13万9532キロ バッテリーのメンテナンス(デサルフェーション作業)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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走行は13万9532キロ、なんとなく、最近スターターモーターの回り方がやや鈍いように感じてきました。
始動できない、もしくはやっと始動できるというギリギリの程度でもないのですが、バッテリーが弱ってきているのが、なんとなく感覚でわかります。
そんなわけで、今回もまたまたバッテリーのメンテナンスをします。
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ちょうど1年ほど前に同じ作業をし、バッテリー自体を交換せずに済んでいるため、今回も同じことをします。
この作業に関してはいつも電気系に関して伝授いただいてるYamae師匠から色々教わりました。
今回もNocoのジーニアス10という充電器を使っての作業です。10Aの充電器です。
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そしてYamae師匠のご指導の元、今回から導入となったのがバッテリー・アナライザーです。
Ancel BA301という機種で、この数ヶ月購入しようと思っていたのですが、値段が上がってしまい下がるのをずっと待ってようやく購入できました。
これは12Vはもちろん、バイクなどの6Vにも対応している機種です。
バッテリーの良否や寿命は電圧だけでは判断できない点、また最近の車は今まで以上にバッテリーに頼っているため、出先などで立ち往生しないためにも健康状態の把握がますます重要になってくるため購入に踏み切りました。
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車を最後に使ってから5日経過した時点で車からバッテリーを降ろした状態を計測したものです。
CCAは325Aで、電圧も12.29Vと低めです。
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まずは満充電にします。この充電器は通常の充電プログラムにおいても、一定の間、パルス充電を行い、サルフェーション(内部の固形化)の解消を試みるようになっています。
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通常充電プログラムで充電した結果がこちらです。
CCAは380Aになり、電圧は12.96Vになりました。一応軽目なデサルフェーション作業を実行したと解釈してよさそうです。
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デサルフェーション・プログラムを実行します。4時間ほどでプログラムが自動終了します。
そして再度確認するとCCAは379A、電圧は12.95V、全然変わってないではありませんか!っていうか、1AほどCCAが落ちてます。誤差の範囲だと思われますが...。
これはデサルフェーションしてもだめなレベルになったのか、よくわかりませんが、再度デサルフェーション・プログラムを実行します。
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2回めのデサルフェーション・プログラム終了後はCCAが394Aまで回復しました。
デサルフェーション・プログラムはバッテリーに負担をかけるため、3回目はせずこのまま使うことにしました。
CCAが394Aあればしばらくは大丈夫ですし、また弱ってきたなと思ったら再度デサルフェーションをする予定です。
肝心の実際の始動時のスターターモーターも回転は以前同様元気なものになりました。1週間おいても変化なく元気に回ります。
この方法でバッテリーの寿命を伸ばすことができ、交換せずに済みます。事実Yamae師匠は同じバッテリーをこの方法で12年あまりお使いになったとか。
お財布にも優しいですし、環境にも良いわけです。
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