処刑ライダーのブログ一覧

チューニングする時に、よく問われるのが耐久性について

これの答えは非常に難しく、その都度直接話ししてるけど、多分一番気になるのが圧縮比ではなかろうか？

ＶＷエンジンチューニングで、わしも最初？？と思ったのがこの圧縮比じゃけど、まず、元々の圧縮比が非常に低いのは、「たぶん」どんな粗悪燃料を使ってもトラブらない事を前提にしたスペックである事。

あと、圧縮を上げるのと、耐久性は「あまり」関係がないと言う事。

直接関係があるのは、エンジン性能と、使い方！

２００ｐｓにしてそれを使い切って走ると？想像出来ると思いますが、今の所、わしの予想を上回る耐久性を備えてるっぽい！

まあその性能を引き出のに圧縮比は重要な要素ですが･･･

圧縮を上げていくと、燃焼する前からガス温度が高くなるので、それにともない、ヘッド温度が上がってオーバーヒート（熱ダレ）を起こす。ですよね？

しかし、チューニングの場合、多くの混合気を吸入し、効率よく燃焼させるように改造するわけで、パワーに変換する率を増やしてるのでは？
あと、吸入する燃料でヘッドを冷やしていると言うこと。

燃焼温度と排気温度の差をいかに増やすか！かな？

低い圧縮では、たくさんの燃料を燃やせない＝冷えない

適当な事を書いてみたけど、本当の事は実際にやってみる！
これしかないでしょうな！


全ては「バランス」です！

だからどうなん？耐久性は？

う～ん、また解りやすい説明のしかたを考えます。

同じパワーで行くと、耐久性も含めて、全てに自信がありますけど･･･

クロスハッチの事はＢＢＳに書いたけど、ほんとは上に向かって気持ち絞って行きたいのに、逆になっとる！

ホーニングで修正しようにも元々大きめのクリアランスじゃから、こればかりはどうしようもなかろう・・・

じゃからって特別不具合もでんし、なんせ安いので良しとしてる。


理想はオーバーサイズピストンを見つけて、それにあわせる！
（ウチの８６ｍｍボアがそれ）

なんせ安い車で安いパーツ、あとはどれだけ安くいいものを造るか？

いろいろ考えるけど、金と時間が掛かるからやってない。


まあ楽しいエンジンなこと！？

幅広にしてみようかと･･･
今回はヘッドのオイルをサンプに直接戻す道を付けようかと思う。

走行中ヘッドカバーの中はチューブのリターン以上に送られてる感じなので戻りを増やしちゃろうかと･･･

さて、どうなる事か！？

たまにですが、こうやって実測することもあるんじゃ。

半田を丸めて潰してそれを測るだけじゃけど・・・

多分２１７６ｃｃのレースで走ってるエンジンの９４ｍｍ

これってどんなん？