台湾suzuki純正DB-DWR交換及びプーリーO/H
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
週末にロングライドを決定してますし、純正メーターのODOを含むアドレス君の総走行距離が2万Kmに達しようとして来ましたので、駆動系のO/Hも兼ねて、ドライブベルトとウエイトローラーを交換します。
使用パーツは在庫で
DBは台湾スズキ純正ベルト
WRはDAYTONAのDWR-17g
を使用して交換です。
LCDの表示総走行距離は 18175Kmです。
夕方で時間も余り無いので、今回はファイナルギャボックスのOIL交換は次回機会とし作業メニューから削除します。
2
取り敢えずドライブケースのカバーをちゃちゃっと外し、ドライブ及びドリブンプーリーを取り外しました。
車載して居る手持ちツールでの作業ですので、ハイテク抜き。手間とテクは要りますね。
3
取り外した新車装着品の純正DBです。2万Kmを走ったベルトですが、見た目にはまだまだ行けそうです。
ベルト幅を計測して見ると、18.55mm
スズキのテクニカル使用限度は18.9mmと言う事ですので、-0.35mmの限度超過でした。
エマージェンシー用にストックします。
続いて、ドリブンプーリーをO/Hする為にクラッチセンターナットを34mmの
ボックスレンチで緩め分解します。
4
ドリブンプーリーを分解しながらパーツをパーツクリーナーで洗浄、点検しながら並べて行きます。
走行中ドリブンは常に動いて居るパーツなのでスムーズに作動し、ガタが無い事が大事。摩耗してクリアランスが広がると、ベルトの負担が増えて悪影響を及ぼします。良好な時に一度ばらして感覚を体験しておくと良いです。
ベアリングは指で回して損傷が無いかを確認します。
今回はすべて問題無いので新しいグリスを塗布、組み立てに回します。
5
トルクカムもローラーピンと共に綺麗に洗浄。
特にスリット部分の摩耗に注意して点検します。
此方も問題無し、Oリング等も点検しグリス塗布。
遠心クラッチも清掃点検しドリブンを組み立てます。
6
最後にパーツクリーナーで脱脂を兼ねて清掃します。
続いてドライブプーリーのO/Hに取り掛かります。
7
此方の分解にはツールは必要なし、ランプレート、スライドピース、WRを外し点検しながら清掃、並べて行きます。
WRは少しフラットスポットが発生しだして居ります。今回はDWRに交換します。
点検清掃後DWRに薄くローラーグリスを塗布プーリーに組み付けランプレートを組み付け此方も完了です。
DWRには方向指定は有りませんが、後の為に方向を揃えてセットしました。
ドライブケース内を清掃後プーリーをセットします。
8
後は逆手順で組み立てて行きます。
ドライブベルトのサイズはギチギチで、普通に掛けるだけではボスピンに掛かりません。ドリブンプーリーを少し広げ、ベルトをドリブンに落とし込みボスピンに掛けます。
後は、ドライブフェースをハメてベルトを回しながらセンターナットを規定で締め付けて完了です。
ケースカバーを復旧してすべての作業終了です。
100Km程ベルトの慣らしをすればOKですね!まあ、急〜に気を付け、普通に運転すれば問題無いでしょう。
純正ベルトですし、次回は3万KmでプーリーO/H,4万Km位でベルト交換かな?
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