ミンカラの皆さんこんにちは!
ご機嫌いかがお過ごしでしょうか?
いつかブログUPしようとしていたら、2ヶ月以上経過してしまいました。。。
さて、この度久々にクルマイベントへお邪魔させていただきました。
今回お邪魔したのは「あまぎ水の文化村」で開催された、いすゞとスバル車のミーティングです。
今回2回目の開催となる同イベント、記念すべき1回目は去年開催されたのですが、仕事の関係で行くことが出来ず、今年こそはと休みを取って参加させていただきました。
当初、同じレックス乗りの方々とお邪魔する予定だったのですが、どういうわけかレックス乗りの皆さん、土日が休みでない方ばっかりなんです。
結局誰一人として一緒に行ける方も無く、一人寂しくお邪魔することに。
久留米から車を走らせること1時間。現地へ到着。
会場に入ると一番初めに目に入ったのがスバル360。
当初、レックス一人ぼっちでの展示になりそうだったのか、主催者側のご厚意で先にいらっしゃっていたスバル360のオーナー様と隣同士で展示することが出来ました。
こうやってみるとやっぱり時代を感じますね。レックスと比較すると小さく見えます。
これが逆にレックスとプレオと比較すると、レックスが小さく見えるわけですが(笑)。
今回のイベントにいらっしゃったクルマたちを拝見させていただきました。

今回のイベントは旧車イベントではなく、メーカーに特化したイベント。
ですから、スバル、いすゞの歴代名車が勢ぞろい!
しかしインプレッサカッコイイですね!しかもこれだけずらりと並ぶ姿がまた圧巻!
欲しくなっちゃうなぁ。

おおっ!アルシオーネSVXだあ。
このクルマも非常にレアな存在で、現役当時でも見たことがありません。
写真で拝見させていただいたことはあっても、リアルで見るのは今回初です。
それもそのはず、ウィキって見ると何でも2,000台あまりしか生産されていないそうですから…。
いすゞ車も賑わいを見せておりました。
っていうか、本当はこっちがメインなんですよね。
自分がスバルだから、どうしてもスバル車ばかりに目が行ってしまいます。

ジェミニ。
以前、中学時代の国語教諭がこれの4ドアに乗っていて、先日久々にお会いしたので、どうしたのかと聞くと、数年前まで乗られていたようです。
この先生もまたいすゞ好きで、このモデルの前期と後期を乗り継いだそうです。

右の赤のジェミニを見ると思い出すのが、東京時代、早朝多摩センターの駅で旦那の見送りか、いつも颯爽と現れる「イルムシャー」のサイドデカールを貼った白のジェミニ。そのクルマのハンドルを握っているのはエプロン姿のご婦人ときたっ!
東京を発った3年前のその日も同じように現れ颯爽と消えていったイルムシャー。
今もなお現役でいらっしゃるのでしょうか?

一方、こちらは3ドアハッチ。足回りがキマってます。
ギャラリーのクルマも面白いのがいらっしゃいました。

ヒンドゥスタン アンバサダー。
なんとこれ、インド車です。
外装こそレトロですが、インパネ周りなどの内装が現行車並み。
それもそのはず。インドでは今もなお生産が続けられている現行車なのです。
新たな出会いもありました。
レックスに関心をお持ちいただき、お声かけ頂き(ありがとうございます!)、お話をしていたらその中の一人のおじさんが(以下会話文)、
おじさん:このクルマはセミトラ化しとるとや?(訳:このクルマはセミトラ化しているのですか?)
ワシ:いいえ。そのままの状態です。
おじさん:そりゃあいかん。今すぐにせんと。(訳:それはいけない。今すぐ対策した方がいいよ。)
おじさん:走りがかなり変わるからやってみ?(訳:走りが変わるから試してみては?)
セミトラの回路を教えてくれるとのことで、おじさんが止めているクルマの場所まで移動。そこで目にしたものはっ・・・!?

