試乗をするということ。

レクサスに足を運んだのは、今回のIS300h購入が初めてではありませんでした。５年前、マークＸに乗っていた時に、買い替えの候補として考えていたのがHS250h（http://lexus.jp/models/hs/index.html リンク先は現行車種。検討したのは初代。）という車でした。

この車はレクサス初のハイブリッド専用車として投入され、折しもエコカー減税が始まったばかり。価格は消費税（５％）込み３９０万円からと当時レクサス車の中で最も安く、手が届かないわけではなさそう。
とりあえず試乗してみるかと思い、敷居が高そうなレクサスにそれなりの格好をして行ってみました。出迎えから違うんです。ホテルの正面に車をつけたときのように、中から背筋を伸ばした人が迎えに来てくれます。話し振りもすごく丁寧です。心地よい空間が広がります。
さて、準備してもらい試乗したところ、僕にとっては合わない車とわかりました。というのも、Ａピラー（フロントガラスの左右の支え）が結構厚く、右前方の視界を邪魔したのです。運転中にかなり大きめの死角が発生し、不安を感じる車でした（あくまでも僕にとっては。多分体格や運転位置の問題です）。
そして、HSとほぼ同じ形をした兄弟車のトヨタSAI。これも同じことを感じたのでした。
車は見かけやカタログからわかる性能だけではなく、実際に運転してみないとわからない。この実感をきっかけとして、それ以降ディーラーでの試乗を積極的に行うようになります。

まあ、試乗はタダだし。いろいろ乗れるし。
車の癖というか、性格というか、３０分程度の短い時間であっても自分の体格や運転の仕方に合うかどうかくらいはそれで判断できます。

前のカムリもちゃんと試乗してから買いました。アクセルの反応の良さ、視界、車内の広さ、座り心地、そして当時はアパートの狭い駐車場だったのでちゃんと駐車スペースに停められるかどうかの確認までして選びました。

そして今回もまずは試乗してみようと思い、目当てのIS300hがレクサス熊本東に置いてあることとすぐに試乗できるかどうかまでを確認してから行ってみたのです。（続く）