
Enjoyed BMW M6 Power Drifting!
BMW M Circuit Day in Fuji International Speedway on 7th Oct. 2010.
I enjoyed 240km/h and a little bit power drifting by 507ps (DSC OFF and Power button ON).
BMW M Circuit Day。FSW=富士スピードウエイにて開催されました。
サーキット試乗会です。
先導つきの試乗2周を4回と、Circuit TAXIというレーサーが運転するクルマの助手席と後席に乗るのが1周という内容です。
Today's menu at Fuji Speedway
M3 Coupe 309kw=420ps
M3 Sedan 309kw=420ps
M6 373kw=507ps
X5M 406kw=555ps
X6M 406kw=555ps
ヘルメットなし。グローブなし。常時先導されての走行。
それでも、
240km/hとパワースライドを楽しみました。
そういえば、
初めてだよ、今の形の富士スピードウエイ。
最後にFSWを走ったのは、20年近く前のような・・・
筑波サーキットにはずいぶん通ったけど。
講師レーサー服部尚貴氏がBMW750の先導車。
2台1組です。追い越し禁止です。
私は参加者の2台の後ろ側。
先導つきとはいえ少ない台数は楽しみ。
トランシーバーで先導車の服部さんからライン取りやペースの指示が出ます。
慣熟走行 2周 M3クーペ(DCT)参加者2名乗車。
M3、初めて。すごく気持ち良いエンジンだ。V8、420ps
DCT、いわゆる自動クラッチでATモードとシーケンシャルシフト的なセミオートが楽しめます。
シフトショックは少なく、自動ブリッピングでシフトダウンも瞬時。
V8の割にはクルマの動きは軽いです。
でも、マツダロードスターより重さを感じる。あたりまえですけど。
ここで前を行く参加者ドライバーがめちゃくちゃ遅いことが判明。
慣熟走行終了後、ピットに戻ってから、スタッフに前後入れ替えを頼むけど却下されました。
速い試乗 2周 M3クーペ(DCT) 1名乗車。
先ほどよりペースアップなんですけど、
前の参加者ドライバーが遅くて話にならない。
服部さんが無線で「ここは全開しましょう。」と言っても富士の直線で150km/hくらいでやめちゃうし。
100Rの真ん中でブレーキ踏んでるし、アウトもインも寄れてない・・・・
前にいて欲しくない走り方のドライバー・・・
めいっぱい寄せて右に左にとやったので、プレス取材の写真には使われる絵かも。
終了後、再び前後の入れ替えをスタッフに頼んだら、ようやくOK。
講師レーサー河野裕一氏のBMW 135 クーペの先導車に代わりました。
こんどは私が2台のうちの前走です。
運転するのは
M6です。V10で507ps。300ps超えるクルマは初めてです。
DSCがOFFになっていました。これで行きましょう。
Powerボタンがありました。押してみました。(400psを507psにするスイッチです。)
先導の直後で行きます。先ほど前にいた方は後ろです。安心です。
ぐいぐいついていくと、先導もぐいぐい行きます。速いです。
DCTをマニュアルモードにしましたら、シフトアップでどっかんどっかんと盛大なシフトショックです。
最近のM3のDCTのスムーズさとは違います。少し世代が古いのでしょうか。
でも、このワイルドさが好き。
8000rpmくらいまで回るエンジン音もワイルドで野太く低音と高音のコーラスでたまりません。
レーサー河野さん、少しペースアップ、100Rで少し離されました。
私もついていこうと軽くアクセルに足を乗せたら、
テールがずばぁっと流れます。すごいトルクだ。
ヘアピンでもちょい出かかるテールをカウンターで押さえて加速。
Bコーナー=ダンロップコーナー。シケインですね。
1周目は、ブレーキングで突っ込みすぎてしまいました。クリッピングにつけませんでした。
1,820kgという車重が感じられます。
13コーナー、プリウスコーナー、最終コーナーと全部登りです。
登りコーナーは、サーキットだとむずかしいですね。
平たんなコースのようにブレーキすると減速しすぎで、そうすると車速足りないと感じられてアクセルオンすることになり、パワーでアンダーからリバースしそうになる。
さて、最終コーナーは先導の河野氏が押さえるよう指示。後続を待ちます。
1400mの直線をまずはゆっうり立ち上がり、無線で指示が来ました。
「こちら135はM6より遅いの先行します。少し離れてから全開してください。」
たっぷり離れましてから・・・・
M6、507馬力、全開。
200km/hあっというまです。
240km/h超えました。
250m看板から、無線でブレーキの指示。
さきほど1,820kgを痛感したので指示に従い余裕のブレーキで安全に1コーナー。
イン側の縁石を踏みます。ダダダダってのが気分です。
とりあえず縁石は、アウトもインも踏めるところは全部踏んでいきます。
2周目の100Rは流れないように行き、ダンロップコーナーもきっちりクリップで縁石に乗ります。
13コーナーから最終まで、軽くパワースライドして、気持ちよい!
うおぉぉぉぉっ サーキットの狼の風吹裕也の気分です。
あっBMWだからロニーピーターソンか。
無線で河野さんから、おほめのお言葉をいただきました。
「M6のドライバーさん、ナイス・カウンターステアです。ありがとうございます。」
2周はすぐに終わり、ピットインします。
再び、服部さんの750が先導になり、
私は運転するのは、こんどはM3セダンで、2台のうちの前。
DSCスイッチをOFFにしました。
先導の服部さん、さすがです。2,000kgを軽く超える750を、くいくいと軽やかに曲げていきます。
気分良く全開して、コーナーもイケイケになります。
2周目の13コーナーから最終まで、毎回テールがずりずり流れます。カウンター当てすぎ。タイムを計ればこれは遅いです。ちょっと自分の下手さを感じます。
無線で服部さんから
「あれ?DSC切ってるでしょ?」
次はサーキットタクシーです。
服部さんの運転するM3セダン。DSCはONです。
服部さんの運転で驚いたのは、DSC=ONでも、ターンインでブレーキングドリフト気味な弱オーバーステアな感じになることですね。
カウンターが当たるまででなく、舵角が少なくなるターンイン。すばらしい!
立ち上がり、一瞬パワースライドしかかって、そこからパワーが制御されるけれど、失速することなくぐいぐい加速します。DSCのおかげで、オーバーステアにはなりません。
河野さんの運転するX5Mでも同様のターンインでした。
100Rの中間で一度外へ寄るところを、やや内側を通った理由を聞くと、
「X5Mは重くて重心が高いので、軽いクルマと同じ位置まで外に出ると、クリッピングに帰って来れませんので、少し内側を通ります。」
反省。DSC=ONにすべきだった。それで、ターンインで攻める走りを楽しむべきであった。
パワーオーバーは、刹那的な遊びであった。
締めくくりのお話で、講師こもださんから、
「今回のサーキットタクシーでは、講師の運転でDSC=ONのままで、ここまでスポーティーな走りができるというところを感じらていただけたと思います。」
ということで、今後、BMW M Circuit Dayに参加する皆様、DSCはONのままでお楽しみください。
講師陣が豪華でした。
こもだきよし氏
関谷正徳氏
中谷明彦氏
桂伸一氏
服部尚貴氏
土屋武士氏
高木虎之助氏
河野裕一氏
まだ他にもいらしたかもしれません。