クロスカブのテール周りの造形が気に入らないので何とかならないものかとネットサーフィンをしていると、ホンダCD50のリアフェンダーを取り付けている記事を数件見つけたので、自分も挑戦してみることにしました。
Wikiによると、正式名称は『ホンダ・ベンリィCD50』ベンリィシリーズのビジネスモデルで1968年~2007年までの生産、その中で長期に渡って生産されたのは50cc・90cc・125ccの3タイプで各都道府県警の交番にパトロールバイクとして数多く配備されたそうです。
待てよ・・・昔、交番配備のパトロールバイクと言えば、1968年12月10日に東京都府中市で発生した三億円強奪事件のバイク・・・・・あれもCD系なのかな?
と思って調べたら残念ながら?ヤマハ・スポーツ350R1というオートバイでした。
話は逸れましたがオークションにて落札したのがコレ。
これはオークションに掲載されていた画像ですが、この他に似たような画像があと2枚。
一見綺麗なフェンダーに見えるんですが・・・・・
お決まりの傷アリでノークレーム・ノーリターンの文言。
あくまで中古なので錆や傷はしかたないですがその他の不具合はきちんと説明するなり画像を添付するなりしてほしいものです。
ヘコミは2か所もあるしレンズの割れはあるし・・・今回はとりあえず装着してそのうち塗装するつもりなのでパテでヘコミは直しますけどレンズのヒビ割れは直せません。
レンズもとりあえずは使えるので暫くは使ってそのうち交換かな・・・・
本当は把握している不具合を隠してシレ~っと丁寧な文章・・・・傷アリでクレーム受け付けないって書けば故意の見落としOK。そんな事して商品を売って嬉しいんですかね•••••••
今度こそ本題に戻って••••••
リア周りの外装を外していきます、先ずはキャリアと上のパネルをバラして••••••
テールランプごとフェンダーをゴッソリ外します。
CDリアフェンダーの裏側。
けっこう錆びていたのでバフがけしてからサフェーサーを塗装。本当は有料のサンドブラストで錆びごと綺麗に剥離してもらいたかったんですが、テールレンズを購入しなければならないので経費節約の為これで我慢します。
フェンダーを取り付ける為のステーを作成。
右がフロント側用で左が後側用。本当は帯鉄という平らな鉄の板で作りたかったんですが、手持ちはアングルというL字型の板と短いアルミ板しか無いのでフロント側はアルミ板で、リア側は50ミリ幅のアングルで作る事に。
フロント側は誰が作っても基本的にはこの形にしかならないと思います。リアはアイデア次第で色々出来ると思いますが今回のはアングルのみ使用なので見た目が悪いです。
フロント側仮付け。出来ればステーをフェンダーの内側で折り曲げてナットを溶接すれば完璧なんですが・・・・・簡単仕上げなので外側で折り曲げてボルトナットで留めます。
リア側仮付け。重々しいですが仕方ありません・・・・・
大体の位置が決まったらサフェーサー~黒で仕上げます。
取り外した純正テールランプの配線からカプラーを外して・・・・・
CD50のテールランプのギボシをカプラー用に付け替えてカプラーを装着。
で、リアフェンダーは、ひとまず置いといてフロントタイヤを外します。
前後のフェンダー裏側をシャーシーブラックにて坊錆処理します。
やっと日の目を見る事になったモノタロウの塗料。だ~いぶ前に買ったんですが、たしか税込みで399円の激安価格でした、工場の味方ですが貧乏人の味方でもあるモノタロウです。
前後共にプシューっと・・・・・
表面より艶があります(涙)・・・・もっと分厚い皮膜になると思ってたんですが、思いのほかサラッとしてました。
フェンダー装着。アウトスタンディングのピリオンシート用キャリアなのでバランスが悪いです・・・・
外板を外してしまったので最大積載量を上げる為に取り付けてある木の板も浮いてます。
※ピリオンシート用キャリアの積載量アップの記事はコチラ
純正キャリアに戻して娘を乗せられるよう後方にボックスを固定。
クロスカブは1人乗りなのでタンデムステップがありません。そのうちステップを装着したいと思っていますが、加工や登録など色々と問題があるので面倒くさいんです・・・
一応完成。
外板の修理は今度気が向いたらやろうかなと思っています。
Before
After
フロント周りが丸い造形なので全体のバランスが取れたと思います。
前のフェンダーと同じスチール製のフェンダーなので違和感は無いと思うんですが、、、、
素人の雑な仕上がりですが個人的には満足です。
おわり
Posted at 2016/06/08 14:16:24 | |
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