
平成21年1月に千葉から嫁いで来たレックスコンビ。
八王子から久留米へと移住し、現在は九州の地で第三の人生を歩んでおります。
まもなく5年の歳月が流れようとしておりますが、今日まで大きなトラブルも無く、元気に走ってくれております。
しかし、ただひとつ。ひとつだけ不調なものが。それは…。
クーラ。
納車時点でガス抜けで不動状態で譲り受けたのですが、クーラはあまり好きではない私。クーラの効くブルでもあまり使うことはありません。しかしながら、一個人は良いとしても周囲の人はそうは思わないらしく、最近では祖母の買い物運搬用途として使用するので、真夏は乗るのが辛いそうです。あと「エアコンついてロク・マル・ゴ」とまで表立って広告で謳っている同車では「クーラが効かない。」ってのもなんだか妙ですしね(笑)。
ってなワケで、この度クーラを復活させることにいたしました。
今回行ったお店はコチラ。
久留米市は3号線沿いにあります「橋本電装」さん。
お店の看板に「DENSO」の看板が掲げてあった(うちレックスの冷房システムは日本電装製。その証拠に自慢げに「REX AIRCON By NIPPONDENSO」なんてステッカーが張ってあるのです!)のと、近所でしたので持って行ってみてもらうことに。
原因はコンプレッサからのガス漏れ。コンプレッサー下からオイルが漏れた後があり、それはもうベタベタでした。
当初、見てもらって部品発注と言うことだったんですが、お店のコンピュータで適合するコンプレッサを探してもらったらまあなんとKM1形式が出てこないというハプニングが発生!KM2は出て来たそうですが、類似形式でも違うものだったら困ると言うことで、実装されているものを取り外し、部品番号することに。急遽レックスさんはお預かり。
暫くの間は帰ってこないだろうナァ~。なんて思ってたら3日もしないうちにお店から、電話が。
「直りましたよぉ~。」
おっ!早っ!!以前にブルのクーラを直したとき、リビルドのコンプレッサ部品納品までに半年も費やし、忘れた頃に修理した思い出があったので、今回の電話も「部品番号が判りましたのでレックスを一旦お返しいたします。」だと思っていたのでした。
以前、どこかのお店でメーカーによって部品の納期や保管方法が違うなんて聞いたことがあり、その中でずば抜けて早いのが日本電装さんで、逆に時間がかかるのはヂーゼル機器(現ゼクセル)らしいのです。その違いは日本電装さんの場合、古い車種でもある程度の保管はしてあるそうで、エアコンなどのシステムもメーカーを問わず共通化を図っているから修理も早いらしいのです。逆にゼクセルさんの場合は発注が入ってから部品供給を始めるそうで、現行車種ならともかく、20年を過ぎると殆どの部品を処分してしまっているのでかなりの時間を要すことになるらしいです。
引き取りに行って整備内容を確認したところ、驚いたのは今回クーラガスが新冷媒R-134aになっていること。これも以前聞いた話ですが、ガス圧の関係で「R-12はR-12を。」だったんですが、日本電装さんではR-12世代の車種においてもR-134a向けのコンプレッサを作っているのです!今回交換したコンプレッサもR-134aに対応したものとのことでした。
レシーバーも交換。R-12世代のものでしたら天辺にクーラーガスが循環してあるのを確認できるのぞき窓があるんですが、R-134a世代ではこれがありません。それは同ガスでは、常に気泡が発生している状態であるため、確認することが出来ないこと、ガス補充の際追加補充と言うのが出来ず、一旦ガスを抜ききってから最補充するので、のぞき窓の存在は必要ない観点からだそうです。
エバボへと繋がるホースもR-134aに対応するものと交換。
今回エバボは綺麗だったそうで、ブルのように総取替えの危機は免れました。
ってなワケでエアコンが無事に効くようになったレックスコンビNaNa。
修理工賃も両手を越すかと思いきや半分以下で復活。それもこれもガスが新冷媒になったおかげです。
正直なところ旧冷媒から新冷媒に変わったことで若干の不安がありますが、それはこれから付き合ってみて様子見ですね。
とはいえ、噴出口から冷たい風が出てくるこの嬉しさは何にも替え難いですねっ!
感無量です!!
あまりの嬉しさを記念してリアウインドーに「冷房車」ステッカーを貼ってしまいました。これはみん友様がタイムリーにお持ちだったものを無理行って頂いたものです。
チビ様本当にありがとう御座いますっ!
Posted at 2013/12/05 00:47:42 | |
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レックスコンビ | 日記