
休日の湘南方面は、大渋滞でとても行けたもんではないので、平日の休みを利用して行ってきた。
本日は江の島メインで。
伊東→国道135号→真鶴道路(旧道)→西湘バイパス→国道134号→江の島→鎌倉→逗子→鎌倉→西湘バイパス(小田原ICで降りる)→国道1号線→国道135号→真鶴新道→熱海ビーチライン→国道135号→伊東
湘南は、ずーっと砂浜が続いてて、浜の向こうにモダンな街があって、同じ海沿いの伊豆とはだいぶ雰囲気が違う。ただ、車だとやっぱり観光しにくい。鎌倉方面は本当に走っただけだった。
湘南方面は、昔、東京からカブを運んだ時に1号線を走ったきりだ。東京へ行く時は小田原厚木道路を使うからね。渋滞を嫌って遊びに来たことがなかった。
今日は茅ヶ崎あたりで若干の混雑があったが、スムーズに江の島まで来られた。
江の島大橋を渡って、いざ江の島へ。
観光駐車場に12SRを停めて、江島神社の参道へ。

ここから上は軽自動車しか通れないので(多分)、救急車でなく赤いバンで迎えに行くと言う、有名な道。
ここから既にシラス丼、サザエの壺焼き攻撃が始まるが、矢張り高台の店で食べたいものだ。雰囲気は安芸の宮島にも似た、落ち着いた昔ながらの雰囲気。

素敵なお店が沢山ある。

こんな風にひょっこり入った所にもお店が。

二つめの鳥居をくぐると、傍らには
エスカーのりば。
今回は軍資金が若干の不足気味のため、歩いて登る。
それと余所の神様や仏様に、みだりに浮気しないことにしたので、お参りもなし。

ちなみに、エスカー。

次第に景色もよくなる。

江の島にはニャンコ先生がいっぱいいる。しかもでかい・・・

平日な所為か、閉まっている店も多くて少し寂しい。
この手前の店で昼食を取ることにした。うっかりしたことに店の外観を撮っていない。でも、後で下からの外観は撮っていた。

上の建物がそう。下の建物の昭和な感じの土台もイカス!
中段の建物がたぶん・・富士見亭
その名も「魚見亭」。テラス席もあって、鳶がゆらゆら飛んでいる。
が、いかんせん、今日は風が強烈だった。ていうか、俺が店に入った途端、突風がふき始めた・・・。

シラス定食とかにの味噌汁のセットを頼んだ。
写真の奥がテラス席。気丈にも一人のお兄さんが外で食事を、オーダーを取る店員さんも苦笑い。向こうにいるお姉さんは、急に風が強くなったので、中へと退散してきていた。
熱い御飯に熱いシラス。塩気もあるので、醤油はかけなかった。思えば一度にこんなにシラスを食べたことがあったろうか。10口目くらいまではおいしかったのだけど、考えてみたら、そんなに大量に口にしたいほどシラスが好きな訳でなかった。
江ノ島ラーメンに茶碗1杯くらいのシラス丼のセットとかあったらよかったのに。というわけで、次回は海老フライ定食とか、いつも海沿いの街で頼むお決まりメニューを頼むであろう。ほら、一度は定番メニューを頼まないとねえ。
「青い花」フアンとしては海花亭で「生しらす丼」食べなければいけなかったのだろうが、よく調べずに出かけたので。で、後で調べてみたけど、そういえばそこは今日、開いてなかった。
いつのまにか海が時化だして・・・

『東映』のようです。
ちょっと歩いて岩屋へ。

ただの洞窟と言ったらそれまでだが。
高知の龍河洞より歩きやすく、和歌山の三段壁よりは暖かい。三段壁の方が波が入ってきて見応えはあったけど。これでロウソク呉れなかったら、500円払う気にはなれないかも。

実際、ロウソクはあってもなくても照明があるので変わらない。燭台のシェードのせいで光が拡がらないから、漏れる光だけだと、照明の明かりに相殺されてしまうのだね。
雰囲気を愉しむには充分なのだが、俺の頭の中では「ふみ、ごめんね。ごめん、ごめんなさい・・・」と、杉本先輩の科白ばかり浮かぶのだった。まあ、ここなんか特にそうだけど、独りで行くもんじゃないよな・・・
燭台はチケット売り場(改札)ではなく、洞窟の通路を少し先に行った、岩屋1の入口で渡してくれる。で、同じ所に戻ってくるのでその時に返す。漫画で見たのとは違って、ダルマロウソクの細いやつだ。うちの仏壇でもこれを使っている。昔はお盆の時だけ太い立派なロウソクにしたものだが、今では年中これだ。
帰りは風が更に強くなっていて、飛ばされるかと思った。
「魚見亭」で教えてもらった近道(下道)を通って、参道まで戻って来て、いつも手ぶらで帰るのは何なので土産を買って帰ることにした。

来た時から気になっていた煎餅屋。「寺子屋本舗」
まあ、自分の好物だから気になったのだけど。ばら売りもしていたが、土産なので詰め合わせを。奥に贈答用もあるようだが、自分ちにそんな贅沢は要らないので、店頭にあった徳用(650円で1000円分)をもとめた。普通のあられとざらめの詰め合わせの二種類。
茶目っ気のある主人が「○○万両」と言ってお会計してくれる。

おまけに小袋に入ったあられを呉れた。道々、食べたら温かくて莫迦うまかった。
このへんで江の島を後にして、鎌倉方面へ向かう。
こうなったら併用軌道へ行かねばと思い、わざわざ遠回りをして動画を撮ったが、電車がこなかったので割愛。
だいたい、土電の朝倉と似たようなものだった。あそこと違うのは軌道が道の真ん中にあることくらいか。土電でだいぶ電車慣れしたなあ。電車は速度はそんなに速くないので、畏れることはないのだが、向こうは避けてくれないのと、車みたいに止まれないので、それを勘定に入れてこちらも運転すれば大丈夫だ。
併用軌道を終わって、小動交差点から江ノ電横の海岸線を行く。
海の目の前の駅、鎌倉高校前駅。
谷川史子先生の漫画に出てきたような・・・
今度来る時は、江ノ電のパークアンドライドで巡ろう。まだ散策するには季節が早い。今日は暖かかったけど。
そのまま逗子の入口まで行って引き返した来た。
材木座海岸-由比ヶ浜-稲村ヶ崎-七里ヶ浜-片瀬東浜(江の島入口)の車窓。
帰りは海側の車線を行くので、更に景色が良い。西湘バイパスもひと味違う。動画に撮ったつもりが、電池切れになっていた。
伊東でもサーフィンしている人はいるが、ウインドサーフィンはあまり見かけない。サーフボードを積めるスクーターに乗っている人とかいて、本当にサーフィンのメッカなのだね。

小田原市内で見つけた消防署の出動表示器。小田原提灯の形をしている。
帰りは真鶴新道(200円)と熱海ビーチライン(250円)を使ってみた。
新道はすごい近道になるね。制限速度も高いから。旧道無料化で結構安くなったし、昼間はこっち通った方がいいかも。昔はそれこそ旧135号線を通ったものだけどね。
そして、ガソリンメーター半分ででかけたけど、2目盛りくらい残っている。こういうバイパス経由の遠出が、12SRには一番好燃費になるのかも知れない。
それにしても、出かける前に洗車機にかけたのに、すっかり潮まみれになってしまった、がくり。
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ツーリング | 日記
Posted at
2013/02/07 21:52:25