
さて、中型二輪ではツーリングどころか路上を走るのも初なのですが、本日近地ツーリングを試みてみました。
世の中にはレンタルバイクというのもあるのです。これが小型免許しかないとスクーターしか選択肢がなかったりするのですが、中型になると選択肢も広がり、所有するとなると車検が気になる400ccも気負いなく借りられるわけです。大型ともなると憧れのリッターマシンやハレーイなんかも借りられちゃったりするのです。
そんなわけで気になるホンダVTR250を試乗を兼ねてレンタルです。
費用は車両保険も付けたりして1万ちょっとです。乗用車借りるより若干高く、スポーツカー借りるより安いかな。乗れる人数違いますが(ついでに1年間は125cc以上では二人乗りできないし)。、12SRに1人で乗ることの方が多いこと、目的は「運転すること」を考慮するならば、別に高くはないのです。
レンタルバイクキズキの加盟店レンタルバイク沼津店は、沼津仲見世のマルサンの目の前、昔のすみやの2軒隣にあります。まるでオートバイのショウルームのような綺麗な店舗です。経営しているのは田方自動車学校です。
店員さんは非常に丁寧な接客で、100円で荷物ネットを借りたら、ネット張りまでしてくれました。出発前に写真撮影をしてくれて、帰着時にプリントをいただきました。まるで観光地のサービスですが、ナントカシーパラダイスみたいにお金取ったりはしません。
沼津までは12SRで行ったので、借り出し後、一旦駐車場へ戻って荷物の整理と、手許のブーツで運転可能かどうか試します。

ブーツはOK
しかし、EOS kissX4にSDカードが入ってないことが判明。
まあ、携帯もハイブリッドビデオカムもあるので。
またがった感じ、ステップが随分後ろだなと思いました。まあCB400SFと比べてですが。意外と重心が高くて、ハンドリングもSFとは違っています。
そんなVTRにまたがり、根方街道から愛鷹山へ向かい、身体を慣らしてから東名を試走しました。
うん、ETCのないバイク、すっげえ面倒くさいです。グローブが邪魔くさいし、車なら取った通行券とかそのへんにうっちゃらかしとけるけど、バイクだとどうにかなくさない場所にしまわないといけません。唯一の救いは、最近の一般レーンはエンジン停めてグローブ外して、悠々とお金を払えるくらいすいていることです。
VTRふけあがりはすごくいいです。あっというまに100km/hです。
が・・・・80km/h以上は前からの風圧と高い重心でひらひらして怖い。軽いし。
R138経由でR1で箱根湯本まで降りて箱根新道で熱海峠へ。
箱根峠を過ぎたあたりから、結構冷えました。
ちょっと疲労を感じて十国峠で休憩しようとパーキングへ向かいました。しかし、もっと早く休憩すべきだったのです。
二輪車の駐車スペースへVTRを向け、着いた左足が、どうしたことか力が抜けました。
「まずい」と思いつつ、ゆっくり傾くVTR。もはやそうなると、立て直せる人は、まずいません。
隣のヤマハのマフラーにミラーを預けつつ、ぐにゃりと転がるVTR。何故か盗難防止装置が鳴り響いたので、ランスイッチを切りつつ、起こそうと試みます。
ヤマハのライダーさんがかけよって助けてくれました。若干マフラーにこすり傷ができましたが「汚れだけだよ、大丈夫」と言って下さいました。
で、専門学校の友人Yが校内で立ちゴケした時のことを思い出しました。ホーネットのクラッチレバーがポッキリ折れたのですが、ええ、クラッチレバーが変な方向向いています。まるでベスパでトップギヤに変速したみたいです。これはクランプ式に着いているレバーの取付け角が変わっただけなようで、事実、ねじったら元に戻りました。
問題は

チェンジペダルが曲がってしまった。
ところが、これが意外に調子よく変速できる。
まあ、とにかくお店にTEL
傷は帰って見てみないと判らないけど、走行に支障がないなら、気をつけてツーリングを続けて下さいとのこと。
少しブルーになり、信号待ちなど慎重になりながら熱海市内-伊東-修善寺-伊豆長岡経由で沼津へ向かいました。

冷川峠を下りる途中、段々の田んぼとアジサイ。
それにしても、おしりが痛い。どうも前傾になっているのがいけないようで、身体を起こすと腕が突っ張るし。ニーグリップしてケツにかかる力を逃がすと楽だけど、始終タンクを締めてもいられない。
もうちょっとハンドルが高ければいいのかも知れない。帰着後GSR250にまたがったら、割と自然な感じだった。しかし、重くて絶対立ちゴケしそうだ。
帰着後、傷を見た店員さんは「見積もりもつかないくらい小さな傷です」ということで、追い金が発生することもなく、ほろ苦い初ツーリングは幕を下ろしたのでありました。
Posted at 2013/06/23 21:58:46 | |
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