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ガソリン入れた直後、信号までの100mを電気のみで走った写真。幻の99.9km/L！


そして、家まで帰ったときの記録。いい数字が出ました。

さて、１月中旬に試乗したIS300h。
ドアを閉めた時の音、シートの座り心地、ハンドルの感触、どれを取ってもさすがにレクサス。いい車っていうのは、最初から「馴染む」んだなと実感。良すぎて、自然な感覚でいられるから、１回の試乗ではそういった部分が気にならなかったのが正直な所。そこが気に入って買う！となったわけではありません。

前のエントリーにも書きましたが、決め手は、操作性。
ハンドル、アクセル、ブレーキの反応です。自分の思い通りに動くことが如何に安心した運転につながるかを実感したのです。

試乗って、時間は短いけれど、とても大事ですね。
車って、メーカーもたくさんあるし、ボディタイプもたくさん、デザインもたくさん。その中から、大抵は最初に見た目から入って、機能・装備を見て、家族構成や使い勝手を考えて…となると思うんです。
しかし、よくよく考えれば、車は自分の大事な人を乗せて運転するもの。「運転する人が一番運転しやすい車」が、自分の大事な人だけでなく、同じように周りの車を運転する人たちをも守ることになるんですよね。

これなら安心して運転できる。

そういった視点で選んでみることが、実は大事なのかもしれません。

レクサスに足を運んだのは、今回のIS300h購入が初めてではありませんでした。５年前、マークＸに乗っていた時に、買い替えの候補として考えていたのがHS250h（http://lexus.jp/models/hs/index.html リンク先は現行車種。検討したのは初代。）という車でした。

この車はレクサス初のハイブリッド専用車として投入され、折しもエコカー減税が始まったばかり。価格は消費税（５％）込み３９０万円からと当時レクサス車の中で最も安く、手が届かないわけではなさそう。
とりあえず試乗してみるかと思い、敷居が高そうなレクサスにそれなりの格好をして行ってみました。出迎えから違うんです。ホテルの正面に車をつけたときのように、中から背筋を伸ばした人が迎えに来てくれます。話し振りもすごく丁寧です。心地よい空間が広がります。
さて、準備してもらい試乗したところ、僕にとっては合わない車とわかりました。というのも、Ａピラー（フロントガラスの左右の支え）が結構厚く、右前方の視界を邪魔したのです。運転中にかなり大きめの死角が発生し、不安を感じる車でした（あくまでも僕にとっては。多分体格や運転位置の問題です）。
そして、HSとほぼ同じ形をした兄弟車のトヨタSAI。これも同じことを感じたのでした。
車は見かけやカタログからわかる性能だけではなく、実際に運転してみないとわからない。この実感をきっかけとして、それ以降ディーラーでの試乗を積極的に行うようになります。

まあ、試乗はタダだし。いろいろ乗れるし。
車の癖というか、性格というか、３０分程度の短い時間であっても自分の体格や運転の仕方に合うかどうかくらいはそれで判断できます。

前のカムリもちゃんと試乗してから買いました。アクセルの反応の良さ、視界、車内の広さ、座り心地、そして当時はアパートの狭い駐車場だったのでちゃんと駐車スペースに停められるかどうかの確認までして選びました。

そして今回もまずは試乗してみようと思い、目当てのIS300hがレクサス熊本東に置いてあることとすぐに試乗できるかどうかまでを確認してから行ってみたのです。（続く）

納車から半月が過ぎ、だいぶ乗り慣れてきたLEXUS IS300h。
CAMRYと比べると、EVでの速度域が若干狭いようですが、今のところ車内の表示メーターで12.0km/Lを指しています。いい状態です。
さて、今回IS300hを買うきっかけになったのは http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/7095242/ でした。CMで流れている、今月限り受注の緑色のクラウン。色が良すぎて、本気で欲しいと思ったんです。
１月に情報が出て、とりあえずベースとなる車両のクラウンアスリートSに試乗してみようと思い、ディーラーに行ってきました。
ところが、僕の感覚には合わない。
クラウンはやっぱりクラウンで、後ろに人を乗せるためのもの。乗りごごちは最高。でも、スポーティな味付けとなっているはずのアスリートでさえ、アクセルやブレーキ、ハンドルの反応が一歩遅い。手足の延長として機敏に反応してくれる車がいいんです。
それから、１月の時点では価格も装備も発表はされていませんでしたが、アスリートSの本皮仕様がベースになるという話はディーラーにも入ってきていて、一度だけ乗ったことのある経験からすると、本皮シートは避けたい。
また、価格帯も予想される装備を考えるとおそらく５６０万円くらいになるだろうとのことでした（実際それくらいのようです）。
そこで考えたのが、性に合わないクラウンにこれだけ費用かけるくらいなら、LEXUS買えるんじゃないかと。
前々から気になっていたISを見に行って見ることにしました。（続く）

２０１５年３月１５日に、IS300hが納車となりました。

前に乗っていたCAMRYもいい車でした。車幅がクラウンより広く1825mmあり、その分車内も広く、ゆったりと利用できました。その割に最小回転半径も5.7mとバイパスならUターンもできるほどでした。
ただ、CAMRYはFF。僕はCAMRYに乗るまで、自分の車としてFF車は持っていませんでした。

CAMRYの挙動でどうしても慣れなかったのはこの部分でした。
カーブで速度を落とした後に再度速度を上げるときの、車両後部が振られる感覚。
ブレーキをかけるときに前のめりになる感覚。
曲がるときのFF故のハンドルの感覚（回転するタイヤを左右に動かすこと）。
何とかそれに慣れようと車の癖を把握し、運転の仕方を変えようとしてきましたが、やっぱりそれがストレスになっていたみたいです。

IS300hに試乗した際、それらを一切感じなかったのです。
CAMRYの前に乗ってきた車は、チェイサー、マーク２、マークＸで、全てFR。

微妙な感覚なんですよ。でも、その微妙さが、ずっと違和感で残り続けていたんです。
IS300hに試乗した際、CAMRYで感じていた違和感を一切感じなかったんです。自分のハンドル操作に追従する前輪、アクセルに素早く反応する後輪、思い通りに調節できるブレーキ。
内装の素晴らしさや、オーディオシステムの音質の良さはもちろんですが、車は操作性が一番だということに改めて気付かされました。

今後は、FRしか買いません。