
この春から定期運用がなくなってしまった、東海バスのボンネットバスのいすゞBXD30「伊豆の踊子号」。なかなか目にする機会も限られてきました。
天城湯ヶ島の
天城ミュージアムで開かれる伊豆鉄道博覧会で展示されるというので、見に行って来ました。沼津あたりで何度か走っている姿は見かけたことあるのですが、腰を落ち着かせて見るのは、実は初めてです。
南国の道、颯爽と行く、バスは明るいイエロー・カーでございます。

車高、高いですね。何故かナンバーがバンパーより高い部分に設置されています。
この車は東海バス生え抜き車で静岡ナンバーですが、実は再登録車です。
「伊豆の踊子号」は1976年から運行されているのですね。沼津ナンバーは1977年にできました。最初のナンバーは静ナンバーだった・・・のじゃないかと。1964年式なので。


車速灯(だと思う)はつかなかったと思うのですが、アポロは現役です(なんか収まり切れてませんが)。
最近のバスは車高灯もないですね。

フェンダーポールはフラッグ用なのでしょうか、マーカーにしては短いけど。

走ってるとまるっこくてかわいいおしり。壁に寄っちゃってよく見えないけど。
実は、かつて「伊豆の踊子号」には2号車がいて、稲取営業所所属だったのですが、手放してしまいましたね。同じBXD30でしたが、顔つきが4灯タイプで、伊東の消防団のポンプ車で馴染みのある顔でした。もともと奈良交通の車で、ドア位置が車端でなく真ん中にあり、出自が自社でないのも物語っていました。
ミュージアムも入ってきました。
史料では東海バスのパネルが意外と豊富でしたね。温泉駅を現本社としているあたり、何かの使い回しっぽかったですが・・・・。昔は伊東駅の発着所が現在より線路寄りで案内所の建物部分までバスを付けていたのが興味深いですね。祇園の売店のあるあたりは昭和50年代まで出口専用の改札があったのですが、伊豆急のない時代、伊東から先はバスだったので、まさにバスとドアツードアだったのですね。
展示品では伊豆箱根の鉄道部門が目立ちましたが、伊豆高原駅の伊豆急の展示の方が充実しています(個人の感想です)。
写真も撮ったのですが、開催期間中なのでさし控えます。
懐かしいブリキのおもちゃ、鉄道友の会静岡支部報「展望車」の表紙(これが一番枚数多かったが、こればっかり見せられても・・・(個人の感想です))
伊豆をイメージした鉄道レイアウトは非常に充実していました。西伊豆フェリーまであった。
奥行きでいうと大人500円なりの展示内容ですが、みどころ、まとまりのある展示だったと思います。
Posted at 2013/10/06 21:35:49 | |
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自動車 | 日記