660CC、EN07エンジンになった「山田のレックス」でお馴染み、最終形KH3レックスです。
このレックスが仕事クルマだそうで、他にもサンバー等をお持ちの筋金入りのスバリスト!
本業は想像通り、電気関係に従事の方で電子回路を主にやっている方ですから、クルマ関係のことなんかもお手の物。
さらに驚きなのは、このレックスで日本全国走り回っているとのこと。
新車で購入し、メーターは一回りかふた回りしてるようです。
このイベントの数日前にエンジンを載せ換えたらしく、そのときに色も白から青になったみたいです。
エンジン載せ換えから塗装まで全て自分でやってしまうというこのおじさんは只者ではありませんでした。
更に驚くこと無かれ。おじさんのレックス車内。

センターコンソール付近がATCやら保安装置を後から後から追加し、とんでもなくなってしまった旧型電車のよう…。
聞くところこの計器類は、左から蓄電池の充電状況をリアルタイムに監視する電圧計、その右隣は携帯電話の充電状況を監視するもの。おじさんの携帯はこれまた化石のようなガラケーで、スマホのように充電のパラメータが表示できません。そこでアナログ計を用い、正確な充電容量を表示したというわけ。この表示器のおかげで、過充電が無くなりバッテリが長持ちするというわけ。更にその右隣にあるカウンタ計はブレーキペダルを踏んだ回数を表示するもの。同じ始発地から目的地まで複数ルートがあるとき、ブレーキの踏んだ数が多ければ多いほど所要時間がかかり危険箇所(事故遭遇率)も多いというわけで、おじさんはルートを設定するときはこのカウンタを見て決めるそうです。
他にも隠しアイテムが存在するそうですが、これは極秘事項なので言ってはならないと口止めされたので割愛されていますが、このレックスは見てくれ以上に高機能。驚きの機器が満載で仰天してしまいました。
んでもって、おじさんはセミトラのシーケンス図を私にくれるとのことでしたが、詳細が思い出せず、後日郵便でということになり送っていただくことに。

んでもって頂戴したのがこの内容。
結構簡単に出来そうです。
近いうちに電子パーツ屋巡りしてこよっと。
そしておじさんはセミトラのお話を終えた後、レックスに乗って颯爽に会場を後にしたのでした。
そしてまた独りぼっちになってしまった私。
話す相手もいなくなってしまったので、周囲をちらほら。
お開きまで1時間以上あったのでそれにあわせて近所を散歩。
時間までふらふらたりして戻ってきたらちょうど閉会の合図。
参加者皆さんが集まって、何やら受賞発表会が始まりました。
参加者の中から出品車両とオーナーの名前が呼ばれ、賞品を受領。周囲の方々が拍手という一連の流れの中で、自分も拍手する側に回っておりましたら、突如として…。
「今回のスバリスト賞は、レックスコンビにお乗りの白根さ~ん。」
え~っ、ワシィっ!!!そんな馬鹿な?何かの間違えでしょ????
したらば間髪入れず周囲の方々から、
「いやー。今回はやっぱりアレ(レックスコンビ)だよ~。間違えない。」
なんて声が至る所から聞こえ、イベント開催中にはレックスを見て誰も見向きもされなかったのに…。
ってなわけで、入賞してしまいました。
賞品もこれまた大きな箱に入っていて、何が入っているんだろうとあけてみてこれまたビックリ。

ヴィヴィオのミニカーとスバル車のTシャツ2着!
こんなに素晴らしいものを頂いちゃいました。ありがとう御座います。
そして、レックスのフロントウインドウを見たらあれっ?

本当だ。気が付きませんでした(笑)。
この後集合写真を撮り、解散となったのですがその間際に主催者から。。。
「レックスコンビ、久々に拝見させていただきました。特にあのホイールキャップには感動しましたぁ。あんな思い切ったデザインはやっぱりスバルらしいですね。」
ん?ホイールキャップとな??

これのことかしら?
いつも見慣れているから、何とも思わなかったですが、やっぱり変わったデザインでしょうか?
言われてみれば何となくおかしいような、キャップではなく、蓋のような感じもしないでもないです。
・・・とはいえ、参加された皆様、受賞させていただいた主催者の方ありがとう御座いました。お疲れ様でした!