
こんばんは
今日はアルファロメオです
実はアルファロメオの記事は書く事に
多少躊躇する所がありました
けれど過去の所有車について書いて行きますと
公言した手前やはり書かないといけないだろうと思い
書く事にしました
初めてのアルファロメオであった164についてです
まず164の事の前に 何故アルファロメオの記事を躊躇するのかと言う事ですよね
普段の何気ない会話だったりすれば 勿論アルファロメオに対しての
コメントを気安く出来るのですが 事こう言う場になると尻込みしてしまいます
何故・・・それにはこの自動車メーカーの歴史を少し学びましょう・・・
1910年にA.L.F.A.で端を発し1918年にニコラ ロメオと言う実業家の方が
買収した事によって社名がALFA ROMEOに
同年には既にGPマシンを製造し参戦活躍を果たし
同時に俗に言う「オートクチュール」様式に則った超弩級高額自動車メーカーでした
およそ100年も前にこの様な方法で乗用車を製造しGP参戦で輝かしい成績を収め
およそ80年も前にレーシングカー同様なDOHCエンジンを搭載した市販車を販売し
戦火にもまれた終戦後は「プレタポルテ」様式になったとは言え そこはプレタポルテ・・・
高級既製品であり決して手抜かりがある様な物作りはされていません
そんなこのメーカーの歴史が余りにも重く・・・
なんてね・・・w
こんな受け売りと前振りは「もう良いよ!」って事ですよね・・・w
まず164を選んだ理由です
当時趣味の自動車がアバルトだった為
さすがにそんな自動車だけで生活できる訳もなく
何か探そうと どうせ乗るならイタ車で行こうと
そう思っていた当時こんな本に出会いました

ロメオ好きの方々にとっては きっと馴染み深い本だと思います
ロメオと出会い ロメオとの幸福な日々 ロメオの歴史にさえ興味を持ち
果てやイタリアの文化や歴史にまで興味を示して行く著者のエピソードが
赤裸々なまでに書されていて当時何度も読み返した記憶があります
その中でも164の部分に私は惹かれました
アルファロメオ+ピニンファリーナ・・・誰もが絶賛するV6エンジン・・・
こうして程なく私は赤いコーンズ物の164Superを手に入れていました・・・
実際運転した感じは大きさを感じさせずFFと言う事も気にならい程
山道では軽快に・・・いや寧ろ果敢にコーナーを攻める事もできる立派な物で
V6の甘美なサウンドに酔いしれながらのドライビングは中々の物でした
高速走行も得意分野のようでどの回転からもトルクフルで踏めば前に出るという感じ
特徴的な内装とあのアルファロメオの椅子の下のフレグランスの香りと
ピニンファリーナのデザイン・・・
赤いあんなに大きなセダン「少し恥ずかしいかな・・・?」とか思いましたが
そんな事も忘れさせてくれる車・・・
「ああ・・・良いなっロメオ!」
周りのみんなは批判が多めでしたけどね
ある者は「案外良いな 自分じゃ買わないけど」
ある者は「だめだろーこれ 壊れんじゃないの?」
ある者は「禁断の果実は味わっちゃまずいんじゃ?」
ある者は「快楽を味わうような物か?」
いーや F・モーリアックさん言っちゃって
「ばかな 味わってはならない快楽などあるものか」
うんうん そうですとも
ですがね・・・こいつは期待を裏切りません
ちゃーんと半年で壊れましたよ・・・
クランクメタルが逝っちゃいました・・・
その為に部品取り用にもう一台164買ったのが2台目のやつです・・・;
歴史的に見ても頭が下がる思いのアルファロメオ・・・
良い勉強をさせてくれます
今日はスペシャルゲストも用意してます
もう中学生さんどうぞ・・・
「ためになったね~ ためになったよ~」
Vol.1って事はVol.2あるの?
はい 勿論あいつスプリントザガート・・・
また気が向いた時にVol.2は・・・(・_;)
長文お読み頂きありがとうございました
Posted at 2012/11/20 02:36:55 | |
トラックバック(0) |
アルファロメオ | 日記