
先週末、ずっと心に温めていた紀伊半島走りつくしの旅を強行。
伊勢神宮、熊野三社、高野山等の社寺仏閣に詣で、
峠、海岸線、激狭林道、大台ケ原と大自然を堪能。
紀伊半島は想像通りの よかとこ でした。
旅の途中、熊野古道 大門坂にて出会ったのが、
平安装束に身を固めた女性3人の旅人。
その装いはなんとも色っぽく、また涼しげであり、旅情を誘うとともに、妙に興奮をそそるものでした。
こちらの奥方達と大門坂を登りたいものだとの下心は抑えつつ、同じように坂を上りはじめると、なにやら写真を撮りたいご様子。
ここは 紳士面してお手伝いしてあげようと決心。
「写真お撮りしましょうか?」
振り返った平安装束の美女達。
「お兄さん、お願ぁぁぁーーいぃぃ、うふぅ」
還暦をとっくの昔に通り越した、おばさまたち。
馬子にも衣装?
いや、違う。
化けたか?
いや、それは失礼だ。
平安時分の男どもは女性に声をかけるときかなり注意したいに違いない。
兎にも角にも、デジカメ写真をたくさん撮り、お互いの旅の無事を祈願し、私は大門坂をいそいそと登ったのでありました。
それにしても、平安装束、、、コスプレとしては最強かもしれない。
後ろ姿だけなら、70歳、80歳でも、20歳位に見えてしまうのだから。
キツネに化かされたかな?
Posted at 2009/09/08 20:07:53 | |
トラックバック(0) |
徒然草 | 日記