跳ね上げワイパーアームに交換

我が家のy31は前オーナーが東京都所在だったため、寒冷地仕様ではありませんでした。
グレードも一番下なので至って標準装備です。
(というかそこまで考慮して車選びしてなかっただけ)

さてこの標準装備状態、これからの北海道の冬で地味に困るのが、跳ね上げが出来ないワイパーアームです。
降雪地域では夜間や吹雪の時にワイパーを跳ね上げしておかなければ、次乗るときにワイパーが凍りついて大変。

今回はワイパーアームを寒冷地仕様の跳ね上げできるタイプに交換します。

まずはパーツの紹介です。

y31用の跳ね上げワイパーアームです。

ディーラーで注文すると8000円ぐらいするとの事ですが、解体屋で転がっていたy31のタクシーからストアしてきました。ちなみに1本500円(笑)

意外と肝なパーツでネットでもかなり高値のようですね。モノは錆びこそ無いものの、色が剥げてカッコ悪いので塗装します。

洗剤で汚れを洗い流し、塗装のささくれをサンドペーパーで擦ったあと、脱脂と下地処理を行い、
塗装します。

使った塗料は染めQのブラック
スービバで小さいくせに700円と若干高めの塗料です。

ただ、価格とクオリティって比例するんですね(笑)

色が剥げてたのが嘘のように塗料できました。
正直感動するレベル。

さぁ取り付けましょう。

いよいよ取り付けです。下手くそな絵で説明します。

そのままネジをはずしてアームを交換するだけではアームがボンネットに干渉してしまうので、ワイパー全体がボンネットに隠れるフルコンシールドからボンネットからワイパーが露出するセミコンシールドに変更します。


運転席側のワイパーアームの根元のあみあみの部分を外します。マイナスドライバーを入れるところがあります。

結構固いので割らないようにお気をつけを…

外れたら左手の親指で助手席側のワイパーの根元にあるレバー的なスイッチを探ります。
適当に触っていると分かります(触らないと分からないです)

レバーを引いたら、そのまま右手で運転席側のワイパーアームを上げます。ワイパーを上げ始めたらレバーから指を離し、カチッと言うまで上げます。(少し上がったところで止まると思います)

これでセミコン化出来ました。

※この方法はGF-y31セドリックセダンでの例です。型式によってはハーネス交換などで対応する例もあるようです。

さてワイパーアームを取り替えます。

根元の六角ボルトを外し、ボンネットを傷つけないように引っこ抜きます。私の場合556をスプレーしてからじゃないと外れませんでした。無理に外そうとするとワイパーのモーターが破損しかねないので適度な力で。

外れたら、先程と逆の要領で新しいワイパーアームを取り付けます。このときボルトを強く締めずに、運転席側のワイパーがAピラーに接触したりしないかなどの調整をします。ワイパーのスタート位置を微調整します。

根元のあみあみのカバーをはめ直し、ボンネットを閉じれば作業完了です。

これでワイパーアームが跳ね上げ可能となりました!

ついでに冬用ワイパーも新調しました。

降雪時お困りの方、某仕様にしたい方(笑)
ワイパーアームの交換がおすすめです。

大雑把にご紹介しましたが、ど素人な私でも何とかなりました。

※あくまでもこの作業は一例で、加工や取り付けは自己責任でお願いいたします。