください笑
いよいよ旅も大詰め。
夜には関西に帰ってるので、
残された数時間を…
より無駄に使うことにした笑
ぃゃ、あれこれ詰め込んだり、
賢い振りして、歴史スポットを廻るよりも、
ヘラヘラ現れてヒッピーよろしく反戦を叫ぶよりも、
より沢山の沖縄の景色や、空気、匂い、風などを感じようと思った。
ホテルをチェックアウトして、荷物と嫁をクルマに詰め込み、南に向かう。
こういう時、ハイドラを使うと楽しい。
無作為に走るより、CP集め自体が目的にもなるし(・∀・)
今回のコース。
沖縄南部、反時計回り。
ホテルを出て数分、目に飛び込んで来たのは…
マ◯コ…※みん友のりぉ君オススメスポット。
いや、地名だから伏字にする必要ないんだけど、
なんか、恥ずかしい(*´・ω・`)
これに勝てるのは、エロマンガ島ぐらいのもんです。
※仰々しい前説の割りにいつもみたいな内容です。肩の力を抜いてお付き合いください笑
まぁ、普通に綺麗な湖ですけどね笑
…先に進みます。
この日の沖縄南部は、やはり想像以上に物々しい雰囲気。
ヘリコプターがバンバン飛んだり、
自衛隊の方だの、警察の方だの、米軍の方だの、一般参列者の方だの、いーっぱい。
ひめゆりの塔や慰霊式典の会場を過ぎ、
クルマを走らせてると、
なんと言うか、霊感とかそういう話はあんまり好きじゃないけど、
空気が違う気がした。
ふと気付くと、嫁を極端に口数が減っている。
重苦しいような肌で感じる物が確かにあった。
約70年前、戦場になった場所。
壮絶な戦いの末、異国に占領された場所。
こんなに綺麗で、静かな場所なのに、
海の色、空の色さえ悲しく見えた。
さて、でもなんでじゃあ南を目指したのかと言うと…
奥武島に行くため。
奥武島は沖縄本島の南に浮かぶ小さい島。
大きさは、クルマで一周するのに5分ぐらい笑
※橋があるのでクルマで渡れる
そこで俺たちを待っていたのは…
昼寝するネコ
ではなく、
天ぷら屋さん(笑)
沖縄の天ぷらは、本州のとちょと違って、
衣が厚めで、軽く味がついてる。
食感はサクサク。
ネタも、もずくとか本州ではあまり見かけないのもある。
『ここのが美味しいらしいけど、来たことない』
と言う、自称沖縄通の嫁のリクエスト。
そもそもメニューの『さかな』ってなんだよ( ´艸`)
なんのお魚かは結局わからず、でも美味しかった笑
一個60円なり。
ここのおとーちゃんが自分で取っていると言うあおさ海苔の天ぷらは、
磯の香りがほのかにしてうまかった。
ビールが欲しくなるけど、ふと自動販売機を見ると…
ドクペ!!(Dr.ペッパーの事)
しかも、500の缶で100円!!
まさに天国に一番近い島…
(それはニューカレドニアです
※ドクペ…メリケンではポピュラーな炭酸飲料。関西ではあまり見かけない。
癖のある味で、初めて飲んだ時は『なんだこりゃ?』って思うほど不思議な味。
3回目ぐらいまではそれほど美味しいと思わないけど、
4本目を過ぎるとかなりの中毒性がある笑
※個人的感想です。
濃縮した杏仁豆腐味の炭酸飲料と言われると確かにそんな感じ。
インディは最低でも2ヶ月に一回は飲まないと禁断症状が出ます。
コストコとかでも最近売ってないし、
ヤマヤ(チェーン店の酒屋)で見かけたら、あるだけ買ってしまう、俺(病気
ここだけの話、ハワイ行った時もかなり飲んだ笑
それはさておき。
天ぷらをアテにドクペを飲んでると、
波止場で釣りをする少年が目に入った。
澄んだ海にルアーを投げ、アクションをくわえながらリールを巻く。
せわしい感じがする訳でもなく、
一定のリズムでそれを繰り返す。
ただ、青い海に魚を待っていた。
心を打たれた。
特別な事は何も無いのに、
その姿には、なんの迷いもなかった。
うまく言えないけど、
慣れた手つきでリールを巻く少年は、
きっと、
この海のそばで生まれ、
この海のそばで育ち、
この海のそばで生きてる。
風を感じて、波を感じて、魚と話す。
今日が特別な日なのは知ってるはず。
でも、それさえ彼の前では意味を持たない。
過ぎた事よりも、今を生きてる。
何にも縛られず、何にも臆さずに。
俺がどこにいても、何をしてても、
彼はここにいて、海を見てる。
不思議な時間が流れて、
俺の目には、神々しく哲学的に写った。
『自分を探す』
冗談めかしたブログのネタではあるけど、
俺は何かを見つけた気がした。
70年前、戦場になった島はとても静かで、
ただ風が吹いていた。
俺は自分を見つけた訳じゃないけど、
ただ風が吹いていた。
国家とか思想とかなんて、大きな意味を持たない。
自分が生きて行くことに、もっと素直で誠実であろうと思った。
奥武島に別れを告げ、またクルマを走らせる。
最後に立ち寄った岬にて。
全てが透き通った様に感じた沖縄の旅、
最後の観光地。
風とか空気が染み入る様に感じる。
パワースポットって言葉は好きくないけど、
そんな風景がたくさんあった。
※写真は空気が染み入るポーズ
アホな事も、おもろい事も、テツガクな事もいーっぱいあった。
そして俺は沖縄が好きになった。
感受性とかそういうのは、腐らせない様にいよう。
そして、何に対しても敬意を持てるようにあろうと思った。
そんな自分探しの旅。
自分は見つからなかったけど、
武井壮さんは見つけた。
※マラソンかなんかに来てたらしいです。
好き勝手、大袈裟に自分の感じたことを書き殴った日記です。
読み返して恥ずかしいなと思ったら消します(笑
またも、くだらない長文な戯れ言にお付き合いいただき、
感謝感謝です。
お粗末様でした(・∀・)
Posted at 2014/06/30 00:29:34 |
トラックバック(0)