
CHAN YOKOです こんばんは。
今日は、308GTBQVの思い出を少し書きたいと思います。
思い出と言っても、さほどでもないんですけどね・・・。
私は、購入する車両は、大体店舗にある段階から写真を残してます。左の写真は、納車前に好みに仕上げてもらって、まだ名義変更前の写真です。手に入れてからも、このノーズ部分に何度となく、ドキッ♡とさせられたものです。
今回は、あまり難しい事は書きたくないので、あっさりとした感じで・・・(笑)
308と言っても、沢山種類がありますよね。何せ、1975~1985まで10年間も作っていたんですしね。まあ、かの911にくらべたら短いですね・・・。とは言うものの、328も含めると14年間ですか・・・割と長いです。
好みの本心から言うと、細かいディテールや、走行フィールなどは、初期型のキャブモデルで、ヨーロッパ仕様が一番の好みなのですが、購入に踏み切ろうとした段階で、既にプレミアムプライスで、とても買える様な感じでは無かったんですね(笑)
と言う事で、レオナルド・フィオラヴァンティのオリジナルデザインを、色濃く残すモデルで、尚且つGTBである事が条件となり、必然的に328は除外され、初期のキャブモデルは省かれ、多少でも元気のありそうな(笑)エンジンを搭載されているクアトロバルボーレのヨーロッパ仕様となったのですが、まあ物が無かったです・・・(笑)
ところが、忘れかけていたある日、当時乗っていたアルファロメオSZの販売店の前を偶然通りかかった時の事。ポツンと308が置いてあるのが見えました。すぐにそれが、GTBある事とQVである事が分りました。ですが、正面から見えるそれは、大きなバンパーのアメリカ仕様もしくは、日本仕様である事も同時に、見てとれたのでした。
それでも、見ない訳には行かない感じが、何故かして(笑)。行き慣れていたお店であった事もあり、その個体を少し見る事にしました。程度としては、未再生であるにもかかわらず、中々の物だったのですが、日本仕様である事を聞いて、テンション激減(笑)。だったのですが・・・試乗をさせて頂く事になり、走り始めて僅か2分程度で、そんな事はどうでもよくなり、5分後には、崇高なサウンドに包まれ自分の世界に入り、10分後には、購入する事を決断し、30分後には、書類にサインをすると言う、バカ丸出し(笑)な行動に出てしまうほど、呆れるくらい素晴らしい自動車だったのです。
噂通りのフレームの剛性感、それに直接マウントされているシフトなど、足自体は、若干柔らかめであるのですが、乗り味は、他に例える物が無い独自の世界でした。
実際納車されてからは、7000rpmを超える回転数を味わう事も出来、夢描いたカーライフを過ごす事が出来ました。
飛ばさなくても、コワァァァァー!!っと鳴き。アクセルを離すと同時に聴こえてくるカンカンカンカンカン!!と絶え間なく聴こえてくる排気音。
常に運転者に、色々な意味で、緊張感を与えてくれる、そんな感じでしたね。
そして、走る事よりも、持つ事の方に、意義がある自動車であるのかなと、思う様にもなったのは事実です。
例えば、ボディーカバーを剥がした時に、目に飛び込んで来る、キャバリーノ・ランパンテのエンブレム。直線がありそうで、よくよく見ると直線部分は、サイドラインとバンパー位しか無いとてもグラマラスなデザインである事など、総体的に素晴らしい自動車でした。
それと注目すべきは、思いのほか維持するのも容易かった印象があります。たまたまであったのかも知れませんが、、ヒューズの接触不良などのみで、困り果てる様な故障に見舞われる事はありませんでした。
あとクーラーは非常に良く効いたのを覚えています。とは言え、フロントラジエーターのフェラーリに付き物の、ラジエーターの熱風が、車内に入り込むと言う、プラスマイナス"0"的な何かでしたけど・・・(笑)
賛否両論があるフェラーリですが、私は所有した事により、愛する事が出来たのは事実です。
アルフレッド・テニスンさんが言いましたよ。
「一度も愛したことがないよりは、愛して失った方がどれほどましなことか」
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以下は、少し残っていた308のフォトグラフです。
↓の5枚の写真は、アストンミーティングに出かけた時の物です。
もうナンバーすら隠しません・・・w


↓の2枚は近所の湖にエスプリの友人と出かけた時の物です。
↓の写真はアウトストラーダにてマフラー関係とその他整備の時の物です。
アウトストラーダのメカニックの方に優秀な車両だと言われました。
↓の写真は自宅の庭にて セルシオが懐かしいです・・・w
↓の2枚はハッピー様のご厚意でOLD/NOWに参加した時の物です。

帰り道ブレーキパッドの警告灯が光り輝きました(笑)
本日は以上です。
久々に誰かが言ったで書いて見ました・・・(笑)
Posted at 2013/09/03 23:04:51 | |
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フェラーリ | 日記