超久しぶりの更新・・・今回ほど自分のアホさ加減に嫌気がさしたことはない。
5月のとある日、関西の愉快な仲間達とのツーリング帰路で、事件は始まった。
高速走行中に右フロントのアンダーカバーが突然半脱落!
ガーガーと引きずってしまうという小っ恥ずかしい思いをした、その場はカバーを外して帰宅。
翌週末、もう2回目なのでこの板がもう脱落せぬような細工と、ダメ押しに2ヶ所ほどタッピングビスを増やすべく加工をしていたときにそれは起きた。
近くにエアコンのコンデンサーがあり慎重に位置決めをし、2ミリのドリルで2個目の穴開けのとき…
「…ッップッシューーーーーーーーッ!」
と、それはそれは身の毛もよだつ恐ろしい音と冷たいガスの噴射が…
コンデンサー後方のファンシュラウド(空気整流のプラスチック成形品)を狙ってたら、なぜかコンデンサーの底面にドリル歯が命中してしまったのである・・・orz
世界中の皆さんごめんなさい orz フロンガスを大気開放してしまいました。
修理・・・20キロもの高圧で、それも古いコア、やめたほうがいい、無理、が大勢の意見
新品・・・9.5、安くても6.5諭吉
2ミリドリル1穴で10万円以上払って元通り!?
・・・ではあまりにも悔しすぎ、転んでもただで起きたくないので
主治医の参考意見、軽自動車用の薄い効率のいいコアを流用してエアコンの効きも改善するはず・・・という魅惑的な意見でいってみようかと。
電装屋さん、ラジエーター屋さんを調べた。
数件目の小牧市に○○○ラジエーターワークスなるフェラーリのパーツも手がける、昔はFJなどもやってた店主に相談したら「最近のも効率はいいが薄く容量が稼げないのであまり変わらんかと、空間に制限があるならこうしたらどうか?」などとの相談の結果、純正サイズよりも1~2割厚みのあるコアをブラケットに合わせて造ってもらうことに。
2週間で出来上がり、国産品とそれ程違わない価格のアルミワンオフである。
「ま、容量が増えた分と、ひしゃげて微妙に漏れてた古いコアから新品になった分は少し改善かな」とのありがたいお言葉。
さっそく、新しいOリングとともに車体に取付け、電気を食う純正ファンはそのうち何とかするとしてそのまま戻し、最後にきっかけとなったアンダーカバーも落ちないように取付けて完了。
あとはガスを入れるだけ。
この年式のガスはプレミアがついちゃうR12である。代替えフロンとは微妙に効きが違うらしい、コンプレッサー設計圧力の差であるとのこと。
ヤフオクでショップの半値ほどで純度99.9%のR12を入手して、ショップで真空引き、コンプレッサーオイル、ガス充填してもらって完了。
LEDでガス漏れ発見できるあれは、すこ~しだけサービスで入れてもらった。
果たして効きは???
・・・・・・おっ前よりも冷える♪・・・気がする。
国産ほどではないが真夏でも十分使用に耐える。昔の911とは段違いである。
もっとも、愛機はここ2年位で、エキスパンションバルブ、レシーバータンク、コンプレッサー、コンデンサーと、主要部分が次々と新品になっているので当たり前か。
本日の久しぶりの朝練帰りに試してみれば、やはり前より冷えるので、設定温度を25度位と国産のように高めなセットで快適走行できるようになったのが嬉しい♪
「気をつけよう、ドリルひと穴、10万円」
の半分位で済んだが、ほんとにお粗末なお話でした。
Posted at 2014/07/06 20:00:03 | |
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