三瓶小豆原埋没林公園
三瓶小豆原埋没林の形成には、三瓶火山の活動が関係しています。三瓶火山は、約10万年前から活動してきた火山で、7~8回の活動期が知られています。3500~3700年前の活動の時、山ろくへ流れ下った噴出物(火山灰、火山レキ)が巨木の林を立ったままで埋積しました。
噴出物は土石流や火砕流として流れ下り、巨木でさえもなぎ倒すほどの強烈なエネルギーを持っていましたが、小豆原の木々は地形的な偶然によって倒されずに残りました。
三瓶小豆原埋没林を埋めている地層は、上から順に「火山灰が水で運ばれて静かに堆積した層」、「火砕流の層」、「土石流の層」にわかれています。
土石流の層は、山体が大きく崩れたことによって発生した「岩屑なだれ」の末端で、岩屑なだれの本体が小豆原川の下流をせき止めたことが、埋没林を深く埋めた大きな原因でした。
谷の下流がせき止められ、ダム状態になったところに周辺から水が流れ込み、水で運ばれた火山灰が厚く堆積したのです。
埋没樹のうち、火砕流におおわれた部分は樹皮の表面が焦げていますが、深部までは炭化していません。おそらく、火砕流の堆積直後に水が流れ込み、温度が一気に低下したと思われます。
だ、そうです。
地図
関連情報