
笹子トンネルで活躍したインプが復活した という記事から中津スバルのブログを適当に読んでいた.
そのとき
サンバーに関するページを見かけた.
『サンバーは贔屓目に見ても80点の出来であった.スバルが軽に本気を出したのは360とR1・R2の二回のみ』
確かに初代サンバーは360のシャシーにトラックの見た目をくっつけただけで始まった.
しかし自分はスバルがサンバーに対して本気でなかったとは思えないのである.
惰性でサンバーを作り続けるなら金のかかる四独など早々に捨ててしまっていただろうし,スーチャーを突っ込もうなどと考えもしないだろう.
赤帽専用車両などもってのほかだろう.
四独とRRの恩恵で初代サンバーの頃から豆腐屋やガラス屋が積み荷が崩れないとサンバーを愛用していたと聞く.富士重工はそういったニーズに真摯に向き合い続けてきたのではないだろうか.
記事を読んでいくと『いまスバルディーラで売られている軽トラにはスバルのサンバーには期待出来なかった利便性がある(小物入れやATレバーの操作感)』という.ちょっと笑ってしまった.
スバルはむかしっからそうだった.小物入れなんか自分の使いやすいように自分でつければ良いだろ?その代わり4発のエンジン積んでやるよ.助手席が荷物で埋まってもフロントガラスから左後方が確認出来るようにミラー改良してやるよ.こんなノリだ.
簡素ということはそれだけカスタムの幅があるという事でもある.
サンバーは日常を,人を,人間関係をときめかしてくれる車だと思っている.
自分が乗っていたのはNAのサンバーバンでだが雪道での安定性に心底驚かされた.
積載量も多く車内には固定用のフックもしっかりある.シビックサイズのSタイヤを12本積んでもまだ余裕が有り,NAながら出足が少したるいだけでしっかり流れに乗ることが出来た.
キャブオーバーで足下がタイヤハウスに押されることもなく乗用車と同じ感覚で運転出来る.
見切りもよくRRなので切れ角もしっかりある.
MTはワイヤー式で操作によってはギア鳴りするがダブルクラッチしてやれば良い.
結局何が言いたいのかわかりにくくなってきたが自分はサンバーの魅力に取り憑かれてしまった.
車は詳しくないけど一度サンバー(スバルの軽)に乗ったら他の軽トラ(他社の軽)に乗れなくなったという人たちがいた.『軽トラはスバルと決めていた』.それを誇りに『農道のポルシェ』を作り続けて欲しかったと自分は思う.
Heart-Beat Motors クルマは、あなたを、ときめかせていますか?
(これは三菱だが…)
あと
レックスやヴィヴィオが本気で作ってなきゃR1・R2なんかなかっただろうと思うんですが…?
Posted at 2014/07/05 13:13:16 | |
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