３４万４６００キロ　整備とブレーキディスク、ドラムの交換　１

欧州品の品質不良はこれですね！
（昨日からローターの歪みをアップさらたページを探してました(^^)）

これは酷いですね。
ハードブレーキング時の破損が怖いですね！
私の外したディスクも何故か色がまだらになっていました。　
重要保安部品の品質はしっかりしてほいもんです。

コメントありがとうございます。

　そうなんですよ、ちなみに私のアベンシスのトヨタ純正品も当初はイギリス製だったのが後にドイツ製になりました。やはり何らかの問題があったのだと思います。

　使用環境の違いで、焼入れを怠っているのだと思います。日本では渋滞も多く、オートマ比率も高く、ブレーキを多用する機会が多いためディスクの耐久性や信頼性はかなり重要ですが、こちらで一度走り始めると80キロ以上は維持して走ることが多い環境ゆえ、ブレーキに対する負担もそれほどないのだろうという考えなのかもしれません。一応ヨーロッパですが、ドイツのアウトバーンなどとは違い法定速度は110キロという環境下です。

　ただ車社会のため、乗る人はとことん乗るため、いわゆるフリートと言って、法人で台数をまとめ買いして長距離を走る使われ方をする車種、つまりアベンシスのライバル車種がそれにあたり、それらはすぐにこのブレーキの問題が明るみに出ますし、2000年頃からこの問題がちらほら耳に入ってきました。

　品質の悪さの裏には価格があります。研磨するより買い替えた方が安い価格帯になっており、そのためどうしてもコストダウンをしようとするのでしょう。そして中国がからんで来ると更にこの動きに拍車がかかるわけです。

　知り合いの整備工場などでも客がブレーキ時のブレを指摘すると、「ディスクが歪んでるから交換だね」なんて軽々しくいいますし、客も価格を聞いて「それなら交換しておいて〜」なんていう運びです。研磨という概念がないのは元より、本来そんな距離で歪むのはおかしいという疑問も持ち合わせていません。

　巷がこのような動向下、粗悪品質でも高額な部品価格を請求するメーカーもあり（主にドイツ勢）、それらに対しては研磨という選択肢も残されており、うちの行きつけの4輪アライメントをしてもらっているところは研磨の機械がありました。