37万6300キロ 後ショックアブソーバー&バネの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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走行は37万6300キロ、最近仕事で忙しくなり乗る機会が多くなりました。そしてなんかリアが沈む感じが否めません。
ショックが完全に抜けきっているわけではありませんが、高速走行時の不安定感が増したこと、そして大きな段差などを乗り越えた時の沈む感じが増大しつつあるため後のショックアブソーバーを左右セットで交換することにしました。
同時にバネも走行距離から察してかなりの疲労が予想されるため交換します。
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今回も交換に選んだのはカヤバことKYBのショック(欧州向け製品Excel-G)とKYBのバネ(K-Flex)です。
前回の交換時(2008年3月)もKYBのExcel-Gを使用し、あれから10万7300キロほど走った計算になります。
この近辺は減速用の段差が多いことまた、重い荷物を積んで走る事が多いこと、更にまだ抜けきっていないことなどを配慮すると耐久性共に優秀なショックと言えます。
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こちらがKYBのバネ(K-Flex)です。
この型のアベンシスはワゴン、セダン、ハッチバックの3つのボディー形状がありましたが、ほとんどの社外部品メーカーが共通のバネを割り当てているのに対し、KYBはそれぞれにちゃんと違うものを割り当てていることがすごく評価できます。
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もちろん、今回選んだのはワゴン用で、仕様を見ると径がセダンとハッチバックのものと比べるとやや小さくなっており、巻き方も異なり硬さの調整がされているのが伺えます。
欧州車、特にフランス車は普通に乗っていても8万キロほどでバネが折れる事例が多々報告されていますので、このような走行に直接係る重要な部品は信頼性の高いメーカーのものを装着することがとても重要ですので、KYBを選びました。
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KYBの表記と塗装もしっかりしています。
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こちらが取り外したストラットです。ショック自体の漏れなどもなくまだいけそうですが、ヘタってきているため交換です。
錆もそれほどありませんでした。
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こちらが取り外したバネです。
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新旧比較。バネの巻き方が異なっているのが分かると思います。更にバネの高さもこれは写真のせいではなく、実際も異なっているのです。新しいバネの方が外したものに比べてなんと20mm低いのです。こんなこともあろうかと、作業前に車高をきっちり計測し、20mm低いにもかかわらず実際に車両に組んでみると交換前に比べて車高は15mm上がりました。もちろん下ろしてすぐに計測したわけではありません。
え?なぜ?と思われる方もいるかと思いますが、これは外したバネが柔らかいことを意味します。バネは33万キロ時に一度中古のハッチバック用のものを入れておりますので、ここに差が出てくるわけです。
もちろん、作業の後は4輪アライメントをとってもらいました。車高は15mm上がり、荷物を積んでの走行でも沈みが収まり運転しやすくなりました。
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